自己愛性人格障害(319) 本人にしかわからない嫌がらせ

先日、A姉さんと食事をした。
自己愛性人格障害(214) 豹変 1 「無視以外の反応」
ここで書いた上原という人格障害と関わってしまった人である。
いろいろ近況に変化があったので、話をしたかった。
嫁さんや家族とは別に、相談できる相手がいるというのは大切だと思う。

上原の話も続きを書かねばと思っているのだが、
書きたい衝動が起きたときに書くのがブログを長く続けるコツだと思うので、
のんびりお付き合い願いたい。

*****

A姉さんの職場の後輩で、結衣ちゃんという女の子がいる。
若くて可愛くて仕事が出来て、いわゆる女子力高めOLである。
それを面白く思っていない同僚がいた。動機はありがちな嫉妬であろう。

休憩室に結衣ちゃんが入ってくると、
その同僚が無言で「本人にわかるように」出ていく。
更衣室に結衣ちゃんがいると、出てくるまで外で黙って立っている。
そして結衣ちゃんが着替えて更衣室から出ていくと、
「本人にわかるように」入れ替わりでそそくさと入ってくる。

無言ながら「本人にわかるように」というニュアンス、
扉が開いた人ならばわかるであろう。
こういうのと、ずっと一緒にいると職場も息苦しいだろうに。

本人にしかわからない嫌がらせ。

結衣ちゃんは明るく性格の良いコだそうだ。
本人に言っても「知らない」「やってない」「気のせい」と認めないのはわかってる。
だから放置するしかない、と言っている。

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6 thoughts on “自己愛性人格障害(319) 本人にしかわからない嫌がらせ

  1. 乙女座の音楽家 より:

    私もロッカー室でやられました(怒)
    残念なことに、私は女子力は低く若くもないんですが(泣)
    朝とか昼はみんなが使いますので、隣に人が来たらよけてお互い使えるようにしますよね。
    奴はや ら な い。一応形だけ避けるんだけど、5mm位(笑)
    私は奴の隣でしかも壁際だった。
    さらに壁際に椅子がおいてあったんだけど、そこに荷物を置き、一つ一つロッカーに入れて、ロッカーから出す。つまり私のロッカーの前で作業しているので完全に塞がれてる。ヨボヨボの婆さんかってくらい、ノロノロノロノロと。
    ロッカー使わなくても何とかなったのですが、流石に不便です。丁度違うロッカーが空いていたので、適当な理由をつけて管理者に変えてもらうことに。
    次の日の朝、奴とロッカーであった時に違う場所のロッカーを開けた奴の顔ときたら。
    「えっ?」って露骨に戸惑ってました。
    自己愛にとって、私は彼女が勝手に割り当てた役割を果たしていない=懲罰が必要、その結果ロッカー使わせない、その他諸々だったのでしょう。
    なるほど罪悪感が無い訳だ。
    このブログを読んで自己愛の空想=現実、嫌がらせ=懲罰という理論、思わず納得です。
    http://blogs.yahoo.co.jp/nezuminimimi/70266643.html
    自己愛の記事自体は少ないですが、参考になればと。

    1. 乙女座の音楽家 より:

      コメント内容に誤記がありました。
      場所を変えたのは、私のロッカーです。
      自己愛が、今までと違うロッカーを私が開けたときにあ然とした、ということです。わかりにくくてごめんなさい。
      自己愛のロッカーを黙って変えようものなら、どんな凄まじい罵倒を延々と私やみんなが受けるか…今でもガクブルですよ。

  2. かめこ より:

    せんちさんこんばんは。新年早々、
    自己愛からの嫌がらせでイラッとしてしまった自分にちょっぴり反省。
    スルーするのが一番ですね。
    A姉さんのお話。
    例えば結衣ちゃんが更衣室で真夏の暑い日に独り言で「あつ~」と言った時に、
    たまたま同僚の子がいたとします。
    結衣ちゃんを悪人に仕立てあげ、
    評判をさげるには「結衣さんが、私のことを暑苦しいからあっち行ってって言われたの」とねじ曲げ、
    吹聴する機会を伺っているか、
    ほらほら結衣さんってこんなにも私を傷つけて気を使わせてるんだよ、
    ほらほら自己嫌悪に陥ってよという、
    自己愛ならではの自分だけの空想の世界に浸っている可能性はないでしょうか。
    自分より可愛くて人気があってうらやましいなぁー、悔しいなぁーで済まないのが自己愛ですね。
    絶対に構ってはいけません。誰かが突っ込んでくれるのを待っているかも知れませんから。
    私は義姉に体調がわるいからしばらくそっとしておいてねと言ったら、
    「お前の顔なんか見たくもない」と言われたの~と吹聴します。
    跡継ぎが欲しいから次は男の子を生めと父や私が言った事にもなっております。
    今の時代にそんな事を誰が言うのでしょう。
    どなたかがコメントされていらっしゃったようにドラマのセリフと同じような話し方をします。
    悲劇のヒロインとして空想の世界で生きているみたいです。
    空想の世界にはリアル世界での他人の痛みはわからないのでしょう。
    とにかくスルーするのが一番ですね。

  3. Hiho より:

    つい2日前母親に人格障害の様を見せつけられ悩み悩みこちらのブログにたどり着きました。
    たわいない会話の中で激昂し罵倒され、かなりのショックを受けました。
    お前を生んだことを後悔している。本当に思い切り殴りたいと何度も言われました。
    あまりにも普通の会話だったために
    何でそんなことで怒るの??本気で怒ってるの??とびっくりして問いかけていると
    遂に手を挙げられました。
    更に質問したことが全て否定に取られたようです。
    私は3人兄弟で幼少の頃から、母がヒステリーで何かある度に夜に外に出されたり、怒ると手がつけられない人でした。
    姉には特にあたりが強く私は末っ子だったため、母を怒らせないように要領だけが良くなってずるい人間に成長してしまったと今は思います。
    母は昔から他人を非難していて、それを全て正しいと思い込んでいました。善悪の基準は両親でした。
    進学で親元を離れ、会社に勤め
    上司から沢山非難されることも経験し、恋愛も経験し度々起こる摩擦に自分はおかしいのかと悩みました。今思えば自分も母親と同じようにプライドが高く、非難されると不愉快になる器の小さい人間になっていました。
    まさにパーソナル障害です。
    お付き合いしていた方にどうしてそんな些細な事で怒るの?とよく言われました。
    両親の場合は会社を経営していたので、咎める存在が無かったのも大きいと思います。
    私が社会に出て当時一緒に働いていた上司もパーソナル障害の気があり、間違いを指摘するとヒステリーを起こす存在で私はそれ以上何の文句も言えない立場だったために度々理不尽を感じていました。
    更にはたまに会う母親に対して疑問が生まれるようになりました。どうして彼女にとってみんな悪者なのだろう?
    どうしてそこまでキレてしまうのだろう?
    どうして悪気の無い一言にそんなマイナスな受け取り方をするのだろう?
    母親とトラブルになる人を弁護すると私が悪者になるのは何故だろう?
    彼女の中では事実が大幅に湾曲して受け取られているのです。
    それを感じた時、違和感と共に自分もこの人に似ている所が多々あると理解しました。
    それからも何度も母親と対峙した人に相談されその都度母親を諭すことにより、何度も母親から責められました。
    お前は娘では無い、お前なんか産まなきゃよかった。
    でもほとぼりが冷めると機嫌をとってくる。
    私は言われたことを忘れていなくてショックを受けているのに、本人は何で怒ったのか覚えていない。
    母親を見て、自分が似ている事実を受け入れ反面教師だと思い自分のくだらないプライドを捨てなければいけないと何度も感じました。
    今、母親がキレてもこちらが同じように理性を失くすことはありません。
    人間関係で自分が意見や否定をされても受け入れることに困難やストレスを感じることははありません。
    自分が何が得意で何が不得意なのか、恥やプライドを無くして人に話すこともできるようになりました。
    以前付き合っていた人の影響で、ダサい自分を受け入れてそれを人に自らプライドを捨てて言えるなんてすごく自信があってかっこいいと思えたからなんです。
    私は周りにたまたま自己愛性パーソナル障害の人がいて関わった事、親元を離れて社会に出て揉まれたこと、両親からの被害者の気持ちを知ったことから前に進めていると少なからず思っています。
    でももしかして精神科に受診したら今でも私は自己愛性パーソナル障害と診断されるかもしれません。
    当時責任ある立場に会社で立たされていたため、わたしもウッキーさんまでのヒステリーは見せないものの、新人の方には嫌な思いをさせていたかもしれません。当時は会社のため教育しなければいけなかったので必死でしたが。。。
    父親は私には特別やさしいですが、彼の周りもまた被害者ばかりです。
    両親ともにパーソナル障害だと感じております。私だけでなく第三者からの意見も混じえてです。
    姉も同じようにすぐきキレてしまう性格で社会や家族から孤立しております。
    私にとってウッキーさんのようなパーソナル障害は極めて身近です。
    でも自覚することは難しくても自覚するチャンスはあると思います。
    付き合い方は本当に難しくて家族だと簡単に距離を置けるものでもありません。どんなに本人のためと思い諭しても彼らからしたら普通の意見は単なる否定してくる加害者でしかないのです。
    せめて自分は人を傷つけてはいけないと日々感謝して生きていこうと思います。。。
    著者さまもこれだけの長いブログをされていることはかなりの被害があったからこそと感じました。なんか読んでいて共感とともに過去を振り返りごめんなさいって思いました。

  4. あいうえお より:

    扉が開いた人ならばわかるであろう。
    こういうのと、ずっと一緒にいると職場も息苦しいだろうに。
    単純に脳の作りが普通と違うと思ってスルーするのがいいんだと思う。
    サイコパスー中野信子
    読みましたが、サイコパスは反省しないが反省してることを口にすると優位になると判断したときにおいて謝るっていうような記述がありました、確かウッキーも「」

  5. あいうえお より:

    サイコパスー中野信子からの引用
    *女性のサイコパスは弱い女、涙を流す女を攻撃できないという社会通念を利用し、批判する人間がまるで極悪人のように見えるアングルを演出することに長けています
    *彼らは自分のそうした特徴に気付きそれを隠そうとします。サイコパスも良心の呵責や罪悪感を口にすることがあるが実際に心が痛んでいるのではなく他人から責められたときは自分が悪いと感じているように見せることが有効な処世術だと理解しているからです。
    私の感想→こりゃあ、自己愛のことかい?

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