Home > ブログ > 自己愛性人格障害(219) 豹変 5 「脅迫」

自己愛性人格障害(219) 豹変 5 「脅迫」

さて、しつこいようだが、
姉さんと上原の話の続きである。

上原の怪しさに気付いた姉さんは、ずっと連絡を絶っていた。
しかし、何度も何度も上原からメールが届く。メッセージが届く。
共通の知人を通して連絡をつけようとする。
無視すればするほど、あらゆる手段を講じようと頑張る。

なんとなく嫌われているというのは感じていても、
はっきりさせるまで引き下がらない。
「俺がこんなに何度も連絡するのは、アイツが無視するからだ」
「俺が何度も連絡しているのに無視するとは、アイツはひどい奴だ」
だんだんこんな思考になっていくのだろう。

薄々、嫌われているのは感じていても、
もしかしたらという一縷の望みをかけて、気を引く言葉を投げかける。
上原の場合は、殊勝な態度でメッセージを送ってきた。
「今でも友人だと思っています。無視されるので人間不信になっています」

ところが、あれだけ連絡が欲しい、無視しないで欲しいと懇願しておきながら、
いざ、返事をもらい、それが自分の意に反したこと、批判する内容だったら、
急に態度が豹変し、今度は、ぶわ~~~~っと悪口を書いてきた。
人格障害者の教科書通りの言動、お馴染みの光景ですね。

*****

佐村河内は、まったく音楽的素養がないにもかかわらず、
ゴーストライターを使い、作曲家を自称していた。
ゴーストライターの新垣さんは、世の中を欺いている罪悪感から、
こんな関係はやめようと何度も佐村河内に伝えた。
すると、佐村河内はこのようなメールを送ってきた。

「国民を騙し続けた悪しき18年間の真実を洗いざらい遺書として配り、
夫婦で自害し全国人に死んでおわびする」

佐村河内は、自分の意に反したら死ぬ、
そしてそれは新垣さんのせいだぞと言う。

よく考えずとも、悪いのは佐村河内である。
死ぬも生きるも佐村河内の判断である。
それを、死ぬのはあなたのせいだと新垣さんに、
いわれなき罪の意識を植え付けようとしているのである。

話を上原に戻す。
上原は、無視を続ける姉さんに「無視されるので人間不信になった」と訴えている。
自分は人間不信になった、それはあなたのせいですよ、と言いたいのだ。

無視されるような原因は誰にあるのだ。
自分のしてきたことを棚に上げて、何を言っておるのだ。
それを、人間不信になったのは姉さんのせいだと、
いわれなき罪の意識を植え付けようとしている。

はっきり言って、これは脅迫である。
自分のいうこときいてくれなきゃ死ぬぞ、病気になったぞ、人間不信になったぞ、
夜も眠れません、鬱病になりそうです、食事ものどを通りません、ため息ばかり出ます、
「これらはすべてあなたのせいですよ、いいんですか?」

知ったことかと言いたい。
姉さんは「何でも人のせいにするな」と正当な返事をしたが、
新垣さんは、それを真に受けて作曲を続けていた。
きっとこういう人が、人格障害者どもの被害に遭いやすいタイプなのだろう。

人格障害者どもは、相手に罪の意識を植え付けようとする。
貸しを作ろうとする。
プレゼントをあげたがるのもその一環であろう。
しかしよく考えてみよう。
それはあなたのせいではないのである。

Posted on 2014-10-28 | Category : ブログ | | 8 Comments »
関連記事

コメント8件

  | 2014.10.28 9:38

これに少し似た内容が、僕のブログの「adultery」って記事にあります!

なんでも不倫をした本人が人間不信になったとか…

 せんち | 2014.10.28 9:42

ちなみに、ボクの友人(女性)は不倫してます。
ただ、相手が有名な俳優さんで、
奥様が、家にお金さえ入れてくれれば外で何をしていても構わん!
という人で、いわば公認の形。

いろいろありますなあ。

そういえば、松下幸之助にも4人くらい愛人の子がいましたし。

 せんち | 2014.10.28 9:51

不倫て、ボクはしたことないからわからないけど、
嫁さんが不倫してたら、そりゃあ人間不信になるなー。
いろいろ考えるかも。自分の甲斐性が足らんかったのかとか。

ただ当事者本人が人間不信になることはないでしょう。
それこそ、相手を引き留める方便のような気がします。

そういえば長渕剛が大麻で逮捕されたとき、
同時に国生さゆりとの不倫が発覚、記者会見をやりましたが、
その時も、国生さゆりは「奥様もご存知です」と答えていました。

赤塚不二夫なんか、再婚会見を前の奥さん同席で行なったり、
世の中の愛の形(笑)はわかりません。

不倫の清算に困っている話をされている方もいましたし、
なにかトピックが書ければいいなと思います。

 せんち | 2014.10.28 10:12

不倫のテーマは興味のあるところですが、
ブログの趣旨とは異なる気がして、ここで書きますが・・・

ボクの友人でふたり、不倫をしてる人がいます。
両方女性です。

ひとりは、先述の某俳優と不倫関係にある人。
この人は、先方の奥様公認で、
ボクの友人も特に結婚を求めるでもなく、
たまたま一番好きな人に奥様がいた、
一緒にいられればそれでいいと、それだけです。
それ以上を求めておらず、かつ奥様公認なのでトラブルはありません。

ただ、本人は、将来のことは心配だと言っています。
結婚もできず、このまま年齢を重ねていく不安が常にあるそうです。

それでも一番好きな人と一緒にいるのが幸福だとのこと。
そして、もし、他にもっと好きな人が出来たら、その人と付き合う。
そこに、相手が結婚しているかどうかは関係ないそうです。
これは特殊な例でしょう。

続く

 せんち | 2014.10.28 10:20

もうひとりは、普通の(?)不倫をしていました。
男の方は妻子あり、バレないように、ボクの友人と逢瀬をしていました。
本当にお互い仲が良くて、出会った時期が違っていれば、
きっと結婚していたはずです。

ボクの友人は、いわゆる結婚適齢期だったので、
先方に妻子と別れて結婚をして欲しいと望んでいました。
しかし、男の方は、奥様をけして嫌いなわけではなく、
むしろ同様に愛していたこと、さらに子供がいたこと。
妻子を捨てることは出来ないということで、結局別れました。

ちなみにこの友人は、今は別の人と結婚して幸福に暮らしています。

妻子あると知ってて付き合い、
離婚は出来ないと聞いて、別れた。
なんのトラブルもありません。キレイなもんです。

続く

 せんち | 2014.10.28 10:29

注目したいのは、
このボクの友人の2例は、お互いに愛情があるということです。
もちろん不倫は社会的に肯定されるべきではありませんが、
お互い愛情があり、相手のことを想う気持があるという点で、
トラブルがない、なかったのかなと思います。

いわゆる不倫の清算が泥沼化する人は、
この「愛情」のバランスがとれていないのではと思います。
どちらか一方の愛情が極端に強く、
例えば男側が別れを切り出しても、女側が別れようとしない。
悪い方向に行くと、全部バラしてやる、奥さんに言ってやる、
などと脅迫する場合もあります。
これは相手が困る気持ちに思いを馳せる事が出来ず、
自分の欲求のみが肥大化しているパターン。

すみません、ボクは男なもので、
どうしても男側の視点になってしまいますが、
逆もしかりです。

あと、おそらく最もトラブルになるのは、
愛情がまったくない、性欲の発露としての付き合い。
男側に結婚する意志もなければ、まったく愛情もない。
女性が別れを切り出すと、「不便」なので別れようとしない。
脅迫してでも関係の継続を迫る。
前にコメントを頂いた方は、このパターンではないでしょうか。

続く

 せんち | 2014.10.28 10:35

んー、人の心、気持ちなので、
不倫はいけないことだけど、心情的には理解出来なくもない。
好きになったら仕方ない。
ただ理性や社会性で自制しなければいけないのも理解しています。

長々と書いて結論はないですが、
愛情があるのかないのか、将来をどのように望んでいるのか、
そして失うものも多大にある。
それらを総合して、あえて社会的に許されない不倫をする覚悟と責任があるのか。
まあ、真面目な結論ではありますが(笑)

ただ性欲の発露は最悪。

 ななこ | 2014.10.31 17:42

はじめまして。
最近身内が自己愛性人格障害だとわかり興味深く読ませていただいてます。
自己愛についての記事ではないですがこちらの記事も簡潔で参考になりそうです。
すでにご存知でしたらごめんなさい。
http://www.lifehacker.jp/2014/10/141030toxic.html

Comment





Comment