自己愛性人格障害(079) 人格障害者はいかに生まれるのか その5

自己愛性人格障害の被害が顕著なのは、何と言っても離婚の場合である。人格障害者との異常な結婚生活と、離婚の顛末を綴ったブログは枚挙に暇がない。人格障害者だから人との付き合いが長続きしない。他人と最も濃密な時間を共にせねばならない結婚生活は、人格障害者にとって最も不向きなことであろう。結婚生活においても 今まで書いてきたような嘘、言い訳、責任逃れの他、DVやモラハラも含め、とてもじゃないが一緒にいれない。一緒な空気を吸いたくなくて、一刻も早く離婚したい。皆、こう考えるそうである。高島政伸が「俳優人生をなげうってでも離婚したい」という、この切実な裁判における発言を聞けば、これが大袈裟でないのが理解できるだろう。

ところが人格障害者と離婚するのは至難の業だ。先日紹介したブログ、
「自己愛性人格障害の元夫(プチモラ)と離婚して、息子と娘の3人暮らし♪」の方は、このように書いている。

 モラ夫は逃げる妻を否定しかしないから、調停や裁判で何とか離婚するしかない人の、なんと多いことか…… うちは、都合よく相手が自滅したんで、奇跡のようなタイミングで協議離婚することができました。 今思えば、本当に奇跡です。

自分が悪いところないと思っているから、普通に協議に応じない、応じても話が通じない。よって調停や裁判で強制的に離婚するしかない。それでも人格障害者は、なぜ自分がそういう目にあうか自覚がない。美元と高島政伸が、まったく同じ過程を辿っていて、不謹慎にも笑える。「俳優人生をなげうっても離婚したい」と夫が言ってるにも関わらず、「久しぶりに会えて嬉しかった。まだやり直せると思ってるの」とニッコリ笑う。どんなホラー映画よりも怖い。人格障害者は「しがみつく」のである。では、次回は人格障害者ウッキーの話に繋げよう。

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