自己愛性人格障害(101) 責任逃れの基本パターン

さて、今から書く話は、あくまで例え話であるが、人格障害者ウッキーの代表的な責任逃れのパターンなので、紹介しよう。さて、はじまり、はじまり・・・

今日は春分の日。せっかくのお休みなので、人格障害者ウッキーが、同僚の稲増さんと一緒に、二人で夕食を作って食べることになりました。

人格障害者ウッキー「わたし、カレーが食べたいわ。カレーにしましょうよ」
稲増さん「わたし、カレーってあんまり好きじゃないんだけど」
人格障害者ウッキー「ううん、私、美味しいカレーの作り方知ってるの。大丈夫よ!」
稲増さん「えー、わたし、本当にカレーが苦手なのよ。辛いの本当にダメなの」
人格障害者ウッキー「わたしカレーが食べたいの!ウッキーッ!」
稲増さん「わかった、わかった、そこまで言うならカレーにするから、落ち着いて」

かくして、2人で仲良くスーパーにお買い物に行きました。ジャガイモ、玉ねぎ、豚肉、人参、そしてカレールー・・・というわけで、材料を揃え、帰宅した二人は、お湯を沸かし、台所に立ち、カレーを作り始めようとしました。その時です!

人格障害者ウッキーが渋い顔をして、こんなことを言うではありませんか。「やっぱりカレーじゃなくて、ハンバーグにしない?わたし本当はハンバーグが食べたかったの」。これには稲増さんもびっくり!「材料も全部買ってきて、あとは作るだけじゃない。今さら何を言うのよ。 早くカレー作りましょうよ」

二人でカレーを作り始めましたが、人格障害者ウッキーは、まったく仕事をしようとしません。一方、稲増さんは、さすが、手際良くテキパキと、作業をこなし、美味しそうなカレーが出来上がりました。

ところが、稲増さんは、やはりカレーは苦手なようです。稲増さん「ごめんね。やっぱりわたし、カレー苦手で無理だわ」。全部食べれずに、残してしまいました。人格障害者ウッキーは言いました。「だから、私はカレーじゃなくて、ハンバーグにしようと言ったじゃない!私が反対したのに、あなたがカレー作ろうと言ったのよ!私の言う通りにしておけば間違いないのに、いつも言うこと聞いてくれない!ウッキーッ!」

さてさて、みなさんは、以上の話に、どのような感想を抱きますか?

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8 thoughts on “自己愛性人格障害(101) 責任逃れの基本パターン

  1. 赤毛 より:

    こんな極端な話があるんですよね〜。
    このあとにハンバーグにしようって言ったのにって件だけ第三者に話をして被害者になるパターンです。間違いない。

  2. クリスタル より:

    せんちさん
    これと、例えが違うだけで、まったく同じ内容の話を私はしますよ。人格障害の例として。
    例えば、人格がわからない漢字があったとして聞いてきたとしますよね。以下が例えです。
    人格: AとB どっちが正しいの?
    私:Aじゃない?
    人格:そうなの?Bじゃないかな?(知らないから教えたのに、
    Bじゃないかと言ってくる。じゃあ聞くなよ。)
    人格:Bじゃない?Bが正解だよ。
    私:じゃあ、調べてみたら?私は、Aだと思うんだけど、そう言われるとなんだか不安になってきたから、調べてみる。
    私:ほら、やっぱりAが正解だよ。
    人格:えっ!!私がAが正解じゃないかって、最初から言ってたんだよ!
    私:はぁぁぁ??
    人格:あなたが最初にBが正解って言ったんだよ!
    このような会話が日常的に永遠と壊れた機械みたいに繰り返されます。
    わからないことを聞いて来て、わからないくせに正解を教えて
    あげると、一旦否定、調べてまで、正解を教えると、これですから…。
    人格障害の典型&堂々巡り会話。
    これは、絶対的なセットです。
    せんちさん、例えが見事過ぎます。
    この苦労して時間を掛けて、しかも嫌いだって言ってるのに、合わせてあげたにも拘らず、最終的にこれですよ!
    決め台詞 「だから言ったのに!」
    まさにですね。
    人格障害と会話してると、ボイスレコーダーが欲しくなりますよね。
    毎回これ言われると、さすがに腹が立ってきますから。

  3. まこ より:

    赤毛さんの読み、するどーい!!(笑)
    稲増さんが無理やりカレーを食べさせた
    というおまけもついてきそうですね(笑)
    こんだけ皆さん分かってるのに
    どうにもならん障害。
    そうとう強者(狂い方が)ですねー!!

  4. せんち より:

    このカレーとハンバーグの例は、
    人格障害者ウッキーの責任逃れの手口の代表的なものなので、
    項を設けて詳しく考察してみたいと思っています。
    みなさん、ぜひコメントをお寄せください。

  5. 赤毛 より:

    人を疑わない優しい人は間違いなく被害に会いますよね。そうゆうメランコリー親和型って人たちは、本来それが理想なんでしょうけど時代にあってないんです。人格障害なんて本当にいるなんて思ってなかったですから僕も。
    モラハラの被害者になる人は、たいがい加害者を疑わないから、たぶんこの場合遭遇したとしても何かの話の行き違いぐらいにしか思わないし。加害者を批難することもないし、人を疑ってはいけない位に思ってるから、苦しいんですよね。
    加害者なんかは獲物の匂いに敏感だから、いいエサになっちゃいますし。
    利用するだけしてポイです。
    過去の失敗を他人のせいとか、自分を美化して話す。その度に自己を守る術を身につけていくからタチが悪い。
    そうゆう生き方しかできなくなっちゃって回復は無理ですよね。今の時代そのほうがいいのかもしれないけど、そのうちその脅威が広く知れ渡ればそれなりの改善策は見出せるのではないかと思ってます。

  6. ムカムカ より:

    カレーとハンバーグの例、見事に自己愛を再現してますよね!
    りました。
    こういうやり取り、数年前に出会ったOさんという人が
    まさしくやっていましたよ。
    幸い、私の場合は、Oさんが嘘つきのおかしい人、と発覚した後に
    そんなやり取りに巻き込まれそうになったんです。
    それまで、Oさんのターゲットになっていた人が逃げ出したので
    私にまで声をかけてきたのでしょう。
    相手の正体がわかっていれば、自己愛がおかしなことを言っているな、と感じた時点で
    「じゃあ、他のみんなにも相談してみよう」と
    どんどんと、第三者を巻き込むようにすれば、自己愛は焦り出します。
    実際、私はそうしたところ、Oさんは慌てて口止めしてきて
    それ以上、私を利用しようとはしませんでした。
    自己愛がおかしなことを言っていても、疑うことなく言いなりになって
    さらに、他人に相談もしないような場合は、
    自己愛の思うつぼに嵌まって、ターゲットとなるのでしょうね。

  7. Chikasan より:

    アメリカ在住。夫ががっつりDSMIVによる自己愛性人格障害と診断されてます。アメリカ人。前の奥さんが教えてくれました。色々なことが腑に落ちましたよ。
    こいつと別れようとしたんだけど、こちらの経済的問題でまた家に戻らざるを得ない状況に。家でしたときに買ったフルサイズのベッドは奴には小さい。もともと帰る気は無かったからQueenのためにあと400ドル払う気は無かった。
    家を出たと言うのに、奴は400ドル払うからQueenにしろと言う。ここから、はぁ?の世界だけれど、奴はもちろん払わない。そして今になって、あの時買っておけば。あのなぁ、あんたの浪費癖に加えて、生活費入れない、こっちも3.11以降ビジネスが落ちるで経済的余裕が無くなったし、あんたが払うって言って払ったためしないじゃん。
    こんな感じ。だから言ったのにという。早く日本に帰ろうと現在努力中。

  8. せんち より:

    Chikasanさん
    コメントありがとうございます。
    アメリカ人の方とご結婚されているのですね。
    夫の前の奥さんが教えてくれたなんて、
    同じくらい理解されている方が、
    他にもいらっしゃるとは心強い。
    アメリカだと、おいそれと別れられないですよね。
    逆に日本に帰国してしまえば、
    距離が夫を阻んでくれそうな気がします。

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