自己愛性人格障害(395) クイズ その2

マスオさんは、いわゆるモラ夫。
妻のサザエが作る料理にいつもブツブツ不満ばかり言っています。
「オレは、どんなに美味しい料理だろうと、サザエの作るものが気に入らないんだ!」
それを伝え聞いたノリスケさんが、いっちょかみしてきました。
「マスオさんが料理に文句ばかり言ってるけど、気にしなきゃいいじゃん」
「だったら美味しい料理を作って味で黙らせるべきなんじゃないか」
この言葉にサザエさんが呆れました。
「またわけのわからん奴が、ズレたこと言ってきたわ」

サザエさんは、なぜノリスケのことを「ズレたことを言ってきた」と思ったのか?
マスオさんは、どんな美味しい料理だろうが「サザエが作ったもの」が気に入らない、
つまり味に文句を言っているのではない、という点をノリスケは理解出来ていない。
「美味しい料理で黙らせる」というのは、料理が不味いから文句を言ってると勘違いしている。
しかし、マスオは「サザエの作った物」に文句を言っているのであって、味は関係ない。
なので、ノリスケがいっちょかみでアドバイスした内容がズレている、というわけです。

では次に「クイズ2」です。

*****

ノリスケさんが、いっちょかみでサザエさんに言いました。
「マスオさんが料理に文句ばかり言ってるけど、気にしなきゃいいじゃん」
「だったら美味しい料理を作って味で黙らせるべきなんじゃないか」

この言葉にサザエさんが呆れました。
「マスオさんは『どんな美味しい料理を作ってもサザエが作るものが気に入らない』と言ってるの」
「つまり味は関係ないって言ってるの。だから美味しいとか不味いという問題ではないの」
「ズレたことを言わないでよ。理解力がないのね」

すると、サザエに批判されたノリスケは真っ赤になって反論しました。
「味は関係ないってことくらい、最初からわかってて言ってるの」
「いくらマスオさんが文句を言っても、美味しい料理を作れば、波平やカツオやワカメちゃんタラちゃんなど、他の人が美味しいって食べてくれるからいいでしょ、という意味で言ったのに」
「理解力がないのはサザエさん、あなたの方だ」

何度も言うけど、これワシが実際に言われた実話なんだよ~。
さ、扉が開いた皆さん、このノリスケの反論に対し、
サザエさんの立場になってツッコミを入れてください。
これが「クイズ2」です。

「クイズ1」に参加しなかった方も、途中参加してくださいね。

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9 thoughts on “自己愛性人格障害(395) クイズ その2

  1. mon より:

    マスオが文句言ってくる事の根本的な解決方法はねえのかよ。大体サザエからノリスケに相談してマスオに睨まれるのが嫌で頓珍漢な返しをしてるんならまだしも、お節介のしたり顔で夫婦の問題に茶々を入れるなよ。ですかねえ。
    こういった話は嘘のようで、注意深く見ていると世の中こんな話で溢れています。

  2. でらせるな より:

    サザエ「ごめん、間違えた(笑)理解力がないんじゃないや。文章力がないんだった」
    解説
    あいつらの言い方は 大概 4W1H抜けてる。
    通常だれかに何かを伝えようとするんなら、
    だれが
    いつ
    なにを
    どこで
    どうした、でしょう
    「だったら美味しい料理を作って黙らせる」って誰を? 誰を黙らせるの?
    「知らない」みたいだから「教えて差し上げる」けど、
    みんな黙ってるよ、みんなっていうのはつまり、
    波平 ふね タラ カツオ ワカメ タマ のことだよ。
    つまり、黙ってないのはマスオだよ。
    最初から黙ってる人は、黙らせらんないからねぇ。
    てことは、やっぱ 美味しい料理をつくればマスオを黙らせることができる、ってのが
    あんたの論理ってことになるよ。
    もし違うんなら、さっきの「だったら」はなに?
    前の文章を受けての「だったら」でしょ?
    いま話してるのはマスオに関する事だよねぇ。
    なのにいきなり、だったらタラちゃんを黙らせればいいじゃん、となると
    支離滅裂だよね。
    なんで突然タラですか?みたいな。
    この表現じゃ、よもやマスオ以外の相手を指してるとは到底伝わんないよ。
    ちがう?違いますか?ち が い ま す か ー?
    (あっかんベー)
    逃げ場を作るために ワザとそういう言い方をするのか、
    本当にバカだからか よくわかりませんが。
    バカどもにとって「理解力がない」というセリフは常套句です。
    解説の部分までも全部ノリスケに吐いたら、
    いったんは、貝のようにおし黙るかもしれないけど、
    腹ん中じゃ憎悪どろどろで、
    次にどうやって陥れてやろうかとノリスケの頭の中は、サザエでいっぱいになりそう。
    だから、サザエは簡素に答えてみました。

  3. せんち より:

    *** monさん
    そうなんすよー
    全く関係のない奴が、いっちょかみして、トンチンカンな事を言ってくる滑稽さ。
    おせっかいに加え役にたたないことを言う。
    *** でらせるなさん
    うわ。いきなり100点満点の解答でビビった。
    完璧。パーフェクト。
    商店街の福引でいきなり特賞が出て盛り上がりに欠ける感じ(笑)

  4. とと より:

    あら、正解出てしまってました。(笑)
    私は今やツッコム気もありません。
    またかよ!と心でツッコミつつふーんと聞き流します。
    何を言っても更に言い訳しますから、聞きたくもありません。
    そして姉と「またあんな事言ってる、バカだねぇ」と笑うのです。

  5. せんち より:

    *** ととさん
    コメントありがとうございます。
    いきなりパーフェクトな正解が出てびっくり。
    いや、普通の感覚だとそう思いますよね。
    >何を言っても更に言い訳しますから
    実は、この後も更に続きがありますので、お楽しみに!

  6. yome より:

    ノリスケさんは″主婦は美味しい料理を作って家族を満足させるべき″という固定観念に支配され
    文句が出るのは料理を作った者が悪いという短絡的な思考。
    その短絡的な思考を指摘されて自尊心が傷つき、マスオさんの擁護から世間一般論へとフェードアウトしてごまかし、その上にサザエさんを攻撃した。
    ノリスケさんは自己愛っぽいですね、正常な人ならどうしてマスオさんはサザエさんが作る料理が気に入らないのだろう?夫婦関係の危機?と心配するはずです。

  7. 逃亡成功者 より:

    ツッコミ入れる気力もなくなっちゃう会話ですね;;
    ガスライティングや虚言壁、記憶喪失、論理のすり替え、憤怒・・・自己愛のすべてが凝縮されてるような。。
    「俺はそういう意味で言ってないよ?そっちの解釈がおかしくね?」みたいなことを言われましたが、まさにこのケースでした。

  8. キキ より:

    私の職場の上司が自分の説教に酔うタイプでした。
    ずっと弱い立場で上から目線の説教を切々と聞いてたんですが、ある日私の虫の居所も悪かったのか、つい反論しちゃったんです。
    そしたら、「普通から考えたら〇〇だよ。君は、ホントに常識がないよね。」
    ですって。
    だいたい、こういうモラハラ的な人って一般的とか常識とか、普通は とか、、、そういう基準自体が曖昧な言葉を、何を持って普通なのかわかってないのに自分の権力を利用して常用するんですよね。
    で、職場で私がさも常識がない無知なヤツに仕立て上げるんです。
    このノリスケさんは、論点自体がドンドン自分の都合のいい方へズレていってる。
    それに、困惑してるサザエさんの顔を見てとどめの一発。
    理解力がないのはあなたの方だ。
    わけが分からない方向へズレていった話にコチラが反論する間も無く、自分の都合のよい言葉で正当性をアピってケムに巻く。
    多分本人自身は、この戦法で散々論破してきたと思っているんでしょうね。
    困惑してただ黙ってしまっただけなのに。
    無知の知、モラハラ野郎の辞書にない言葉。

  9. とと より:

    キキさん
    私の場合は実母がそうなんですが
    何年か前、私と姉に父の悪口をこれでもかという程書いた手紙を送り付けて来ました。
    その頃は接触しないようにしていたので反論もしませんでしたが、ようやく今年の5月に出会った時2人で激怒して、何て事するんだ!子供に親の悪口を言うなんてありえない!と言ったら
    「だって普通誰だってするでしょう?」と不思議そうな顔で言いました。
    典型的な自己愛の反応だねーと姉と大笑いしました。

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