自己愛性人格障害(363) モラハラ 不機嫌アピール

幸せなら手を叩こう。パンパン。
幸せなら態度で示そうよ。
ホラ、みんなで手を叩こう。パンパン。

モラハラと人格障害は密接な関係にある。というか、虚言癖が人格障害に内包されているように、モラハラも人格障害の症状のひとつとワシは思う。そして人格障害の中でもモラハラに特化して別枠で書かねばと思っている。モラハラとは簡単に言えば「精神的な嫌がらせ」と考えてもらえればよい。これが上司部下の関係だとパワハラになり、女性だとセクハラになり、妊娠女性だとマタハラになる。これらをまとめてモラスハラスメント、モラハラで統括してよいのではないか。

ワシが大学の時に弓道部だったという話は以前書いた。桜井一哉という男が新潟大学弓道部の同期にいた。一方的にワシの事が気に入らなかったらしく、信じられないだろうが、大学4年間同じ部活にいてほとんど会話を交わした事がない。そして、ここが奴の幼稚なところなのだが、ワシがしゃべると必ず「舌打ち」をするのである。それも皆に聞こえるように大きく毎回。つまりこれは周囲へのアピールなのである。

例えばワシが部活の全体会議で「恣意的に適用させるのは・・・」と発言したことに対し、舌打ちをした後に、「恣意的。フン。」と隣の奴に聞こえるようにワシの発言に対し独り言を装ってブツブツ言う。その隣の奴が「桜井がこんなこと言ってたよ」とわざわざ教えてくれるくらいだから、まさに周囲にわかるように不機嫌アピールである。いやぁワシも気分悪いが、周囲も空気が重くなって嫌だったろうなと思う。このように周囲にアピールをするものだから、当然に桜井のワシに対する一方的な逆片思いは皆の知るところとなっていた。

選ぶな危険!恐怖・モラハラ男の特徴
「特徴的な行動(攻撃)が「舌打ち」と「ため息」です。自分の不機嫌や不快な気持ちを、周りにも分かるようにアピール&攻撃するのです。ブツブツ独り言を言いながら舌打ちやため息を言う人は、早めに離れる準備をした方が良いかもしれません」

逆片思いは人の心の問題だから規制も強制も出来ないので構わない。好き嫌いはしょうがない。問題なのは桜井一哉がそれを「周囲にアピール」している点である。なにせワシが発言するたびに大きなわざとらしい舌打ちをするので、ははん、またかと思う。むしろ舌打ちが聞こえなかったら「おい舌打ちはどうした。忘れてるぞ!」と催促したくなる(笑)。このような不機嫌アピールが精神的な嫌がらせである。

具体的な言葉はなくても態度で不機嫌アピール。この不機嫌アピールで場の空気は重くなり、相手にも嫌な思いをさせるし(もっともそれが目的だろうが)、なに一つ良いことはない。何のためにこのような態度をするのかわからないが、目標に向かってみんなで頑張っている部活という場において、黙って心に秘めているわけにはいかなかったものかと思う。

このように人間性に問題のある奴なので当然ワシも好きにはなれなかった。最初は桜井一哉の逆片思いだったのだが、すぐに逆両想いになった。ただしワシがコイツと違うのは、ワシはその感情を態度で表したり、周囲にアピールしたりしなかった。もちろんコイツの嫌がらせに対し、ワシは一切仕返しや嫌がらせ返しなどしていない。自慢にもならない。当たり前のことだ。

不機嫌なら舌打ちしよう。パンパン。
不機嫌なら態度で示そうよ。
ホラ、みんなで舌打ちしよう。パンパン。

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One thought on “自己愛性人格障害(363) モラハラ 不機嫌アピール

  1. ほんとに自己愛面の論理って同じ より:

    人が幸せそう、楽しそうなのを見るとそれをぶち壊したくなってぶち壊したくなるのが自己愛。
    「俺がコイツが嫌いで不愉快なんだから察しろ」と場の空気が悪くなろうとお構いなし、自己愛にとっては周りがギスギスしているのが普通だから、自分が不愉快な態度を示す当てつけも普通の事でお構いなしなんでしょう。
    露骨な舌打ちに対し、その場で指摘などしていたら自己愛はまってましたとばかりに自己愛全開で自己正義を振りかざしていたかもしれませんね。
    もう一歩攻撃的な自己愛はターゲット本人が居ようと居まいと、名指しはしないが明らかにターゲットを指して、悪者呼ばわり犯罪者呼ばわりで貶すのもお構いなし。
    自己愛に対し誰もおかしいと指摘する人がいなければ、それを既成事実にし、誰々の事を言っているんだろうと指摘されれば、指摘した人を「自覚あるんだろう」「お前がそう思っているんだろう」と罵り悪者にするための逃げ道と罠を作り。
    自己愛本人はその逃げ道を隠しているつもりで傍には、そうする気満々伝わってくる事も珍しくない。だから面倒ごとごめんの人は見てみぬふり。
    どっちにしても揉め事の種を作り、それが揉め事に発展すれば裏からコソコソ油を撒いて爆弾を投げ込み放火し、悪者同士の対立戦争にもって行き、自己愛はその銃弾の飛び交う中を立ち回るヒーローになりきる。
    それが失敗すれば、そこいらの匿名掲示板やアングラに面白そうな揉め事があるぞと、持ち込み油を注ぎ爆弾を投げ込んで弄ぶ。
    自己愛の使う手口の一つだね。
    サイコ自己愛と不愉快な仲間たちの被害に遭った実体験。

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