自己愛性人格障害(370) 思想信条の自由の悪用 1 「悪口はとめられない」

戦後に制定された日本国憲法は、原文が英語でその翻訳という、占領国が作った法的根拠がない「まがい物」である。自民党は結党当時から目標として憲法改正を謳っている。戦前は弾圧されていた共産党は正反対に護憲を謳っている。ワシの中学校の社会科教師はバリバリの共産党シンパで、「占領時にアメリカは食料援助で日本に家畜のエサを与えてたんだ」などと授業でも反米思想を隠さなかった。その日本国憲法では思想信条の自由が明記されている。思想信条は外観からは伺い知れず、心の中の持ちようなので、法を含めあらゆる強制は不可能だからである。

感情で好き嫌いは仕方がない。心の中で何を思っていようと、それは他者から強制されるものでもなければ出来るものでもない。ワシも虫が好かん奴はいるし気に入らない奴もいる。それを「好きになれ」と強制されてもムリ。しかしワシは周囲にそれをアピールしたりしない。無用な軋轢を生むことなく黙って心の中で思っているだけである。ところが人格障害者どもは、それを悪口として周囲に同意を求めるが如く周囲にアピール、態度でアピール、黙っていられない点において普通の人と大きく異なる。いついかなる時でも頭がいっぱいなのだろう。あらゆる場所でアピールをしている。

人格障害者キョショーが自分のやっている嫌がらせやストーカーなど異常行動を隠し、自分の罪をワシになすりつけ、一方的にワシの悪口を言って被害者を装っていたのはワシが全く関係のない場所だった。それがワシの耳に入ったのは偶然である。ワシとは全く関係のない場所でどうしてワシの話題になるのか非常に不思議であった。きっと、いついかなる時でもワシの事でヤツの頭はいっぱいなのだろう。1匹ゴキブリがいたら100匹隠れていると思えというように、たまたまワシの耳にそれが入っただけで、同じような話は他からも聞いているし、ゴキブリ野郎はワシの知らないところで更に色々と言っているだろうことは想像に難くない。人格障害者ウッキーの場合も、え、なんでその人に言うの? なんでその場で話題になるの? という人からのワシに関する話をよく耳にしたものである。

だけどね。
ふと思った。
それを止めることは出来ないと。

人格障害者は自分に同意と同情を求めるため、そして狙った相手を貶めるために、場所を選ばず行く先々で悪口を言いまくる。それも「嘘の悪口」である事と、後から「そんなこと言ってない」という言い訳の伏線とで、あえてターゲットのいない時と場所で悪口を言いまくる。その結果、自分の与り知らぬところで人格障害者の妄想による人間像が周囲に人たちの意識に出来上がってしまう。目の前で言っていたらその場で否定も出来ようが、それをさせないために人格障害者は敢えて本人のいない場所や時間帯を選ぶ。これはウッキーやキョショーだけに限らず、人格障害者全員に共通する手口である。

嘘の悪口だとわかっているから、本人のいない場所や時間に、全く関係のない人たちにまで無理に話題に挙げる。そして最後に「ここだけの話よ」「誰にも言わないでね」と念を押す。そんな事を言いながら人格障害者は「いろんな場所で」「誰にでも言う」からタチが悪い。

だけどね。
ふと思った。
それを止めることは出来ない。

思想信条は強制出来ない心の中の問題。そして人格障害者ならではの黙ってられない性格。この二つが見事に融合して、自分の知らないところで何を言われようと、それを止めることはできない。あくまで人格障害者による嘘の悪口を聞いた人たちの良識と常識に期待する以外、お手上げである。バンザーイ。

(続く)

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6 thoughts on “自己愛性人格障害(370) 思想信条の自由の悪用 1 「悪口はとめられない」

  1. でらせるな より:

    おはようございます
    この前ちょっと面白いことがあったのを
    ブログを読んで思い出しました
    私の姉が半年ほど前から学童の先生として
    働きはじめまして
    毎日何かしら文句があるようで
    先日も同僚の愚痴を聞かされました
    姉の他に、リーダーと称するオーナーの妹と
    40代の女性が働いていて
    主に、この40代女性の言動に振り回されているみたい
    面白いとおもったのは
    私は、その40代女性にまるで面識がないけど
    この半年くりかえし聞かされる女性の振る舞いから
    「その女は、クソじゃん」と、思うようになった自分がいる
    その事に気付いた瞬間、面白いと思いました
    私は、会ったことも見たこともない女性を
    姉の一方的な話を長期にわたり聞き
    その人を、クソだと思ったんですよ!!
    勿論、それは、他ならぬ姉が言うから
    姉という人を私はよく知っているから
    そのように思ったわけです
    まぁ。愚痴って気がすむのなら、いくらでも聞くから。
    私の場合はその程度ですが
    へんな人になると、まるで自分のことのように
    その相手を憎んで、本人に成り代わり
    そのクソ女の本性を世間に公表してやりましょう、
    みたいな、いらん世話に発展したりするのだろう
    そして虚像が独り歩きを始め
    一人の人間が、面識のない人々の噂によって
    極悪人、あるいは人格破綻者、嘘つき等などに
    なっていくんじゃないか…
    知らない間に、それに加担してしまう危険を
    チラリと意識した体験でした

  2. せんち より:

    *** でらせるなさん
    うわ、まさに、今、それについて書こうと思っていました。
    人格障害者による嘘の悪口を聞いた人たちの良識と常識に期待しても、
    長期に渡り聞かされ続けることにより虚像が組みあがるという点において、
    人の意識は簡単に篭絡されると思いました。

  3. mon より:

    ところで、神や霊的なものというのは太古の昔から人格障碍者どもと共にあると思うのですが、せんちさんはどう思われますか?ちなみに、私の残念な姉も霊感があり、数年前にはスピリチュアルカウンセラーとやらのバイトをしておりました。
    その場しのぎのほら話が記憶の改ざんで独り歩きしたのが
    霊だと思ってます。せんちさんの周りで霊感がある方はいらっしゃいますか?

  4. せんち より:

    井沢元彦いわく、歴史は怨霊信仰と切り離すと誤るとのこと。墳墓が大きいのは権力の象徴ではなく不遇の死を迎えた権力者の怨霊を鎮魂するためで、権力を謳歌したまま死んだ者の墓は小さいとか。神や霊的なものは記録こそ少ないものの現在の宗教的な意味を持った日常に根差していたもので、人格障害とは関連がないと思います。ワシは特に信仰宗教はありませんが、神社にお参りするし、死者には手を合わせます。意識せず人々の心に根付いたものとしての神や霊的なものは、現代でも存在するからです。
    ところで、ワシに霊感があると、コックリさんに言われました(笑)10段階の9の霊感があるそうです。本当なら呪いをかけてやるのにな~

  5. あいうえお より:

    人格障害には現実の自分がない。現実の自分、とはいい部分もわるい部分も失敗も成功も両方きちんと記憶したありのままの自分、平凡でありきたりな自分、である。
    よく、人格障害には100人の人が居れば99人には善人のフリをしてターゲットとして選んだただ一人に極悪非道な本性を表し嫌がらせをすると言われる。しかし、ターゲットに嫌がらせをするのは事実だかターゲットとして選んだただ1人に本性を表す、というのは間違っている。なぜなら人格障害には現実の自分、等身大の自分が無いのだから本性すら存在しいないからである。ないものを表しようがない。
    このハゲーーーと秘書をいびって問題になった議員、後のニュースでなんであんなことを言ったのですか?と聞かれ
    あ、あれは私なのかなと思った、とどうも歯切れの悪い返答。これは痛いところつかれて誤魔化しているようにも見えるが
    人格障害には等身大の自分がない。だからひどいことしてもしている自覚が持てない。自覚がないから他人に対してどこまでも酷いことが平気でできてしまう。そして記憶は改ざんしてしまう。
    この人にとっては高学歴も議員になるのも秘書に対して謎のヒステリーを起こしたのも根本は全部同じで万能感を満たすためだったのでは?
    →ただ、普通の人格障害なんて人をいびって万能感を満たすだけなのが関の山。そういう意味じゃこの人は自分の能力だけでも十分万能感を満たせただろうに、なんで秘書をいびってまで万能感を満たしたのかと残念に思う。
    世間のイメージでは表向きは聖人ぶって実際は、本性は秘書をいじめる最低な奴というものだろうが別に秘書をいびっていたのがこの人の本性ではないと思う。そもそも人格障害には本性なんてないのだから。ただ万能感を満たすために行動したらああなったのでは?
    そういう意味じゃ普通の障害のように理解が必要。まあ、普通の障害とは違って精神的にボロボロにされるので理解したくもないが
    トシは化物あご男と罵られていたというが、確かにトシは容姿端麗ではないかもしれない。しかし、あれだけの有名人である。よくもまあ何も取り柄のない人格障害が平気で見た目を弄れたなあと思う。
    人格障害は自分よりすごい人に平気で暴言をはく。揚げ足を取る。あれは別に自分を棚に上げたり勘違いしているわけではなく本当に相手と自分の差が分からずやっていると思う。=障害がある、現実の自分がない。万能感をもとに生きてる
    人格障害は悪人ではない。そんなかっこいいものではない。というか現実の自分、本性を欠損しているのだから良いも悪いもないものを評価のしようがない。いつもいつも万能感を満たすために行動してしまいそれが結果的に誰かをボロボロにしてしまうだけ。人格障害が万能感を満たすためにターゲットにされた人はずっと苦しんで生きる羽目になる。
    人格障害はいずれはバレるというが何事にもプロとアマがあるように人格障害にも能力差があると思う。
    プロの人格障害はバレそうだな〜と思ったらすぐに爪を引っ込めて、私、何もしてませんよ〜というオーラを出す。あるいは、反省してますよアピールをする。
    人格障害の対処法として関わらない逃げるとあるが、よく考えれば人間として生きている以上一度関わった人との関わりって切ることができない。ようやく離れた!と思っても一生記憶上で関わる羽目になる。
    うーん。難しい。

  6. あいうえお より:

    人格障害が嘘の悪口をいう理由、
    人格障害の目的は自己正当化なんだなぁって
    自分を正当化するために脳内でストーリーを組み立てた結果、自然と誰かを悪者にしなきゃならなくなる
    その悪者は身近で怒ってもやり返さない人を適当にチョイス
    自分が悪かったと認められない。ターゲットを嫌い嫌いとわざわざアピール。普通は好きの反対は無関心。人格障害は自分が悪かったと認められないから嫌い嫌いとアピールアピールアピール

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