自己愛性人格障害(070) はじめまして
ひっそり始めたこのブログ。私的な備忘録に産毛を生やした程度のつもりでしたが、いろんな方々が訪れ、またコメントをくださり、とても感謝しています。そして最近、いつもコメントをくださる、ゆきさんが、ご自身のやはり自己愛性人格障害を扱ったブログで紹介してくれました。おかげで急にアクセス増えてビックリ! ありがたいやら、面映ゆいやら。
一般論としての自己愛性人格障害の事を読んでも、なかなかツンとこない、いやピンとこないのですが、筆不精で面倒くさがりのワシですが、実際の自己愛性人格障害者と接する機会を不幸にも得たため、その実態を、これからも、想い出しつつ書いていきます。最近、このブログにおこしいただいた方に、改めて今までの概略を簡単にまとめたいと思います。
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ボクの会社では、事業の一部門として訪問介護をやっていた。その事業所を任せていたのが、よりによって自己愛性人格障害者なのでした。本社の財務状況に余裕があり、余剰資金での事業だったので、まあお金出してあげるからやってごらん、程度の意識だった。しかし。。。「自己愛性人格障害者に大切な財産と時間を委ねてはいけない」。このようにハッキリと書籍「良心をもたない人々」に書いてあるのを読んで、俺のことじゃん!と思わず笑ってしまった。。。が、それはずっと後の話。
そして、そこに付け込んだのがご存知、このブログの主人公、身体障害者の人格障害者、バツイチ50代の自称(詐称)「大病院の看護婦長」である。通称、人格障害者ウッキー。
ワシが資金を出してやって、備品からなにから揃えてやって役職に就けてやったにも関わらず、この人格障害者は、ワシの見えないところでサボり、会社の売上関係なく給料は上から降ってくるのをよいことに、仕事を選んで面倒な利用者(お客)は断っていた。定時で帰って毎晩横浜のライブハウスまで遠路はるばる往復3時間、そこの店員いわく「皆勤賞」で遊びに行ってた。
会社の備品を盗み、会社の経費で自分のものを買っていたという横領犯。しかも盗んだのは部下がやったことだと責任逃れ。後から露呈した、このようなワルの武勇伝は数知れず、そしてもちろん、自己愛性人格障害特有の、わけわからん嘘、言い訳、責任逃れをしゃべりまくる。
当時は人格障害について知識がなく、ちょっとおかしいなとか、物忘れが激しいなとか、その程度にしか思っていなかった。仕事が円滑に進むならと目をつぶっていた。不思議だな、変だぞ、という違和感はあったが、それが何によるものなのか判然としなかった。その正体が、自己愛性人格障害者でした。
このブログは、この人格障害者の事を書いています。いつまでネタが続くかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。
こんにちは。Google検索からきました。38歳兼業主婦、海外在住です。
母が十中八九自己愛性人格障害です。
専業主婦の母は父の働いたお金を自分のもののように管理し内緒で使い込み、自分では働きもせず宗教活動に専念してはや40年。
過去2度ほどこちらへの渡航費用を私から借金、返却期日を連絡なしにオーバー。計算すればいついくら返せるかは火を見るより明らか。なのに「返せると思ったのにこんなことのなって申し訳ない。お父さんも年だし行かせてあげたかった」。こんなことになってじゃなくて返せないのは一目瞭然だったのを返すと嘘をついたでしょ。お父さんを引き合いに出して私の同情を買ってるけど、本当は自分が海外旅行して宗教仲間に「娘が海外にいて~」っていいたかっただけでしょ。
これらを含めて使い込み、借金は全部父には内緒。小さい頃から「お父さんはすぐ怒鳴る怖い人だからお父さんには黙ってて」ばかり。
こちらのブログに出会って、母は治らないし、信用してはいけないのだなとやっと分かりました。どんな母でも母は母です。でも彼女とは普通の人間同士の関係は築けない。共感も信頼も一方通行でしかなく、そしてそれは彼女自身にもどうしようもないのだと分かりました。
ご自身の貴重な経験をブログにしてくださってありがとうございました。
***ゆきりんこさん
コメントありがとうございます。
「お父さんはすぐ怒鳴る怖い人だからお父さんには黙ってて」
これは、ゆきりんこさんとお父さんを離反させる手口でしょう。
お父さんにバレると困るので、口止めしているだけです。
お父さんに否はありません。
ウッキーが「稲ちゃんには言わないで欲しい」と、
足をクネクネさせながら言いに来た話と同じです。
このブログ凄いです!
私も職場の一番キャリアだけ長い人にモヤモヤしてまして、
そのモヤモヤに相対する程深く関わらずスルーしてきましたが、
レベル格差あり過ぎの出来るパートさんが採用されてから彼女の暴走が始まり、
他人を巻き込み思い通りに事を動かそうと嘘をついたり、
無理のある正当化をしたり、被害者面したり、
言ってる事がコロコロ変わるのを目の当たりにして、
被害者が増えており、さずがに本人もマインドコンロールが効かないと思ったのか?
退社希望を直上の上司に伝えたようです。
それをまた聞きしてバンザーイ!と一瞬喜んのですが、
退社予定まで半年も先かーと分かった時点で、もう死んで欲しいと思いましたよ。
話しても通じる相手ではなく、
言いたい事も言えず、
私が出来る事と言えば、アドラー心理学的に言えば、
課題の分離をするために、境界線をキッチリ引く事ぐらい。
ただ面白がって深い心理的な領域まで探ろうとすれば、
相手が自殺するぐらいの危険領域まで入る可能性があるので、
防衛戦を張るのに必死です(笑)
私も自分の為に色々読み調べましたが、
調べていると、救いようもないし、救われようもなくて、
問題が明らかになってもどんどん気分が暗くなってしまうんですが、
このブログの、笑えるレベルの痛快な鋭さ、端的な指摘、
ブログ主様のブレなさに感服しました。
私もそこを目指したいと思いました。