自己愛性人格障害(366) 狂ってる

マイケルムーア監督が言う。テレビのニュースもビジネスである以上、視聴者の興味を引くものでなければならない。興味を引くものとは、即ちバイオレンスである。良いニュースよりも凄惨な事件のニュースが視聴率が高く、そのためバイオレンスを優先して報道しているとのこと。当たり前の事だが、子供を可愛がってもニュースにならないが、虐待死させるとニュースになる。パソコンを立ち上げるとYahooのニュースに連日悲しいニュースの見出しが並んでいる。恐ろしい。

前々回書いたように、20年間ストーカーしていた男。元AKBの女の子のストーカーになってその自覚がない男。菊池桃子にストーカーして逮捕された男は釈放されたその足でまたストーカー。そしてご存知のように、ワシも周囲の人たちが「うわ、キチガイじゃん」というストーカー被害に遭っている。どいつもこいつも狂ってる。病気なんかじゃない。狂気。DARK SIDE OF THE MOON である。

加藤友朗(移植外科医、コロンビア大学医学部教授)
「ストーカー問題はアメリカでも苦労している。恐怖映画にもよく出てきますね。(加害者は)精神的に病んでいる方が多いので、そういう意味では怖い」

ワシ、非常に平和主義者。争い事は望まない。雨が降ったら傘をさすが、晴れの日に傘はささない。ところが頭のおかしな連中がワシの頭上に雨を降らす。ワシが傘を開くと、傘なんかさしやがってと逆ギレして豪雨になる。その繰り返し。ワシが知りたいのは、じゃあ何故にワシに雨を降らすんだということだが、それを聞くと黙ってトンズラ。さらにワシのいないところで自分が雨を降らした事を隠して「アイツは晴れた日に傘をさしてる」と嘘の悪口を吹聴する。そっとしておいてくれないものかなと思う。プレゼンスとルサンチマンを理由として放っておけないのだろう。

このブログも、もう6年、7年になるのかな。過去には「宣戦布告する!」と凄まれたり、何度も同じIPでコメントを連投したりされたこともある。精神的な病を公表している人が、突然何年も前のことがバッと頭に浮かんだのだろう「絶対に許しませんから!」とまるで昨日のことのように怒り出したり。ブログではないのだが、ワシも忘れているような13年前の一例を持ち出して「(今でも)嘘ばかり書いてる」と言ってきた奴もいた。こういう人たちは一体、普段どのような生活をしているのだろう。

福岡のIT講師刺殺容疑者
『福岡市内であったIT関係セミナーの男性講師を刺殺したとして、福岡県警は25日、無職、松本英光容疑者(42)を殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕し、発表した。松本容疑者は「ネット上(のやりとり)で恨んでいた男性を死なせてやろうと思い、腹と首を刺した」などと話しているという。』

ワシが『ストーカー被害シリーズ』で繰り返し書いてきたこと。ネット上の議論が何故リアルな嫌がらせに繋がるのか、という懸念が最悪の結果になったのがこの事件であると言える。議論で立ちいかなくなるとウキーッとなってヒステリーを起こして話にならない人がいるが、おそらくコイツもそういう種類の人間なのだろう。宮司を解任されたから新しい宮司を殺す、裁判で負けたからVXガスで殺す、ブログのアクセス数を増やしたいから放火する、ネット上で論破されたからリアルで嫌がらせをしてやる、このように普通の人には結びつかない原因と動機を理由でおかしなことをする人たちが、少なからずいる。

この事件では、犯人がネット上のやりとりをリアルな殺人事件に発展させている。人格障害者キョショーはネット上の議論をリアルな嫌がらせに発展させている。何故そうなるのか原因と動機が普通の感覚では結びつかないのだが、彼らの中では正当な動機付けとなっているのだろう。いつ嫌がらせが次の段階にレベルアップするかと考えると恐ろしい。

菊池桃子さんは、ストーカー男に自宅を知られ、実際に近所をうろつかれている。そのため、今は自宅以外の場所に避難して生活しているとのこと。それでも精神的に疲労して普通の生活を送れていない状況だということだ。人格障害者キョショーも、ワシの自宅住所のみならず実家住所まで調べ、実際にワシの自宅近所をうろついている。ワシは怖いのでスッパリ引っ越しをした。それでも新しい住所を示す痕跡はその気になれば調べられる。

人格障害者の執念は10年単位で継続する。わかっていてもやめられないのがストーカー。まして自覚なきストーカーの再犯率高し。そして最悪がストーカーが高じて殺人事件。

「ストーカーは精神的に病んでいる人が多い」
「再犯の可能性が指摘されていて、菊地さんもショックを受けている」
「ネット上(のやりとり)で恨んでいた男性を死なせてやろうと思い、腹と首を刺した」

相手は狂ってる。まともな論理は通じない。嫌がらせがレベルアップして、ワシも殺されるかもしれないな。ふと福岡の事件のニュースを読んで思った。

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4 thoughts on “自己愛性人格障害(366) 狂ってる

  1. nk より:

    人格障害者からの被害を受けてから、こちらが鬼になって復讐してやろうかと本気で考えました。
    彼らは死ぬまで自らの言動を反省することはないのでしょうが、やりきれないです。
    こうした人間に報いはあるのでしょうか?

  2. さくらんぼ より:

    雨と傘の件、非常にわかりやすいですね。
    友人が自己愛夫から離れてなお苦しめられています。長年のDVによって鬱になり、親権は取られてしまいました。私からみると、裁判をすれば親権取り戻せるよ、子供も早くそんなところから連れ出してあげないと!ですが、当の本人は元夫が怖くて動けない状況です。
    子供を助けてあげないと、と何度か話をしていますがはぐらかされ…DVの毒が身体に染み付いてるのだろうなと思っています。

  3. せんち より:

    報いがあるかどうかは神のみぞ知る。
    そして神はいない。
    報いがあるとしたら、人格障害者自身が要因となって生じる。
    というトピックを考えています。

  4. ほんとに自己愛面の論理って同じ より:

    精神を病んでいる=刑事責任なし=ほぼ無罪
    で野放しになる世の中もおかしいし、そういう社会から隔離しなければならない危険なヤツほど精神異常が免罪符になって野放し、再犯を繰り返しているから始末悪い。
    しかもそういうところを学習して、精神異常を装って成りすましてやる自己愛もいるし。
    自己愛自体が異常精神だけど。
    自己愛は死ぬまで延々と被害を出し続けるよ。
    自己愛被害者が死んだら止むわけもなく、死人にくちなしで被害者を極悪人に仕立て上げ、自己愛はそれに抵抗して勝ったヒーローになりきるだけ。
    更に最悪なのは自己愛が死んでも、自己愛が生み出したモンスター自己愛が居ればそれが第二第三の自己愛として襲い掛かってくる。

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