自己愛性人格障害(105) 岩井志麻子のケース その1
岩井志麻子という作家がいる。人格障害者に上手くとりいられてスタッフに雇い入れ、仕事をしないくせに高給を貪られるという被害にあっている。最近、中島知子関連のワイドショーなどで、類似の経験をしたということでコメントを求められることが多く、ワシもテレビで何度も見た。ワシも他人事とは思えないのだ。
彼女は偶然を装って近寄ってきた女に約2000万円の被害にあっている。金銭的なことだけなら諦めもつこうが、彼女の場合は、仕事上の信用をも失いかけていた。作家だけに、その顛末を作品にもしている。それが書籍紹介にも掲載した「あの女」である。
岩井志麻子は、この本で初めて読んだが、結構恨み深く、この女のことを何度もネタにしているらしい。ワシはこのブログでなんら経済的利益を得ていないが、作家ならネタが増えるってなもんで羨ましい。岩井志麻子は、自己愛性人格障害についての知識がなく、それと知らずに、この女のことを中島知子に憑いた占い師と同列に書いている。実際に、一部では同一人物ではないかと噂されたくらいなのだが、この本の記述から伺える主人公の女「L」は、まさに自己愛性人格障害そのものなのである。岩井志麻子は意図せず書いているだろうが、間違いなく、この「L」は、ワシが、そしてこのブログを見てくれている皆が知る、自己愛性人格障害そのものなのである。事項では、これがそうなんだよ! という箇所を挙げてみたい。まさに人格障害者ウッキーと共通項があり過ぎる。そして興味ある方はぜひ読んでいただきたい。
岩井志麻子はTOKYO MX TVの「5時に夢中」という番組によく出ていますが、毒舌だし明るいキャラではないですよ(苦笑)マツコ・デラックスもあそこから有名になったと思うんですが、毒舌女をゲストに呼ぶ番組で言いたい放題なので面白いです。
しかし、そのような人でも自己愛を雇ってしまうと簡単にクビにできないのですね。個人事務所なら容易に解雇できそうなものですが。彼女、中村うさぎ同様ダメ男と付き合ってしまうみたいだけれど、きっとダメな人間を放っておけないのかも。だからこそ自己愛に目をつけられ、スネをかじらてしまったのかもしれませんね。
本嫌いの私ですが、ノンフィクションは割と好きで昔多重人格者の本にはまっていました(ビリー・ミリガンという人物の本です)最近面白い本はないかな?と思っていたので、本屋覗いてみます。
岩井志麻子は、いかにもTOKYO MX TVにぴったりのキャラだと思います。
顔、雰囲気、外見が書く文章とぴたり一致しているし(笑)
この本は、フィクションの形式をとっていますが、
それは個人の特定を避けるためであって、
岩井志麻子がこのような被害に実際にあったのは有名な話みたいです。
簡単にクビにできないのか・・・これはボクも反省しているところです。
岩井志麻子さんの話も結構有名になりましたね。
加害者も元占い師という報道を見たことがあります
志麻子さんも信じ切っていたと言っていました。
何で信じちゃうんだろう…。
これからはそのネタで何倍も儲けて行ってほしいです。
そういえば、自己愛の人って頼みもしないのに勝手に人にダメ出ししたり、不安を煽ったりしてアドバイスするという状況に自然に持ち込みますよね。
あれは、高額なエステ契約とかリフォーム詐欺の口車に似ているなあと思いました。
ああいうのを考えると、やっぱり後天的にでもなれるものなんでしょうかね…。
でも、今まで、元自己愛という人に会ったことがないから不可逆的な変化で元には戻れないんでしょうかね。
*** 元被害者さん
岩井志麻子も、おかげでテレビの仕事が増え、
作品のネタにもなり、元はとったのではないでしょうか(笑)
岩井志麻子にとり憑いた占い師は、
元被害者さんの言葉を借りれば、
人格障害者としてのレベルが低いと思います。
うまく立ち回っていれば、
もっと多く搾取できたのにと思いました。
もちろん、そこまで考えが及ばないのが人格障害者ならではなのですが。
元自己愛っていませんね。
人格に深く浸透し、というか、人格そのものなので、
それを正すということは、その人でなくなってしまいます。
せんちさん
>人格障害者としてのレベルが低いと思います。
この自己愛、パリの社交界で顔が利くと言っていたらしいです。
普通に冗談としか思えない…。
A母の方がよっぽど信憑性のある嘘をつきますよね!?
>人格障害者としてのレベルが低いと思います。
職場の自己愛のレベルもかなーり低いですね。
最近は人格障害ではなく単に幼稚なんじゃないか?と思うくらいのレベルの低さです。
「さぼったりしなくて偉いよね」と自己愛の面倒を回避しようと
社員が誤魔化すためにおだてたのがこの程度なんですが、ニタニタしていたそうです。
小学生レベルですよね。
>不安を煽ったりしてアドバイスするという状況に自然に持ち込みますよね。
先のようにレベルが低いので、第三者を騙したり不安を煽る知能はありません。
だから自己愛と知らない人に愚痴や私たちの悪口を吹聴しても、
「僕って可哀想でしょ!」とまくしたてるだけなので、
知らない人にも「コイツおかしい」と思われるだけだったりします。
でも自己愛だから「こういうことをいったら自分がおかしいと思われるのでは」という発想もない。
ここで自己愛の色んな事例を見ていると、自己愛の知能レベルもランクがあるのだな、と学びました。
ぽんずさん
>ここで自己愛の色んな事例を見ていると、自己愛の知能レベルもランクがあるのだな、と学びました。
色んな例を比べると、同じ人か?と思うくらい酷似した点と程度の違いがあるのが分かります。
*** ぽんずさん、元被害者さん
人格障害者の嘘は、それが大袈裟なものであるほど、
大人がそんな嘘をつくはずがない、と思ってしまうそうです。
というようなことが書いてありました。
総じて嘘のレベルは低いですが、
その低さこそが、逆に信じないまでも、
二の句が告げない、つまり人格障害者的には信じてもらえたと判断する、
そうしてこちら側に嘘をつかれた不信感が堆積していくのではと思います。
また、嘘のレベルではなく、
人格障害者としてのレベルでいえば、
もっと上手く立ち回れば、少なくともそんな嘘をつかなければ、
もっと多く収奪できたのにと思うのですが、
その点、人格障害者としてのレベルが低いのでしょうね。
しかし、人格障害者であるが故に、
嘘はつくし、しかし嘘をつき過ぎると人格障害がバレる、
となると人格障害者としてのレベルが低い。
しかし人格障害者であればあるほど嘘はつかないといられない。
こういう矛盾を抱えているのが笑えます。
A母はとにかく、常識をわきまえ、等身大の自分をちゃんとわきまえているように
私の目からは、見えていたんですよね・・・
それが、A母の最大の「嘘」だったのだと思うんです。
自分を偉大に見せる嘘、というより、
異常な自分の正体を隠し「普通の良識のある人」であるように
見せる嘘とでも言うのでしょうか・・・
*** ムカムカさん
ヒトラーいわく、
「大衆は、小さな嘘は疑うが、大きな嘘は信じる」
まさにこれは人の心の本質を突いた言葉で、
人格障害者にぴたりと該当します。
パリの社交界で顔がきくとか、
普通の嘘つきには想像も出来ない、ありえない嘘なので、
まさかそんなことで嘘をつくはずないだろう、という感じです。
岩井志麻子さんの「あの女」のコラムを読みました。ストーリーには彼女オリジナルのホラー的な内容も付け加えているのですね。
コラムの後半で、”どこにでもいる”という恐ろしさを強調していました。
どこにでもいるし、いつの時代も、五十年前、百年前、それこそ千年くらい前でも、自己愛と騙される人たちは沢山いたはずと言う括りで終わっていました。
卑弥呼も占い師と冗談めかして意味深に言うところに興味をそそられました。
個人的には疑い深い性格なので、大きな嘘も「ホントかしら・・・」と思ってしまいます。
大体、本当のセレブが「パリの社交界に顔が利く」などというはずもなく。
そういうことを自慢する人って、単なる見栄っ張り、成金でしかないと思うんですよねえ。
>人格障害者の嘘は、それが大袈裟なものであるほど、
>大人がそんな嘘をつくはずがない、と思ってしまうそうです。
嘘をついている本人にとってメリットのない嘘だと信じてしまうのですが、
見栄や自慢的なものだと、そもそも見栄・自慢話自体が嫌いなので、
話の時点でロクに聞いていないことが多いです。
そういう点では、私は自己愛のターゲットになりにくいかもしれません(苦笑)
それでも職場などのコミュニティに自己愛が入ってくると間接的に被害に遭ってしまっているのですが。
しかし、世の中人を疑わない人が多いのですね。