自己愛性人格障害(311) おかしなことが次々と起こる その2

1968年イギリスでメアリーベル事件が起きた。
二人の子供を殺した犯人は、なんと10歳の少女であった。
犯人がまだ幼い子供であり、さらに犯行声明を郵送するなど、
まさに神戸連続児童殺傷事件のイギリス版である。

10歳の少女メアリーベルは、近所の男の子マーティンを殺害した。
まだ犯人が誰かわからない時に、
メアリーベルは殺されたマーティンの母親に会いに行った。

「マーティンがいなくなって淋しい?」
「マーティンのことを思って泣いたりする?」

これは幼い子供の無邪気な言葉などではない。
メアリーベルは、息子を殺された母親の反応を見て楽しんでいたのである。

続いてメアリーベルは、マーティンに会いたいと言い出した。
これもまた友人の死を受け入れられない無邪気な子供の発言ではない。
「マーティンは死んでしまったのよ」と母親が告げると、
「だから、お棺に入った死体を見たいのよ」と述べたそうである。

さらにメアリーベルがサイコパスである所以は、
それらをすべて、ニヤニヤしながら尋ねていた点である。
蛭子さんではないが、マーティンの葬儀中もニヤニヤ笑っていたそうである。

もちろん、これは歴史に残る極端なサイコパスの例である。
ここまで極端でなくても、規模が違うだけで、
自己愛性人格障害者どもに共通する言動の動機を垣間見ることができる。
何らかのヒントを得ることができる。

まず、10歳の少女がこのような異常行動をするとは、
人格障害が生まれながらのものであることを示唆している。

話は脱線するが、今のところボクの認識では、
人格障害は遺伝ではないが先天的なものであり、
それに環境が加味されて完成すると考えている。

そして、息子を殺されて悲しんでいる母親に対し、
メアリーベルは、あえて悲しみを増幅させる質問をして楽しんでいる点。

神戸連続児童殺傷事件の犯人、酒鬼薔薇聖斗が書いた声明文の一節にもある。
「ボクは殺しが愉快でたまらない。人の死が見たくて見たくてしょうがない」

メアリーベルと酒鬼薔薇聖斗の二人は、
殺すことで何か別の目的を達するのではなく、
殺すこと、それ自体を目的としていた点、
それに付随する周囲の悲しみを楽しんでいた点が共通している。

他の人が悲しむことを、困ることを、ニヤニヤしながら楽しんでいる。
まるで、それを目的として行動しているように思える。

極端な人格障害がいると、次々に連続殺人事件が起きるし、
普通の人格障害がいると、次々におかしな出来事が起きる。

殺人事件まで発展するとは異常事態であるが、
法を犯さないレベルでの、おかしな出来事というのは、
人格障害者のいるところで頻発する。

ある人物が来てからトラブルが続出するようになった、
人間関係がガタガタになった、という経験はないだろうか。
その中心には人格障害者がいるはずである。

人格障害者がいると、おかしなことが次々に起こる。

(続く)

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20 thoughts on “自己愛性人格障害(311) おかしなことが次々と起こる その2

  1. エア より:

    10歳の少女がそんなことをするなんて衝撃的ですね。
    しかし、別の記事のコメントにも書きましたが、サイコパスの中には彼らの長所である卓越した頭脳や観察眼、合理的な判断力を活かして、社会的に成功した人もいます。また、サイコパスは犯罪者だけではなく、政治家や実業家に多いそうです。その為、私生活での付き合いでは苦労しても、ビジネスでは非常に強力なパートナーとなる事もあり得るのです!
    少なくとも、サイコパスが必ず犯罪者になるとは限らないので、その点はご理解を。
    以前、私がこちらにコメントした文章も参考に。
    自己愛性人格障害(304) 人生いろいろ
    http://ikuwakai.net/dekopon/?p=4289

  2. せんち より:

    *** エアさん
    ええ、もちろん、オール or ナッシング ではないですよ。
    ただ、サイコパスが社会で成功するケースがあるのは、
    まさに良心が欠如しているからではないでしょうか。
    サイコパスの成功の裏で首を吊っている人がいるかもしれません。
    お菓子メーカーのグリコが大企業になった裏には、
    多くの下請けや取引先の犠牲があり、
    それが1985年のグリコ森永事件として露呈していました。

  3. 喪失 より:

    毎度、書いていて思うのだがサイコ自己愛のあまりにも主張や言動に整合性を求めるのは無理ということを思い知らされる。
    まとめている自分が何かおかしいのではと思えてきてやばい。
    メアリーベル事件なんか、ああっと思い当るところがありすぎます。
    サイコ自己愛がイジメの主犯格として自分の悪事がバレ責められると、
    「誰しもが心の中に真っ黒な部分がある。それらを引きずりだし一緒に楽しみたかっただけだ」
    「(俺様の策略で生贄の)本性を露呈させ真っ黒に染め上げてやったのだ(真っ黒な言動自体が自己愛の自演とこじ付けだが)」
    「(そうするように仕向けたのだから生贄は)○○しなければならないはずだ(しているはずだ)」
    「俺は生贄の事をよく知っている(そう思うように誘導してやったのだから生贄は)そう思っているに間違いない(思っていなければならない)」
    「お前らが俺様を悪者扱いするから、悪者を演じてこの界隈のどす黒い膿を全部出して浄化してやろうと思ってやった、悪いのはお前等だ」
    などといったことを毎度のように大演説。
    一方で自己愛が悪事を働いて責め立てられている現場とは別の場で、衝動的に善人面、いかに自分は聖人君主な思想の持ち主かを主張。
    それらについて他人に感想や自分に都合の良い意見を言わせ、それを引用して自分はそれに同調した、同意したというスタンスを取る(俺が言ったんじゃないしと擦り付け逃げるための口実も兼ねている)ということをやっていました。
    かと思えば、周りが自分の思い通りに誘導されないイライラからか衝動的に「誰もが黒い物を抱えているのだから何か人の道を外れることをするのは当然だ」と、責め立てられた時の逃げ道(と本人は思っているらしい)を用意して、本心本性をぶちまける行為もしている。
    自分の犠牲になる人を「イジメられる方にも罪がある」「サンドバッグや何をしてもいい玩具」と揶揄し、一方で自分はそれらのイジメともいえる行為をしている者を諌める賢者視点で批判をする。
    これらをする場合も、他人に言わせたり、著名な人や他人の発言を拾ってきて引用という形で自己正当化や逃げ道に利用する形で行う。
    自分の犠牲になった人の「生死確認、今どこまで落ちぶれ惨めになったか」を下僕に探らせ報告させるということもやっている。
    そのうえで「(まだ死んでいないのか)ひとまず安心した(と言っておこう)だが(復讐や反逆されるのが)非常に不安だ」などと言った事を白々しく言っていたりする。
    自己愛が自分が嫌いな人を餌食にするときは「イジメられる方に責任がある」を主張し自己正当化する。
    一方で自己愛が嫌われて村八分にされたり批判されたことを、イジメられたと主張する時は、「イジメる方が100%悪い」と主張し、「イジメられる方にも責任がある」は自分には適用されなくなるらしい。
    何人も見てきているが、程度の差はあれ自己愛気質のあるナニカはこの二極端思想を必ずと言っていいほどしていました。
    店頭の商品を万引きして、「盗られるところに置いておく店が悪い」と主張する窃盗犯の論法に共通するようなことも。

  4. せんち より:

    ごめんなさい、どなたかのコメント、
    間違えて消してしまいました!一生の不覚!
    コメントが反映されていないという方、申し訳ありません。
    町内会長さんが。。。という内容でした。

    1. もも より:

      町内会も、自治会も、会社も、サークルも、男女のなかも。
      なんでもパターンが同じですね。

  5. さくら より:

    せんちさん
    お元気ですか?
    おかげさまでだいぶ落ち着き、先日転職しました。多忙です。でも、心軽やかでむしろ清々しいくらいです。
    今振り返ってみると、パートナーに絡む一件しかり、前職スタッフしかり、まさに三回ルールそのものだったと今離れてみてわかるようになりました。
    すみません、吐き出させてください。
    仕事は好きでしたが、耐え難い人がいて心折れる日々だった前職。最終勤務日にとどめさされました。
    その人、途中から涙ぐんでいて、私が去るからほっとした?はたまた寂しいを演じてる?と思いながら多忙だったので触れることなく勤務を終えたのですが、別の方から「泣いてだけど何かあったの?」と。
    聞くと、”朝からさくらが全く口をきいてくれず無視された。他のスタッフとは楽しそうに話すのに。ずっと気にかけてあげてたのに、今まで自分のことをこんなに嫌ってたのかと思うと悔しい”と言われたそうで…
    唖然としました。
    当の彼女は、朝からいつものように不機嫌で話してこないでオーラ満載、尋ねたことには馬鹿丁寧に返答されたりの”平常運転”だったので、どんな変換をしたらそう言えるのか疑問符だらけでした。
    無視やら他のスタッフとは のくだりは、彼女自身が気に入らないスタッフに日々やってることなのに、された(と、被害ぶる)ことには回りを味方につける…
    私も例に漏れず入社後かなり冷遇され出勤すらしんどかった時期がありました。
    突如やたら話してきたり私のことを心配したりになったのも、今思うと、私の勤務ぶりをかってくださる上司に代わったタイミングでした。
    去る私にうまみもないので、最初に戻っただけだなと。
    寂しいとか悲しいならまだしも、悔しいって…この一言に凝縮されているように思います。
    今の職場にそんな人がいないよう、加わらないよう切に願うばかりです。

  6. エア より:

    せんちさんへ
    そうですよね。良心の無さが合理性や的確な判断力をもたらすのでしょう。良く言えば理性的、悪く言えば血涙も無い具合です。
    ただ、社会的に成功する程の能力のあるサイコパスは、根回し等の報復対策も万全でしょうし、仮に大きな報いを受けても、そこから這い上がるだけのパワーもありそうですよね。反省・改心するかは別として。
    人間性は最悪でも、どん底に落ちても屈しないメンタル強さや成功を掴み取るだけの知性は、認めた方が良さそうだ…。

  7. kiro より:

    自己愛の方を見分ける方法、凄く納得出来る所が多いです。
    これから先、なんとなく違和感を感じたら見分け方で判断して退避しようと考えています。
    ただ、この時、逃げ方って大切ですよね?
    現在、色々読ませて頂いた中から思うに、「相手(自己愛)を褒めて喜ばせておいて、少しづつ、距離を置いて逃げる」のがベストな方法って所でしょうか?(自由に逃げれる環境・関係の場合で)
    他に注意する事は、ありますか?(記事の見逃しがあったらすみません)
    内心、逃げる気配に感付かれて、目つきが変わって追いかけて来られそうでヒヤヒヤします。

  8. kiro より:

    すみません、一気に載せれば良かったですね;
    あと、もう一つ。
    自己愛の事を知るにつれて。
    自分自身が自己愛じゃないのか?自分も他の人に、迷惑を掛けていないのか?って不安になる時があります。そんな時、何で自分自身が自己愛じゃないって判断すれば良いのでしょうか?
    私なりに、考えてみて…客観的に見て、相手を傷つけない(心身を)事が重要なポイントかな?と思うのですが。(自分がされたら嫌な事を、他人にもしない。)

  9. より:

    もし本当に逃げたいならば、自己愛の目が届かない場所に行くしかないですね。
    自己愛は自分が嫌われる事に人一倍敏感ですからね…いくら少しずつ距離を置いたとしても、必ず察知して付き纏うでしょう。そして思い通りにならないと思ったら嫌がらせに転じると思います。
    あとは…ちょっとアレな話ではありますが、個人的には叩きのめすのも一つの手ではあると思います。
    自分が今までハッキリ自己愛と確信出来たのは、自分の兄と、かつてブログ仲間だった奴の2名ですが…
    兄は体力差に物を言わせていつも暴力を振るってきましたが、自分が中学の時にボコボコにしてやったら、以後、向こうは自分との接し方が分からなくなって、弟の自分に人見知りして避けるようになりました。
    ブログ仲間だった自己愛は、最初は年上である事を前面に出して上から自分に接してきましたが、あまりに素行が酷かったのでちょっと言葉遣いを荒げて脅したら、これまた自分を人見知りして避けるようになりました。
    一見、野蛮で幼稚なようですが、実際に効果的です。
    基本、自己愛自身が相手を萎縮させて自分の思い通りに操ろうとする習性があるので、逆に自分を萎縮させてしまう存在が現れると何も出来なくなるからです。
    けどそれは出来る人間が限られますからね。自分がもし女だったら、そんな事は出来なかったかも知れません。
    基本はやっぱ、自己愛の手が回らない所まで逃げるべきですかね…
    もちろんそこにまた別の自己愛がいる可能性もなきにしもあらずですが。

  10. ioe より:

    ioe様
    アドバイスありがとうございます。
    威嚇の為の行動が、自己愛を大人しくさせるとは思いませんでした。なんでしょうか、中学生の頃にある程度、力でクラスの地位が決まるような感じでしょうか?調子に乗っていたら、軽く押さえるような感じ?
    そう言った事って、大人(30代)になると必要なくなり恥ずかしい行動だと思っていました。
    自己愛にそれをすると、逆に悲劇のヒロインを演じられ周りからの批判を浴びそうで…。
    私は男ですが、難しいですね。怒った後に後悔しそうで難しいです。
    今現在、自己愛の知人は自ら接触を断ってきているので、こちらも連絡をしていません。(勿論、無視もしていませんが) このままいけば、逃げれそうかな?と思っています。

    1. より:

      ioeさん
      あれ?何で僕と同じ名前にしちゃったんですかσ(^_^;)?
      そうですね…僕も叩きのめした直後は、自己愛にかなり被害者ヅラされましたよ。「暴言吐かれた〜暴力振られた〜」って。先に自分がやった事はすっかり忘れてましたね(笑)
      けどそれ以降は、僕を思い通りに出来ないと理解して、一切関わってこなくなりました。
      それどころか、それまでの横柄な態度が嘘かのように僕に恐縮するようになりました。
      自己愛は基本、相手を自分の取り巻きにするかターゲットにするしか人付き合いの手段がありませんからね。要は健全な人間関係が築けないんですよ。
      威嚇して相手を逆らえなくする手法は、30代どころか、40代でも50代でも通用しますよ。現に自己愛自身がその手法によって、ターゲットを得てるワケですから…
      世に蔓延る「ブラック企業」も、その方法で雇用社員を意のままに操って、辞職する事すらままならない状況に追い込んでいるワケです。こう言う話よく聞きませんか?
      だからこそ、自己愛にやられるだけやられて「仕返しは大人げないから」と黙ってるのは、却って自己愛の思うツボなんですよ。事態は好転しません…
      必ずしもケンカする必要はありませんが、自己愛から何らかの攻撃を受けた際に、「身を守る手段」は必要なんです。
      分かりやすく言うと「安保法案」と一緒です。
      日本は、稚拙な行動を繰り返す隣国とこれからも付き合っていかなきゃならないワケだ…そうなれば最低限「自分の身を守る」だけの手段はなきゃいけないですよね。ら
      大事なのは自己愛と「争う事」とではなく、自己愛から「自分の身を守る」事なんです。
      僕も別に自己愛を萎縮させて気分良くなりたいワケでやったのではなく、自分の身を守る為に威嚇して、それでもダメであれば叩きのめしただけなんです。
      よく…いじめられて帰ってくる自分の子供に「やられてもいいからやり返せ!」って言う親、昔いましたよね?ハッキリ言って僕はアレは一理あると思うんですよね。
      ただ、国どうしの関係とは違い、個人間であれば「逃げる」と言う選択肢もありますからね。逃げられるのであれば、それが一番ベストだと思いますよ!ioeさん(笑)
      てかハンネ、パクんのやめましょうよ〜〜(笑)

  11. なおこ より:

    はじめまして。
    自己愛からこちらへたどり着きました。
    こんなにも沢山の方が同じような経験をされて苦しんでいたんですね。
    私は母と姉がが自己愛。幼少よりタゲにされていました。思い起こすと今では縁を切った友人、たまに会うといやーな友人も自己愛ですね。家庭がそうだったせいか自己愛を呼び寄せるようです。
    現在は上司が自己愛です。
    自分もおかしいのでは…と、悩んだこともありました。
    言いたいことがありすぎて、もう何を書いていいのかわかりません。
    とにかく今、仲間を見つけたような気持ちでホッとしています。

  12. kiro より:

    大変、失礼しました!「入力ミス」です。不快な思いさせてしまい申し訳ないです。
    丁寧に説明をして頂き、ありがとうございます。自己愛初心者?の私としては、勉強になる事が多く同じ経験をされ、そこから脱出出来ているioe様の情報や意見は為になります。
    特に。。
    >自己愛は基本、相手を自分の取り巻きにするかターゲットにする>しか人付き合いの手段がありませんからね。要は健全な人間関係>が築けないんですよ。威嚇して相手を逆らえなくする手法。
    この部分には、私が接している方そのものでした。
    その方とトラブルになる以前から、なんてこと無い会話の中で「はっ?」や睨み?など、会話の内容とは関係の無い威嚇と思える言動をされていて、私自身「短気なのかな?」「遅い思春期かな?(笑)」と心の中で思っていました。  ですが同時に異常に距離が近くなり優しくなったり、世話をしてくれたりと感情の変化が分かりにくい方でした。
    今思えば、ターゲットに出来るか、取り巻きとして使えるか判断していたって事ですね…。
    そう言えば、「●●が怒っている所見てみたいね~」なんて、事あるごとに言われ、頭の中が「?」になった事もありました。
    怒り方を忘れてしまった私は、自己愛にとっては良いターゲットだったんだと、自己愛を知るにつれて改めて感じました。
    少しづつ、怒っている事を意思表示してみようと思います。それで駄目なら、また考えれば良いか~って思えるように、少し気が楽になりました。ありがとうございます。

  13. kiro より:

    >なおこ様
    引き寄せの法則ってヤツでしょうか?例えば、電車で座っていると他にも空席があるのに、嫌だな~って思う人が必ず横に座る。
    一時期、自己愛では無いですが酔っ払いの人に私だけ必ず絡まれるって事が多くあり、不思議に思い調べた事がありました。
    私自身、自己愛と遭遇したのは初めてですが、なおこ様には自己愛を引き寄せるポイントがあるのではないでしょうか。

  14. チェンミン より:

    kiro さまこんにちわ。
    >自分自身が自己愛じゃないのか?自分も他の人に、迷惑
    >を掛けていないのか?って不安になる時
    これがとても気になりました。
    私は自己愛と完全に縁が切れた今でもこの感覚に苛まれています。
    彼らはいつも瞬間湯沸かし器のように怒り狂い、物事や会話の解釈、把握がある意味新鮮(笑)に思えるくらい捉え方が違いますから、長く接していると常人の価値観は次第に揺らいできます。ターゲットは自然と認知の歪みを植え付けられていて一種の洗脳だろうと私は考えています。
    幾度も書いていますが私は配偶者が自己愛でしたが(最近、別のサイトでチェックしたらどうやら境界例だったようです。このサイトhttp://www.sinri-room3.com/です)
    あまりにも自己愛の価値観(自己愛ちゃんがいつも被害者と言われ続けた)を植え付けられ過ぎて、もしかしたら本当に私が自己愛かもしれない。と、だから次に見つけるべき恋人や新配偶者候補を探そうにも、じゃあ万が一彼女らに承諾してもらえて、心の距離を近づけたくても、彼女らに迷惑をかけるかもしれないという考えが常に頭を過り、殆ど誰にも手を出せないでいます。
    もしかしたら、一応の新嫁候補である(笑)彼女らが私と一緒になったら不幸になるかもしれない。もしかしたら私は自己愛かもしれないから。だったら別の人と倖せになって欲しいとまで考えてしまいます。
    また、その逆で実はこの約半年間付き合えた女性が一人いましたが、女性であるその人のさりげないある行動でフラッシュバックを起こしてしまい付き合いをお断りしてしまいました。「もしかしたらまた辛い目に遭うかもしれない」と考えたら、とても心が耐えられず鬱病のようになってしまい、また、上記のように「私が自己愛かもしれないから大変な目に遭わせる前に別れよう。」とも思っていました。
    幸いにも深い関係になっていなかったので、別れる事に私の心の負担は少なく、でも、彼女的には私から断られた理由は大した理由ではないと捉えているようでした。人格障害を知らない接触した事のない人には、何のことだか理解できていないのだろうと想像がつきました。
    自己愛から立ち直るには、自己愛と接したのと同じ時間が必要だと言いますが、本当、ここまで心の傷が根を張っているとは夢にも思いませんでした。
    Kiroさん、答えになってなくて済みませんが、人間多少は誰かしらを傷つけないで済む事はないでしょう。人間ですからね。完璧ではありません。そんな人神か仏くらいなものでしょう。
    傷つけられた時に「ま、いいか」と流せる人が心の広い優しい人でターゲットになり易い人。
    一般常識に照らし合わせて些細な事・・・否、大きく人を傷つけておきながら非難をされると逆に傷つけられたと大騒ぎを起こし被害者に転じ、謝罪が一切通じずに罪悪感をこれでもかと植え付けて人を利用し逆に人を傷つけまわる人が自己愛。
    後者でなければ、自己愛じゃないでしょう。というのは答えになっているでしょうか・・・

  15. より:

    kiroさん
    いや…大丈夫ですよ!ちょっとビックリしましたが不快にはなってません(笑)
    >その方とトラブルになる以前から、なんてこと無い会話の中で「はっ?」や睨み?など、会話の内容とは関係の無い威嚇と思える言動をされていて、
    そう!これです!!その「はっ?」を言った時に、言われた相手が都合良くビビってくれるかどうかで判断してるんですよ。
    そこで「はっ?じゃなくて!」と逆に返してくるような意志の強い相手には、以後あまり深く関わろうとしません。
    何度も言うようですが、大事なのは自己愛と「ケンカする事」ではなく、飽くまで自己愛から「自分の身を守る事」なんです。自己愛につけ込まれない為の強さなんです!

  16. なおこ より:

    Kiro様
    ポイント、ありますよ(笑)
    家族が自己愛ですから、子供の頃なんて自己愛の言動が異常とは思わないわけです。受け入れちゃうんですよ。自己愛はそういうの見分けるの得意だと思います。
    Kiroさんに酔っ払いが寄ってきたのは他の人たちほど寄るなオーラを放ってなかったのではないでしょうか。
    世間では「人によって態度をかえてはいけない」と言いますが、それはちがう!と断言します。ちゃんと態度に出さないと大変なことになります。
    最近は嫉妬により敵認定されたり、まぁ、上司は恋愛に持ち込もうとしてきます。
    何にせよ、うっとおしいです。
    普通の人たちと普通に暮らしたいんです。

  17. なおこ より:

    メアリーベルのニヤニヤした笑い!気持ち悪い。そして過去から現在に知り合った自己愛全員ニヤニヤ笑うときがありました。
    私に嫌がらせをしたり嫌みを言ったりしながら自己愛たちはみんな同じようにニヤニヤ笑ってました。あれって悪意のある笑顔だったんですね。こんなに長いこと自己愛と接しているのに気がつきませんでした。
    笑顔に悪意があるなんて全く考えてなかった。気持ち悪いなぁ。

  18. kiro より:

    ioe様
    すみませんでした。あんまりコメントなど使う事が今まで無かったもので;お恥ずかしい限りです。
    確かに、「はっ?」と言いながら目は私の表情をマジマジ見ていた感じがあります。そういう事だったんですね~。
    この辺りの目つきが、「自己愛の目つき」なんですね?う~ん、自己愛の教本を実践から読み解くって感じがします(笑)
    意思表示からの、毅然とした態度が自己愛には効果的なのが良く分かりました。分けがわからない人って対応するより解法が分かった相手なら戦えます。
    何より、私だけじゃないだ~結構ある事なんだって思える事で、他の人より対処出来そうな気がします。次は私がして頂いたように誰かの力になれたらなって思います。
    なおこ様
    >普通の人たちと、普通に暮らしたい。
    これ凄~く分かります(笑)バカやって笑って泣いて普通の人間関係を築きたい。
    初対面で、この人どんな人?危ない人?劣等感が強くて攻撃的になる人?そんな事を考えて相手を探りながら付き合うのはの大変ですよね。
    仕事なら楽しくもありますが、プライベートの友人だったり、まして家族・配偶者ってなると気の休まる場所が無いですね。
    自己愛の難しい所って、他の人にはこの辛さ?を分かって貰えない?所もあるので、2重・3重の辛さだと思います。
    >悪意のある笑顔
    私は、良くお腹が痛くなるのですがそんな時に自己愛の方の笑顔が「悪意のある笑顔」って言葉に当てはまりました。人の不幸をニヤニヤしながら笑うなっ!と。
    人の不幸は蜜の味って事なんでしょうかね~。指摘したら冗談とはぐらかすか、逆切れするかが想像できるので怒るのも馬鹿らしくなっていました。
    チェンミン様
    はじめまして、こんにちは。
    良く「虐待を受けた子は、自分の子供にも虐待をしてしまう」ってのを聞いた事があります。
    これに近い現象なんでしょうか…。人は、人と関わる事で影響を受けるのである意味、引っ張られているのかな~っと自分自身を省みて思います。
    映画やドラマでも良くありますが、誘拐犯の影響を受けてしまったりして自ら犯罪を犯す模倣する。これに近い精神状況なのではないでしょうか?
    心のダメージがデカイほど、自分の心に反映されやすくなるのだと私は思います。確か、防衛機制の同一視ってやつでしょうか?
    >一般常識に照らし合わせて些細な事・・・否、大きく人を傷つけておきながら非難をされると逆に傷つけられたと大騒ぎを起こし被害者に転じ、謝罪が一切通じずに罪悪感をこれでもかと植え付けて人を利用し逆に人を傷つけまわる人が自己愛。
    これ!ですね。自分自身が自己愛じゃないか?と、自分自身をいくらスキャニングして確認しても分かるはずもなく(自分から出た言葉は言い訳にしか聞こえない).自己愛を良く知る、他の方から見た自己愛像が自己愛なんだと分かった気がします。
    自分がしでかした事を突っ込まれると大騒ぎを起こして急に怒って尋常じゃない目つきをする…これ、私が会った自己愛?の人でした。私は、こんな怒りません(笑)謝罪もするし、人格的に目指している人に近づきたいと思うので、さすがに無いですね。安心しました(笑)
    私自身振り返って、突っ込まれた時に防衛反応で言い訳や、すねたり?したりするので、自己愛なんじゃってふと心配になる時があります。ある意味、誰かに注意して貰うって凄く大切なんだなって改めて思いました。

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