自己愛性人格障害(327) 期待の大型新人 part 2 仲間に引き入れる

人格障害者チエミちゃん。
ワシに友人が所属するテニスサークルで、変だと気付いた人は距離を置いていた。悪い評判はサークル内で広まって、徐々に人間関係が狭まっていった。それでも人格障害者チエミちゃんは、次々に「親しい人」を求めてサークル内の人間関係を転々としていたのだろう。その過程で、自分から離れていった人の悪口を言いまくり、共通の敵を作ることによって自分の側に引き入れようと画策する。これは人格障害者どもの典型的な手口である。次々に人間関係が崩壊していき、新たな人間関係を求めて、とうとうワシの友人に順番がまわってきたのである。

自己愛性人格障害(185) 年齢相応の人生経験

当初は、普通の対話を交わしていた。しかし、当たり障りのない関係で様子を見つつ、人格障害者どもは次のステップとして、相談をするふりをして秘密を共有させようとする。それは実は秘密でも何でもなく、毎回いろんな人に同じ話をしており、こういう時のための「持ちネタ」でしかないのだが、「あなただけよ」「こんな相談もするあなたは私にとって特別なのよ」という意識を相手に与えようとする手口である。普通のやりとりをしている中で、突然、深刻な話をする事に違和感があるが、正体に気付いていない時期は、せっかくなのでアドバイス的なことくらいは言うだろう。

「相談したいことがあるのです・・・。サークル内の人間関係で悩んでいる事があって。お忙しいと思うのですが、どこかで一度お会いできませんか?」

ワシの友人と人格障害者チエミちゃんは、まだそんなに深い関係ではない。何度か個人的なやり取りをして、ワシの友人から見れば「サークル内の大勢の中のひとり」でしかない。しかし長く所属しているので、自然と取りまとめ役のような感じになっている。そういう人を自分の側につけるために、わざと相談したい、個人的に会いたいと言ってきたのである。もう考えていることが手にとるようにわかって怖い。

ワシの友人は、この時点ではまだ人格障害者チエミちゃんの正体に気付いておらず、わざわざ時間をとり、待ち合わせ、実際に会って話を聞いている。そして、この相談したい「人間関係の悩んでいる事」というのは、結局、自分から離れていった人の悪口、そして自分を被害者に見立てての同情を買う内容であった。

*****

このワシの友人というのは、過去に自身が別の人格障害者の被害に遭っている。人格障害者ウッキーの事もリアルで知っている。何より、このブログの制作管理をしてくれている。バッチリ「扉が開いた」人なのである。後日談だが、つい先日、電話で話したときのこと。

「あれだけブログを読んでいて、あなた(ワシ)からも直接いろんな話を聞いていたのに、それでも全く気付かなかった」

それでも相手が人格障害だという正体に気付かなかったというのである。ワシの友人は心の優しい方で、性善説を前提に動いているようなところがあることは否めないが、それでも「扉が開いた」人でありながら、新人の人格障害者には当初気付かなかったというのである。あな恐ろしや。

人格障害者チエミちゃんの話は、まだ続きます。
(続く)

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13 thoughts on “自己愛性人格障害(327) 期待の大型新人 part 2 仲間に引き入れる

  1. 笛吹き より:

    私は扉が開いてから今までのことを思い出してみると
    父親に始まり、何人もの自己愛が私の前に現れていたことがわかります。
    自己愛に育てられた子は自己愛を呼び寄せ餌となる素質があるのだろうかと思えてしまいます。
    扉が開いた今は人を見る目が全く変わりました。
    新しい人間関係を始めるのが怖い。
    悲しいことですがまず疑うことから始めなければならない。
    それでもきっとまた嗅ぎつけられて餌にされそうな気がします。
    自己愛の餌食を見つける嗅覚は鋭く、手口は巧妙です。
    思い出すと吐き気がします。

  2. 喪失 より:

    またいろいろ吐き出します・・・あらゆるされたことを書き立ててぶちまけそうになったのを抑えて大分削ったつもりですが削れていませんね。
    人格障害者チエミちゃんとサイコ自己愛(男)の立ち振る舞いがまるっきり同じ(サイコの方がもっと狡猾だけど)で性別が同じだったら同一人物かと錯覚するくらい同じですね。
    こちらの場合はサイコ自己愛がSNSグループ内の権力(的立場の称号)を手に入れたところに、SNSの管理人が諸事情で運営に関われなくなってそれをいいことに、陰でコソコソと自己愛を発揮しながら裏工作をや謀略を巡らし好き放題していたようです。
    自己愛が「自分の秘密を曝け出したんだから~」から、お前も曝け出せといって秘密を握ったところで脅しのネタにしたり、奴隷や便利な道具に仕立て上げるのは常套手段です。
    自己愛が裏切られたと思ったら、そうやって手に入れたネタで生贄を徹底的に甚振りイジメ倒して破滅させて自分上げと自己の欲求を満たすところまで計算ずくで。
    そういえば、自己愛が私の事を「学校の教師や警察官などの外面のいい聖職者が犯罪を高確率で犯しているのに、あいつの性犯罪が表に出ないのはおかしい絶対やっている」「あいつがSNSメンバーの弱みを握って口封じしているからあいつの醜聞が出てこないんだ」と言いふらしていたそうです。それ、「自分がやっているから他人もやっているに違いないの自己紹介ですか?」と言ってやりたい。
    更には、私の事を嘘出鱈目大げさに無関係の凶悪事件と絡めて、匿名掲示板に書き立てて個人情報や醜聞を探らせて暴露しろと煽ったりしていたようです。
    先日もSNSの管理人がTwitterで「善人を装っている人は~」といったリツイートをしたのを引き合いに出して私を犯罪者呼ばわりしていたそうです。コロコロしてやりたい。
    20の頃に起業したばかりの時に乗っ取りを仕掛けてきて、乗っ取りに失敗したら死なばもろともをやらかしてくれた当時大学生の自己愛もサイコほどではありませんがそんなでした。(ちなみにその後も同業の個人経営のところをいくつも潰しつづけている)
    自己愛という危険存在な存在の概念はその事があってから、なんとはなしの感としてあったのですが、サイコ自己愛の狡猾さがそうとうなものらしく、自己愛が自爆して本性を現すまで私を含めほとんどの人が気付かなかったようです。
    ただ、SNSで私が無法者にトラブルを起こされた時に、以前からSNSの良心を騙りやたらと「何かあったら相談しろよ」と何度も(今思えば白々しく)モーションをかけてきていたサイコ自己愛には一切相談しなかったのは、無意識に要危険人物対象にしていたのかもしれません。
    私に対するものを始めとした嫌がらせ的なのは、サイコ自己愛が問題行動のある人たち(ちょっとアレな人ら)を唆してやらせて(それを見てほくそ笑んでいた)いたというのが後々、自己愛の自爆で判明してます。
    SNSメンバーからの、ハラスメント的トラブルなどや生活いろいろえとせとらの相談が、副管理人のサイコ自己愛にではなく私に来るのがサイコ自己愛的にそうとうムカツク目障りというのもあったようです。逆恨みされても困るのですが。
    私の存在を「いいなりになる奴隷にならない野郎」「思ったような玩具の反応を返してくれないガラクタ」「汚とせば立ち位置を奪えるに違いない」などなどもあったようですね。
    私をSNSから追い出した後は、自己愛が「何でSNSの善意を標榜する俺には相談が一切来ないんだ」とブチ切れていたそうですから。
    悪知恵の働く自己愛は自分が表だって行動をするのでなく。
    他人を隠れ蓑に使って自分の自己愛を隠す。チクリ外交で人同士の繋がりを分断して好きなように操る。などの工作を使ってますね。
    そのうえで論理武装などで自分の立ち位置の安全を確保しつつ、他人を攻撃する時は性善説者(騙しやすい。本人には悪意がないから余計たちが悪い)や、精神的に何かを抱えている人(騙していいなりにしやすい)や、アスペルガー(持続的な攻撃をさせるのに利用)持ちを言葉巧みに言いくるめて騙し唆し手先にする。
    そういった類の自己愛本人は、そういった争っているのを眺めて愉悦に浸る(自己愛談)のが好きなようです。ゲームをする感覚というか、サイコ自己愛は要約「神になった目線で駒が踊り狂い戦争をしているのを眺めるのが愉悦」のようなことを言っていたそうです。
    別の記事でもあげましたが福岡の消防隊であったこの事件が、行き着くところまで行き着いた自己愛カーストの成れの果ての一つに思えて身の毛がよだっています。
    糸島市消防本部で集団パワハラ? 約30人が被害 中には退職者も
    http://www.sankei.com/west/news/170301/wst1703010044-n1.html
    「福岡 集団パワハラ」などでググルといろいろ出てくると思います。
    職場のいじめ問題、学校のいじめ問題・・・いじめ問題の中心には必ず自己愛がいるのではと思えますね。

  3. マンゴー より:

    人格障害の話を聞いている人でもうっかり相談相手になってしまう所、一度扉を開いてしまった私ですが、また餌食になりそうで怖いです。
    「あなただけよ」っと私も秘密を告げられました。
    ミュージシャンとこれ以上、付き合いできないので死んだ事にしたって。本当はふられた、もしくはただのグルーピー?
    今は自己愛と絶縁したので邪魔されたら、
    そのミュージシャンとやらに「この子、まだ生きてるよ~」っと反対に告げ口してやりたいですね。
    本日自己愛からメールが届きました。
    FBブロックされた事に気づいたらしく、自己愛と再会した時に「私の記事、読んでね~」って渡された20年前に彼女が書いたしょうもない感想文が書かれた雑誌を返還しろっと。プラス私は昔からだらしない女と蔑んだ一文もあり。
    自分の住所を知られたくないので、差出人空白で宅急便で送ることが出来るのか?ヤマトに相談します。
    早く私の人生から消え失せろって願います。

  4. 平成土偶 より:

    お久しぶりです。
    私もリアル自己愛報告を…
    去年一月、私をタゲにして発散してた真性自己愛lが自爆して退社。最後っ屁凄かったですよ~無断欠勤の嵐、Lineの皆が引く書込み、盗難?まで
    それがいなくなった職場の平和を満喫してましたー。
    その後11月、派遣で新人さんKがきました。
    初めての休憩時間で上機嫌でしゃべりまくりー既視感が…
    上席者が仕事の仕方をKに一渡り説明して、仕事が始まりました。
    そのうちに現場ではこうした方がより良い・親切だと思われる事があったのでKに伝えたら、
    「でもだって上席者さんに言われたのはこのやり方だから」
    あーそうですか、じゃあお好きに。
    また、上記のような案件が発生し、Kに説明すると
    「でもだって」と拒否。
    私はこの二件でKには違和感を持ちました。
    この職場に入ったばかりの新人なのに仕事を教えてもらう態度ではないなとー。もしかして自己愛が強い人?
    そこでチームリーダーNに上記説明し私は一切控えることにしました。
    いやー、しかしそこからが出るわ出るわー
    Nさん苦労されてます。
    ★「完璧な仕事を目指しています」と言うK。ミス怖さに基本に忠実過ぎて仕事が遅すぎる。処理量も少ない。
    ミスから勉強すればいいのに、プライドが高すぎてミスをみとめられない。ミスを指摘して指導すれば「なんで私ばかりにいうの?」と反省なし。(他の人はそんなミスしません)
    ★ある道具の使い方を社員に注意されてー。
    「前の会社ではこのやり方でした!」は?今はこの会社ですが?
    ★同じ派遣元の人には職場の悪口をぶちまけている。もちろんわが身を省みることはない。との事ー
    ★Kより若い上席者の事を認めていないし、同じチームのメンバーなんていわずもがな。なんでそんなに自分が偉いかなー?
    ★現在チームの中でも浮いた存在。休憩時間は敵認定したらしくしゃべらない。Iの時もしゃべれなくなると「私を見て!」的な行動を起こしたものだけど、Kはどうなるのか?こんな状況が続いて前職をやめたのかも、と内輪で話しています。
    lの時は、上席者にそれなりの信頼感があったし、飲み会の時は根回ししてまわりは共依存か無害な者で固めてたし、職場では共依存に助けて貰って仕事できないなりに調子こいていたので、それに比べればKは自己愛傾向(?)なのかもー
    意外と周りにいます。皆さんもお気をつけて…

  5. 松ぼっくり より:

    笛吹きさんの餌食になる臭覚
    とっても共感できます。
    疑うところから人間関係を始めなければならないと言うところも。
    子供の話も進展有りましたが、モヤモヤは取れず仕舞いで居たのですがもう子供は自ら進んで生贄に成りに行かせるしか無さそうです。
    自己愛はしてもらって当たり前
    譲って貰って当たり前。
    お金も無いのに見栄張りたがりで出もしない人のお金を宛てにしまくり。
    こちらが譲るばかりで頭の一つも下げられない。
    馬鹿にしてんの?って思っちゃいました。
    モヤモヤの正体は人としての誠意の欠如した人に期待して居た自分でした。
    自己愛に誠意なんて通じないし、人としての筋の通し方なんて屁のような物なんですね。
    私もまだまだ修行がたりません。
    人に期待せず自分に期待しよう

  6. yome より:

    自己愛の自滅、待ち焦がれています
    職場であれば仕事が上手くいかなくなり自滅もありますが
    ご近所の有力者が自己愛となると、引越しをすることもできず
    周りは気づいていても保身のために見ざる言わざる、付かず離れずに徹します。
    たとえ被害者同士であっても自己愛への不満話などしません
    万が一悪口を言っていたと自己愛の耳に入ると怖いので
    被害者と言えども信じられず警戒します。
    こういう環境で自己愛が自滅するのはどう言う場合でしょうか?
    頭良く用意周到、証拠を残さずタゲを潰す←私が出会う自己愛です。

  7. 笛吹き より:

    >自己愛に誠意なんて通じないし、人としての筋の通し方なんて屁のような物なんですね
    本当にその通り、扉が開く前は何故わからないのだろうなんて思ったりしましたが、それって自己愛に対しては無駄なことなんですよね
    だって自己愛は自分で創りあげた世界の中で生きてますから
    どんなことがあってもどんな卑劣な手段を使っても自分は素晴らしく一番で有り続ける世界。悪いのはみんな周りの人たち。
    >たとえ被害者同士であっても自己愛への不満話などしません
    万が一悪口を言っていたと自己愛の耳に入ると怖いので
    被害者と言えども信じられず警戒します。
    このコメントにとても共感します。
    自己愛に散々かきまわされて人間不信、お互いが疑心暗鬼になっているんですよね
    下手に情報が洩れて、ターゲットにされようもんなら何をされるかわからない
    自己愛は犯罪スレスレのことも平気でやってのけますから
    そうやって自己愛は伸う伸うと生きているんです

  8. 喪失 より:

    自己愛は被害者同士が結託しないように、被害者同士に不信感を持たせるように、または対立構造を作り出して争うように誘導、環境を作り出しますね。
    サイコ自己愛に限らず、悪知恵の働く自己愛はほぼ必ず使う手法のようです。
    自己愛からしたら、チェスや将棋、闘技場、戦争ごっこの箱庭ゲームを自陣敵陣を自分一人が神の目線でプレイしている感覚なんですよ。
    自己愛 → 神 ゲームのプレイヤー
    自己愛の取り巻き → 虚栄心や自己承認欲求を満たす道具(自己愛談) 所詮ゲームの駒
    ジャイアン → 自己愛が暗躍するための隠れ蓑に利用するゲームの駒
    被害者 → オモチャにしていいサンドバック(自己愛談) 排除すべきゲームの駒
    第三者 → 自己愛ゲーム実況の観客 自己愛ワイドショーの視聴者
    自己愛の手の内でホットな対立構造や、「サンドバックに出来るオモチャ(自己愛が自分でゲロっている)」がないと退屈だ暇だなどと言って、わざわざ重箱の隅から火種を見つけてきて油を注ぎ爆弾を投げ込んだり、火の無いところに油を撒いて放火したり、廃油をぶっ掛けて火を放つ行為を始める。
    被害者(取り巻きジャイアンも)が自己愛のいいなり、完璧な駒として動いてくれないと、ゲームのコントローラーをぶん投げたりキーボードクラッシャーのように徹底的に当り散らす行為を始める。
    自己愛が前日まで親友と言っている人にでさえ、責任や罪をなすりつけて簡単に蹴落としてしっぽ切りもする。
    争い事を見つければ、自分の正体を隠し偽り関係者を偽り争っている者同士を更に炎上させるのは当たり前にする。
    思い通りに事が荒れると、第三者目線で嬉々として自己愛ワイドショーの評論家様を始めて「こいつらはこんなにクズな人間だ!俺はこうはなりたくないね」と自分を持ち上げているのにはほんとに反吐が出ます。
    私が被害に遭っているサイコ自己愛はもの凄い陰湿な謀略を企てるのですが、調子に乗ったりヒートアップしてくると勢いのままに、「人として最低最悪な腐れ外道な本音」を「悪びれることもなく当然の権利」のようにポロッとお漏らしする癖があるそうです。
    ジャイアンという例えを出したのは、ジャイアンのように横暴な支配者や権力者に取り入って(それがやたらと上手い)それらを操って隠れ蓑にして悪事を積み重ねるという点からです。
    いざ問題になると自己愛はジャイアンから距離を置いて、元凶は全部ジャイアンの仕業にして被害者を気取るという。
    サイコ自己愛が特に典型らしくSNSだけでなくあらゆる場所で何度も繰り返しているらしい。
    自己愛絡みのイジメ事件の加害者の反吐が出る口実を聞くと加害者が被害者をイジメる感覚は、「悪ふざけ遊びの延長、ゲームをする感覚、自らの虚栄心を満たしたり、周囲に力を誇示するためのパンチングマシーン」というのが滲み出ていてほんと気分が悪くなります。
    自己愛は不治の精神病だから、大人になってもその感覚でイジメ行為を繰り返しているのが自己愛なのか?

  9. yome より:

    ご近所の自己愛自滅作戦は、自己愛の事は話題に出さず
    気の合うもの同士で気付かれないように仲良くする
    時間がかかりますが、話していれば同じ思いの人かどうか分かってきて
    その人も自己愛の前ではあまり話さず、私とも特に話しません
    そうして適当に敬意を払いながら、知らない内に自己愛を蚊帳の外に置いておく
    もちろん仲が良いのが分かれば自己愛が邪魔をしようとするでしょうが、分かり合っていれば善悪の判断はできます
    離れていけばそれだけの人だったと言うことです
    今実践している方法です、時間はかかりますし信じきれるものではありませんが。

  10. ベルガモット より:

    おひさしぶりです。
    今回の投稿を読み、うちの自己愛母がやっていたことを思い出しました。
    メールもLINEもない頃、母はいつもあちこちに電話をかけては長々と話していました。専業主婦で家にいた頃も、パートで働き始めてからも。
    「奥さんだから話すんだけどさ…」
    「誰にも言わないでね。言ったら奥さんがかえって大変なことになるから…」
    思えばこういう言葉を度々口にしていたような気がします。
    ひとたび電話を始めると、家のことはほったらかしで、いつのまにか外が暗くなってもカーテンもせず、子供がお腹が空いたと言っても、学校から大事なお便りをもらったと言っても電話に夢中でした。
    父が毎月の電話代を注意しても「あんたは仕事のことだけ考えてればいいからいいわよ!私の毎日の苦労なんかわかんないでしょ!電話くらい何よ!あんたはあの時ああしてくれなかった、こうしてくれなかった」と過去の話を持ち出してヒステリーを起こすので黙認せざるを得ませんでした。
    母の電話相手は親戚や地域の主婦仲間、パート先の同僚と色々でしたが、思えば、決まったパターンがありました。
    最初はご機嫌で饒舌な楽しそうな長電話⇒言い訳らしきことを何度も何度も言い、しまいには涙ながらに訴える辛そうな長電話⇒一方的にまくしたててガチャ切りし「あのバカ!」と毒づきながら、なぜか「お前のせいだ」などと子供に当たり散らす。これが相手を変えて繰り返されていました。
    扉が開いた今、母のやっていたことはチエミちゃんとほぼ同じだったんだなあと腑に落ちました。今だったら長文メールや、終わりのないLINE攻撃をしていたところでしょう。
    人間関係を操作しようと画策しては失敗を繰り返してきた母は、今やご近所やかつての仕事仲間との交流はゼロです。親戚とも良い関係ではなく、似たような性質の叔母(母の妹)とお付き合いという名の腹の探り合いをしている程度。それでも自分を社交的で人に好かれる人間だと豪語するのですから、自己愛というのは本当に厄介ですね。

  11. 水無月 より:

    せんちさん、今日は自己愛+境界性男の暴言とモラルハラスメントで自殺した女性の命日なんです。追い込んだ本人は、ピンピンしていてのなんの罪悪感もないようで。毎日働きもせず、新しいターゲットを見つけては嬉しそうに無価値化こき下ろしと説教を繰り返していますけどね。

  12. せんち より:

    *** 水無月さん
    ムカつきますね。
    呪い殺したいですね。

  13. 笛吹き より:

    まわりまわって 行き着く言葉が
    「自己愛なんて死んでしまえばいいのに」
    普通はこんなこと思ってはダメですが自己愛に関してはかまわないと思える。
    だって 自己愛は生きているだけで害のある人間の形をした何かだから

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