自己愛性人格障害(331) 我々の出来ること

相手に違和感をずっと抱き続けていた。性格に問題があると思っていたら、実は人格に問題があった。人格障害者どもは平気で嘘をついてでも否を認めないので、話合いは無駄だというのは、今ならわかるが、その時は「話せばわかる」はず、相手を「納得」させねばならないという「常識」にとらわれ被害が拡大していった。このような経緯は人格障害者の被害に遭った人に共通している。少なくとも人格障害者どもの被害に遭った人は人格障害ではない、という事は確実である。

度々このブログに登場するワシの姉さん、彼氏と別れる時は「好きじゃなくなった」だけ伝えればいいと言う。仕事が忙しくてとか、中々会えないからとか、あれこれ理由を言うと「じゃあ」ってなるから、何も言わずに「好きじゃなくなった」とだけでいいと言う。これはまさに人格障害者と切る鉄則である。

今、ワシの思考が硬直状態に陥っている。人格障害なるものがいるという事はわかった。その手口も理解出来た。しかし正体がわかったというだけで、過去は消えないし、被害に遭った事実も変わらない。病名が判明しただけで病気である事は変わらないように「救い」になる部分がない。過去に対してアクションを起こすことは出来ない。出来る事と言えば将来同じ被害に遭わぬよう注意するだけである。

家族が、或いは配偶者が人格障害でという場合は、まだどうすれば良いかわからない。ワシの知り合いで、母親の葬儀の際に子供たちがお棺を担ぐのを拒否したという家があった。死んでなお子供たちからそういう対応をされる母親だったのだろう。このようにワシの身近な人たちの事例をいろいろ聞いてはいるが、今も結論は出ていない。

ただ、職場、友人、近所の人など、切れる関係であるならば、一刻も早く切れば良い。理由はいらない。過去は変えられないと割り切って、未来に進むしかない。未来に同じような被害に遭わぬよう気をつければ良い。それくらいしかする事が出来ない。

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5 thoughts on “自己愛性人格障害(331) 我々の出来ること

  1. 水彩色鉛筆 より:

    せんちさん
    わかります。すっごい理不尽だけど
    それしかないですよね。

  2. 山吹 より:

    ここに書かれているやり口、私に攻撃をしてきた男性と全く同じです。典型的な人格障害と言うことなんでしょうか。
    https://ameblo.jp/aprilink/

  3. きょうとあしたのわんこ より:

    始めまして。いつも拝読させていただいてます。
    >人格障害者どもの被害に遭った人は人格障害ではない
    自分もそう考えていました。ですが一概にはそうは言えません。人格障害者同士でくっついてる場合もあるからです。
    昨年の話しですが、知人を人格障害者から離れる手助けをしました。上手く事が運び環境が良くなったころにその知人が本性を現し、自分がターゲットになってしまいました。
    自分も過去に被害に遭っていたので被害者同士共感できるかと思い、近付きすぎたのがターゲットになった原因です。当時は被害者にも人格障害者がいるなんて思ってもいなかったので完全に油断していました。
    被害にあっている人、人格障害者かどうか、これは切り離して考えた方が良いかと思います。

  4. せんち より:

    *** きょうとあしたのわんこさん
    すみません、筆が滑りました。
    被害に遭う人が人格障害でないとは限らない、すみませんでした。
    人格障害者どうしが共存している事例はリアルで間接的に聞いているのですが、
    人格障害者が人格障害者の被害に遭うという例は知りませんでした。
    もっと学ばなければなー

  5. より:

    人格障害には主従型と従属型があって主従型は従属型を陰でコソコソ操縦して実行犯にし、自分は高みからほくそえんで高みの見物をする。
    主従型は隠れ蓑がいるうちは一見まともに見えるが、従属型がいなくなると自分が直接関わることになるため本性がボロボロと露呈する。
    従属型は群れると凶悪性が増す。

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