自己愛性人格障害(399) クイズ 3の解答 虚言を弄して逃げ惑う醜態 その2

クイズ1から3で書いたやり取りは、サザエさんの料理に例えてあるが、実際にあった、ワシと人格障害者とのやり取りである。一切の加工なく、あの通りに、あの順で、あのようにワシに言ったのである。まさに典型的な人格障害の論理をお手本通りに踏襲してくれていたため、ワシはもう嬉しくて小躍りしてしまった。それを忘れないうちにこのブログで記録として残しておくと共に、皆さんに参加してもらったのは、「みんなもこう言ってる」という人格障害者の手口を真似てみたのである。そして皆さんの意見がやはり人格障害者の論理の異常性を指摘してくれるものであったことに、やはり普通はこう思うよなとワシも思うわけである。

東北のマタギの方が言うには、クマは捨てる所がない獲物だそうだ。クマを解体すると、熊肉はもちろん食肉用として貴重なタンパク源に、骨は湿布薬、内臓は胃腸薬や目薬など薬品に、そして脂は軟膏に、食用として熊の手は有名だが、まさに毛皮に始まり手の先から脳ミソまで一切捨てる所がなく、古来より寒い地域の人々の生活を支える貴重な原料であった。

「マスオさんが料理に文句ばかり言ってるけど、気にしなきゃいいじゃん」
「だったら美味しい料理を作って味で黙らせるべきなんじゃないか」

「味は関係ないってことくらい、最初からわかってて言ってるの。いくらマスオさんが文句を言っても、美味しい料理を作れば、波平やカツオやワカメちゃんタラちゃんなど、他の人が美味しいって食べてくれるからいいでしょ、という意味で言ったのに。理解力がないのはサザエさん、あなたの方だ」

「もう、黙らせるのはマスオでも他の人でもどっちでもいいよ。文句を言う人に不満を感じるより、美味しい料理を作る事に専念した方が建設的でしょという意味なのに。一から十まで言わないと理解できないのか。本当にサザエは理解力がない」

同じように、これらノリスケが言った言葉も、人格障害を示唆するものとして、一切捨てるところがない完璧なものである。ではクマの解体よろしく、ワシもこのノリスケの発言を解体してみたいと思う。冒頭の「味は関係ないってことくらい、最初からわかってて言ってるの」が、無知を知ったかぶりする人格障害者のハッタリであることは前回書いた。今回は「もう、黙らせるのはマスオでも他の人でもどっちでもいいよ」というセリフに着目したい。まずこちらの動画を見て欲しい。

やくみつるカッコいい!質問にあたふた冷や汗

少々古い動画であるが、当時国会議員であった横峯良郎が愛人問題などでバッシングを受けている最中に出演したテレビ番組である。さっそく突っ込まれて激昂した横峯をなだめるため、太田光が「じゃあ、横峯さんは、愛人問題も何もありえない、なかったと?」(3分25秒の部分)と尋ねるシーン。すると横峯は、YESでもNOでもなく、「そんなことどうでもいいんだよ!」と返したのである。この横峯の返答に対し観覧席から「あ、逃げたな」と嘲笑が起きている。愛人問題その他は実際にあった。しかし横峯は一生懸命に朝青龍やその他の話をして自分から矛先を逸らせようと必死になっている。そこで話を本題に戻して太田がズバリ核心を突くと「そんなことどうでもいいんだよ!」。いや、そこがポイントだろ。バッシングを受けているのは、まさにその点だろが。その点において疚しい心がある横峯は、そこに触れられたくない。「そんなことどうでもいいんだよ!」というのは、イコール「そこに触れないでくれ」という意味なのである。

おそらくノリスケは「美味しい料理を作ってマスオを黙らせる」というのが、サザエの指摘通りズレた意見だというのに途中で気付いた。しかし自分の間違いを認める事が出来ない人格障害者は、「美味しい料理を作れば、他の人が食べてくれるからいいでしょ、という意味だった」と、言葉をすり替えて逃げようとした。しかしサザエは逃がさない。最初と言ってることが違うじゃないか、中学生だって主語が違うとわかるくらいの稚拙な文章の差し替えをしていると、さらに突っ込まれる結果となってしまった。もうどうしようもなくなって出てきた言葉が、「もう、黙らせるのはマスオでも他の人でもどっちでもいいよ」なのである。

ちょっと待て。ノリスケが「美味しい料理を作ってマスオを黙らせる」と言ってきた点がズレているとサザエは批判しているのに、今さらどっちでもいいとはどういう事だ。そこがポイントだろ。それを批判されているのだろが。しかも、何も言ってない「他の人を黙らせる」というのが矛盾しているのはもちろんだが、「他の人を黙らせる」というのも、これまで出てきていない初登場の言葉である。誰もそんなことは言ってない。

おそらくノリスケは自分の意見がズレていると気付いた、しかし人格障害は自分の非を認める事が出来ない障害である。そこで主語を差し替えて逃げようとしたら、さらに突っ込まれた。もう自分がズレていたのは自分でも気付いている、つまり「黙らせるのはどっちでもいいよ」というのは、イコール「そこに触れないでくれ」という意味なのである。

自分の間違いに気付いた人格障害者が、主語の差し替え、発言の改竄など、あれやこれや嘘をついてでも、自分の間違いを認めることが出来ず、次々に矛盾を指摘されて支離滅裂になってしまう醜態が面白いではないか。

(続く)

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4 thoughts on “自己愛性人格障害(399) クイズ 3の解答 虚言を弄して逃げ惑う醜態 その2

  1. でらせるな より:

    おつかれさんです
    昨日は休日出勤、今日は残業と
    ちょっと疲れて弱気になったもんで
    扉の開いてない人に、ついキ●ガイの愚痴を漏らしてしまい
    失敗しました。
    キ●ガイの奇妙な言動をぐちぐち第三者に言ってないで
    直接本人に「なぜお前はこんなこと言うんだ
    なぜこんな事するんだ」と問い詰めればいいじゃないか
    って、今叱られちゃいました…
    いや…本人に直接問い詰めたって
    嘘ばっか言うんです、って。
    支離滅裂な話聞かされるハメになるんです、って。
    この辛さをわかってもらいたくて
    つい愚痴ったけど、
    やっぱ愚痴るんじゃなかった
    まだ修行が足りなかった…
    今宵も酒だけが友達だよ

  2. きびなご より:

    > でらせるなさん
    お疲れ様です!
    なんか気持ち分かります。
    直接本人に言っても、いや言ってない。言ったかな?
    こんな事って本人がどんな事か理解してないから駄目ですよね。
    本人に言えば良いじゃないという感性に自分も戻りたいです。

  3. とと より:

    >でらせるなさん
    残業お疲れ様です。
    うちのアレ(実母)も同じ展開で、自己愛と分かるまでストレスで息が吸えなくなりました。
    どうしようもなくなった時こちらに辿り着き、扉が開きました。
    アレと話してたら論点がズレるズレる!
    開く前は腹立つやらイライラするやらでしたが、今では「ほーら出た出た!テキスト通りの反論!」と大笑い出来るようになりました。
    実母でも「もう母とは思わない」と姉と2人で宣言しているので、単なる何処ぞの年寄りと思ってます。
    言った言わないになったら、「あなたがそう思いたかったらそう思っておけば?好きにしたらいいでしよ。私達の考え方は違うから。」って言って、あとは放っておきます。
    ただ、会社ではそうはいかないですよね、お察しします。
    愚痴はいくらでもお聞きしますよ。

  4. でらせるな より:

    みなさん。
    暖かい慰めの言葉、ありがとうございます(感謝
    今日も頑張ってきます

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