自己愛性人格障害(052) やましいヤツほどよくしゃべる

人格障害のヤツは、本当によくしゃべる。会話の割合が2:8くらい。会話じゃなくて、一方的に話すのを、こちらはひたすら聞く役になってしまう。軌道修正しようと話を遮ろうものなら、「聞いて!聞いて!」とウッキーッとなるので、本当に困った人である。自分の言いたいことを全部一気に話さないと気がすまない。

それが如実に表れるのが、自分がミスしたとき、自分が責任を負うべき事項が生じたときである。とにかく言い訳がウザい。こうだったんです、ああだったんです、とにかくウザい。仕事なんだからミスはあるさ。一言、すみませんでした、次から注意しますと言えば済む話である。ところが、今まで書いてきた人格障害者の特徴を読めばわかる通り、人格障害者は自分の否をけして認めようとしない。自分が失敗したのは、他の何か別の要因のせいだ。
あの人が悪い、この人が悪い、他人になすりつけるぞ。ウソをついてでも責任逃れするぞ。そしてそのウソを忘れるぞ。なんてったって人格障害なのだから。

これは人格障害に関わらず、普通一般の人にも該当することであるが、やましい事があると、それをカバーするために、つい饒舌になってしまう。例えば浮気がバレたとしたら、その女性とは全く関係のないこと、たまたま偶然会っただけ、相談にのってたんだ、会社の部下で、家庭内に問題があって・・・などなど、怒りのあまり黙って睨みつける奥さんを前に、旦那が必死に、聞いていないことまでペラペラ言い訳している様子を思い浮かべるといい。ますます怪しく思ってしまう。

やましいヤツほどよくしゃべる。言い訳がくどい。それが人格障害者は顕著なのである。ほんの些細なミスでも、必死の必死に言い訳するのである。自分の評価がほんの少しでも毀損されるのが我慢ならないのである。言い訳すればするほど、しゃべればしゃべるほど、ますます怪しく思われる事に、人格障害者は頭がまわらない。ただ、その場を逃れるのに必死なのである。

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2 thoughts on “自己愛性人格障害(052) やましいヤツほどよくしゃべる

  1. ゆみこ より:

    これすごく解ります。なんであんなにべらべら喋り続け、かつ矛盾し続けられるのか不思議で仕方ないです。
    一方的かつ自分のことは棚上げで他人の悪口ばかり。
    一歩外に出ると、お客という立場を利用してあらゆる店にクレームの嵐。不倫相手を全国に作り、私が不倫するのは旦那が悪い(爆笑)とまたまた旦那の悪口。
    早く逃げたいわ

  2. せんち より:

    本当によくしゃべりますよね。
    うるさいですよね。
    あんなのと毎日一緒にはいられないです。

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