自己愛性人格障害(367) 明日は我が身

毎日のように狂気人間の事件が報道される。アメリカでは定期的に銃乱射事件が起きる。昨日の代々木駅前の籠城事件、逮捕された上半身裸体で刺青スキンヘッドの男は今も興奮状態で事情聴取も出来ないという。たまたま事件が起こしたから逮捕されたものの、そうでなければ、このような危険人物が普通にその辺を歩いているということだ。そして前回書いた福岡の事件に衝撃を受けている。

有名ブロガーIT講師刺殺事件

福岡市で開かれたセミナーで講師を務めていた男性が刺殺された。被害者は「Hagex」というハンドルネームで知られる有名ブロガーだった。そして犯人はネット上で誹謗中傷を繰り返す「最強の荒らし」として、こちらも有名だった。Hagexさんが、この犯人の誹謗中傷に苦言を呈した事が、事件の発端となっている。

ワシはこのブログで人格障害者を強く非難しているが、それは事象に対する反応でしかない。Aという人格障害者の言動に対し、Aは異常だと書いているに過ぎない。しかし人格障害者は「Aなんて言ってない。僕は何もしてないのにブログで誹謗中傷された自分は被害者」といつの間にか被害者にすり替わる。自分からふっかけた誹謗中傷は「何もしていない」、その自分の言動を批判されたら「何もしていないのに」「何で叩かれるかわからない」「誹謗中傷された」と被害者を装う。これは人格障害者の王道パターンである。最初に自分から攻撃をしかけたという視点がすっぽり記憶から消えている。

おそらく犯人もこのような被害者意識を持っていたに違いない。自分の異常な言動はすっかり忘れて、批判されたそれだけを怒りに転嫁している。もし自分の言動を批判されたら、言論で返せばよい。自分が間違っていると思ったら素直に認めれば良い。それは何も恥ずかしいことではない。既に指摘されているように、犯人の中でネット上とリアル世界が交錯し、ネット上の批判に恨みを募らせてリアル世界で刺殺するに至った。

自分から誹謗中傷をふっかける。その異常な言動を批判すると「僕は何もしていないのに」「誹謗中傷された僕は被害者」ネット上の批判されたらリアル世界で復讐。このブログの読者なら既にお気付きであろう。「ヤツ」と同じ思考なのである。

ワシが再三書いている疑問、「何故ネット上の議論がリアルな嫌がらせに繋がるのか?」。その答えはおそらく「ヤツ」もこの犯人にもわかっていないだろう。何故なら異常人格に依拠した本能的なもので、眠いから寝る、腹が減ったから食べると同じで、そこに理由などない。

さらに、この犯人の供述が少しづつ明らかになっている。犯人とHagexさんは直接の面識がなく、「ネットで被害者の姿を見ていた。直接会ったことはなかった」と供述している。世の中は不思議なもので、岡田有希子に感化されて自殺が増えたように、他人に感化され行動する人がいる。ポール・マッカートニーは80年代にほとんど表舞台に出てこなかった。1980年にジョン・レノンが射殺されたため、それに感化されて今度は自分を狙う奴がいるのではと心配したのである。今は泥棒もgoogle mapで下見をするという時代である。おそらく誰かが善意でアップしたであろうイベントか何かのHagexさんの写真を見て犯人は犯行に悪用したのである。

このブログの読者なら既にお気付きであろう。「ヤツ」もワシの写真や住所をネット上に悪意をもって晒している。頭のおかしい奴らが感化されなければ良いのだが。

犯人も30過ぎの大人なのだから、今さら親の責任を問うのも酷な話だが、マスコミは世間の出歯亀趣味に応えるべく、早速コメントを取りに行っている。犯人の父は「聞き分けのいい息子だった」と答えている。ワシも「ヤツ」の友人に言われたものだ。「実際に会ったら良い奴なんだよ」。当たり前だが、聞き分けがよかろうと、会ったら良い奴だろうと、犯した行動の免責理由にはならない。むしろ表向き良い人を装いつつ裏で異常行動をとっている方が怖いではないか。shizukuさんもモラハラ夫のことを「恐ろしく外面が良くて、両親は夫を心の底から良い人と信じています」と書いている。だから、それが人格障害者なんだってば。

元AKBにストーカー男は「ストーカーと言われることに納得がいかない」と、自分がストーカー行為をしていた事を認めていない。警察から警告を受け、接触禁止命令が出て、逮捕されても尚、ストーカーと言われることに納得がいかないと否定している。

このブログの読者なら既にお気付きであろう。「ヤツ」も自分がストーカーだと認めていない。周囲にはワシの「妄想」だと吹聴している。

この福岡の刺殺事件、知れば知るほど状況が類似していて他人事とは思えなかった。相手は「DARK SIDE OF THE MOON」である。どうしてこんな連中がこの世に存在するのだろう。

衝撃のブロガー殺害事件にネット騒然
「共通項としては、犯人が居場所を把握し犯行現場に向かっている点ですね。当然ながら住所は公開されていませんが、ネット上の書き込みなどを細かく見て行けば特定はできないこともありません。」

「ヤツ」は公開されていないワシの住所をネット上の書き込みなどから特定し、実際に自宅近くまで来ている。わざわざ電車を乗り継いでやって来てるのである。振り返れば「ヤツ」がいる。。。かもしれない。明日は我が身かもしれないとビビっている。

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