自己愛性人格障害(335) PC遠隔操作事件 嘘を目の当たりにした話

この1週間くらいインターネットはほとんど見ていなかった。非常に気楽で、本を読んだり趣味に没頭していた。その本がいけなかった。しばらくリタイアのつもりであったが、あまりに面白いノンフィクションであり、人格障害を知る上で絶好のサンプルだと思い、是非ブログで紹介せねばと思った。それが「PC遠隔操作事件」である。事件当時リアルタイムで報道などを見てはいたが、この本を読んで全貌がつかめた。中々言葉でいい表せない人格障害の症状を、この本、そしてyoutube等で視聴出来る関連映像で、こういう人が実在するという事を、もっと世間に知ってもらいたいと思った。何もこの事件の犯人が特殊なわけではなく、ワシたちの周囲にいる人格障害者どもとは程度の差しかなく、まさにこの通りというお手本であると思う。

ワシたちの周囲にいる人格障害者・・・さらにもうひとつ加えるならば、ワシは最近リアルで人格障害者と接した。その人の書いている文章を読んで、また何度かのやり取りを経て、おそらくそうだなとは思っていたが、実際に会ってみるとガチであった。自信が確信に変わった。ガチどころか想像以上のガチガチであった。その人物の最も大きな特徴は虚言癖である。とにかく嘘をつく。それが嘘だとわかっているワシに対しても、平然と嘘をつく。自分の都合の悪い事をねじ込むようにアピール交じりの嘘をついて違うよと否定する。こちらが首肯しないで返答しないと、それはその人物の中で通った事になっているようだ。その様子を見て唖然とした。いや、以前から人格障害者とは、それとわかって話してみたいと思っていたが、いざ対面するとやはり気分の悪いもので、早く別れてこの場から立ち去りたいとずっと考えていた。それは一言でいえば恐怖感である。暴力的な物理的な恐怖ではなく、不気味で不条理な世界、同じ日本語を話していながら話が通じない、狂気的な恐怖であった。そして、次に、この人物の顔を見ながら、なぜこのような人物が生まれたのだろうと考えたりしていた。くしくもPC遠隔操作事件の犯人側の主任弁護士と同じ感慨を抱いたわけである。

ワシが最近会った人格障害、そしてPC遠隔操作事件の犯人。いずれも平然と嘘をつくという点で間違いない人格障害である。ワシが最近会った人格障害者は、今でもウェブ上で存在し、書いている事は人格障害のそれなのだが、共通の知人もいることもあって、さすがにコイツだと名指しするわけにもいかない。しかし、ちょうど似た者、つまりPC遠隔操作事件の犯人である片山祐輔の虚言の一部始終が書籍になり、またyoutubeで見る事が出来る。かなりミモノなので、ぜひビビってもらいたい。本当に恐怖だから。

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