自己愛性人格障害(288) 敵か味方か part 2

大学時代の同期で小学校の教師をしている友人がいる。
対象が小学生なだけに、勉強はもちろんだが、それ以外の苦労が多いという。

ある程度大人になると、相手の顔色をうかがう事が出来るようになる。
しかし小学生では、まだそれが出来ないというのである。
具体的に言うと、雰囲気を察することが出来ず、
「先生は怒ったぞ!」とちゃんと言わないと、怒っていると伝わらない。

*****

自己愛性人格障害は思考が極端で、中庸というものがないように思う。
人間関係を営む上では、ファジーな部分が軋轢を緩和する役割を果たすものだが、
人格障害者は白か黒か、得か損か、判断基準がとにかく両極で、中間がない。
これが人格障害者が他者との摩擦を生じ、人間関係を継続できない理由でもある。
そして、それが最も顕著に出るのが、
相手を敵か味方かでしか判断できない点であろう。

ボクは以前に人格障害者の特徴のひとつとして、
さんざん悪口を言い、嫌がらせをしておきながら、
次の日には全く何事もなかったかのように接してくる点を挙げた。

「相手の悪口を言って相対的に自分アゲ」したいが、
一方で「相手から嫌われたくない、みんなに好かれる私」でいたい。
人格障害者は、このような二律背反する感情を持っている。

なぜ何事もなかったかのように接してくるのか、
それは「わたし嫌われてないわよね、関係悪くないわよね」という確認なのである。
自分が言っていた悪口が相手に伝わっているかどうか探っているのである。

もちろん、こちらとしては大人の対応として、
腹に何か持っていても、とりあえずは普通に接するであろう。
それをして人格障害者は「悪口が伝わってなかった」と安心したいのである。
その態度が「まるで何事もなかったかのように接してくる」という、
普通の人にとっては不可思議に見えるのである。

人格障害者どもは、こちらが大人の対応をしていると、どんどんつけあがる。
しかし、物には限度というものがある。
自然と、そういう奴とは疎遠になるか、あるいは経営者なら解雇するか、
いずれにせよ「見える形」で人格障害者を拒否する時が来る。
その瞬間、人格障害者の中では相手が「敵」に変わる。

人格障害者にとって相手は敵か味方かのいずれかである。
相手の姿勢がどちらか不透明な場合は「味方」と判断して接してくるが、
「味方」ではない、イコール「敵」となる。
ましてや人格障害という正体に気付いた相手は確実に「敵」になる。

(続く)

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10 thoughts on “自己愛性人格障害(288) 敵か味方か part 2

  1. サボテン より:

    せんちさん、こんにちは。
    パーソナリティ障害者が0か100の思考主であることはよくあることかと思います。
    ネットでもリアルでも観察していますが、0か100の思考で大概、周囲と揉めていますね。
    本当に「味方」・「敵」の極端にしか走らないんですよ(苦笑)
    その観察対象のNPDさん達は自分上げ、他人下げは基本です。
    そうして、「自分上げ、他人下げ」という根拠のない自己優位の確認作業を常にしないと、己の根底にある「劣等感の塊の自己愛」が処理できないのかと。
    NPDも含むパーソナリティ障害者は生き辛い思考で日々お過ごしのようです。
    勿論、これは観察の感想であって、そこに同情はないですけどネ。

  2. りおん より:

    せんちさん、こんにちは!せんちさんの文、一つ一つに納得しています。怖いくらいにその通りです。「大人の対応」が全く効かず、「目に見える形」で拒否をしたのですが、まだまだ「敵」とは見なされないようで、遠回しに粘着され続けています。無視・拒絶をすると、ほんのしばらくおとなしくなりますが、またすぐに復活です。もう、ゾンビストーカーです。今後も拒否し続けるとして、もしいつか向うがこっちを「敵」という見方に変えたとき、何か危害を加えられたりするのでしょうか・・・?お互いに無視状態、元から知らなかった者同士のようになれるってことならこんな好都合なことはないので、ぜひぜひ「敵認定」してもらいたいのですが、自己愛相手が、そんな生易しいことでは終わらないだろうな・・・と憂鬱になっています。

  3. ちょこれーとまろん より:

    結婚期間1年で自己愛モラハラ夫と離婚しました。結婚してすぐ(この人・・・なんか変!)と気づけたので、親兄弟・友人とは極力接触させず、奴の変ぶりを逐一、家族に報告し、逆に周りを味方につけて1ヶ月で協議離婚成立させました。
    ただ、離婚後の嫌がらせに悩まされております(想定内) 戦略的に離婚させられたことが気に食わないんでしょうね~ 財産全て持ち逃げした挙句、虚言と難癖でいちいち関わってこようとするので「財産分与請求の調停申立てますよ!」と弁護士を通して伝えたら、「こっちこそ、慰謝料請求する!」と逆に申立ててきました。慰謝料?え?何の?笑
    というわけで、来週辺りに調停申立書が私の元に届くので、何が書いてあるか楽しみです。私は、離婚後あっさり解放してもらえるとはそもそも思っていなかったので、財産分与に関して話し合っている音声や嫌がらせの証拠等、収集してあります。
    自己愛の嘘を暴くことは無意味だ、とせんちさんはおっしゃってましたが、さて、調停という場で暴くことも意味はないのでしょうか?笑 ちゃんと財産分与してもらわないといけないので、徹底的に潰しますよ~ あわよくば、嫌がらせに対して受けた精神的苦痛に対する慰謝料もね!

  4. せんち より:

    *** サボテンさん
    コメントありがとうございます。
    人格障害者どもは 0か100か、All or Nothing の思考をするというのは、
    いろんなところで目にします。
    そしてそれが人間関係に反映されたものが敵か味方かのどちらか、
    中庸は思考の中に存在しないという点です。
    *** りおんさん
    コメントありがとうございます。
    怖いくらいにその通り・・・逆に言うと、その通りなのが人格障害だと思います。
    なかなか敵認定してもらえなくて、すごいですね。
    目に見える形での拒否も、気付いていないのか、気付いてないフリをしているのか。
    単に嫌な現実から目を背け、
    私、りおんさんと関係悪くないわよね、ね、ね、と言うつもりなのか。
    きっとまだ、りおんさんと関係を保つことに価値を見出しているのかもしれません。
    その価値とは共通の知人であったり、りおんさん自身が持つ何かであったり。
    ただ、りおんさんの持つその価値がそいつに与えられないと判断されたとき、
    針は一気に敵認定に振れるはず。
    そういうシーンをボクも何度も見てきました。
    *** ちょこれーとまろんさん
    コメントありがとうございます。
    何度も同じことを書きますが、
    結婚してすぐに気付いた、そして1年で離婚に至ったとのことですが、
    みんな、な~んで結婚前に気付かなかったんだろう!といつも思うのです。
    その辺を詳しく教えてもらいたいな~と思ってます。
    恋は盲目なのかしらん。あはは。
    人格障害者に敵とみなされたら、針は一気に振れます。
    今までのアレは何だったの?というくらいに態度が豹変。
    そしてすっぱり縁を切れれば、
    自分のあずかり知らぬところで嘘の悪口を吹聴されても構わないのですが、
    そう簡単に縁が切れなかった場合・・・
    遺稿(6) モラハラの本当の恐ろしさは、反旗を翻した時にはじめて分かる。
    「いったん本気でモラ夫に刃を向けてしまったら、
    その先の道のりが、今まで以上に険しくなってしまうであろうことを、
    頭では理解していたが、現実はもっともっと厳しかった。」
    まさにそういう局面にちょこれーとまろんさんは直面してるんだなーと思いました。
    ただ文面から「よーし、こっちも受けて立ってやるわ!」という印象を受けますので、
    ぜひぜひ頑張って、人格障害を観察するくらいの気持ちでやっちゃってください(笑)
    嘘を暴くことは無意味だと思います。
    ただ調停という場は相手を理解する場ではないので別ですよ。
    嘘が嘘を呼ぶ連鎖になると思うので、むしろ挑発して、
    コイツは頭のおかしい奴だということを周囲の人たちに露呈させてやれば面白いかも!
    >徹底的に潰しますよ~
    楽しそうでいいな~ボクも参加したい(笑)

  5. チェンミン より:

    せんち さま
    >みんな、な~んで結婚前に気付かなかったんだろう!
    >と
    >いつも思うのです。
    >その辺を詳しく教えてもらいたいな~と思ってます。
    >恋は盲目なのかしらん。あはは。
    との事ですが、ある人は自己愛からもう逃げられないというシチュエーションになった時に態度が豹変すると言っています。
    ですが、私の体験だけ話すと、私の場合は違和感は感じてはいたものの、もう20年以上も前の事ですので人格障害なんてものは勿論知らなかったですし、元嫁の人格障害は何かを切欠に豹変というのはなかったです。
    付き合っている頃から結婚して別居するまで一貫して性格は最悪で、何ゆえいつもいつも私が毎度毎度我慢しているのだろうと、心の底で感じていました。
    ですが、この性格の悪さは第三者を挟むと、なんて性格のいいよく気づくステキな女性なのだろう。という評価になるのです。
    100人中99人(誇張はないです)が「いい女性だ」と評価を下すので、「彼女の性格が悪いと考える私が未熟なのかな?」と自分自身の評価基準に自身が持てなくなってくるのです。
    イメージとしては、円の半径の中心に自己愛がいて、その後方にターゲット、自己愛を中心とした半径の前面に第三者が数多居るイメージで、ここを中心として自己愛のあっち側の表の顔と、こっち側の裏の顔があります。
    被害者はこの半径を越えてあっち側に行く事が心理的にできません。
    第三者が私(ターゲット)に接触する方法は、全てこの中心にいる自己愛を通しての情報なので、ターゲットがどんな事を考えどんな生活をしているのか、第三者からは霧がかかったように殆ど見えないので、自己愛が「被害者、家を省みずに飲み歩いて仕方がないんです」と第三者に発信してしまえば、第三者は被害者に対して「ちゃんと自己愛ちゃんを愛してあげないとダメじゃないか!」と非難されるような仕組みになるのです。
    この場合、例えば飲み歩く事は本当ですが、家庭を省みないという自己愛がターゲットの評価を落とす主観もさりげなく混ぜられており、そこにお酒というマイナスイメージも上手にブレンドされているので、ターゲットは第三者から駄目な人レッテルを貼られ、自己愛は善い人評価を得ることができるのです。
    また、この裏の顔で自己愛は、ターゲットを徹底的に貶めます。ターゲットが何をしても自己愛から良い評価を得られることはできない(あり得ない)ので、最後は無力感を感じ無抵抗になり自分の価値感に自身が持てなくます。
    反撃すれば良いのではないか?という意見が出そうですが、反撃をしたら自己愛は今度は被害者の仮面を被り、ターゲットに巧みに罪悪感を植えつけ、これまた第三者にもターゲットが人でなし的な事を巧妙に(上の飲み歩いて省みないの例)吹き込むものだから、ターゲットはどんなに自己愛に違和感を感じても、第三者という味方になる筈の人たちが「?自己愛ちゃんはそんな事をするような子じゃないから、ターゲット君の努力が足りないんじゃないの?」という状態なので、最初に話した自分自身の自己愛に対するマイナス評価が「自分が間違っているかも」と考えるようになるのです。
    コレが続くと実は被害者は最後に自己愛を庇うようにすらなります。
    自己愛は自分の王国を築き(私の造語です)その中での王様であり、その中でターゲットは生活をしています。自己愛に逆らうと反撃に遭う。自己愛の不手際を外に漏らそうにももう誰も相手をしてくれない。
    そんな時、自己愛の不手際が一瞬外に漏れた場合、上手にターゲットは庇うんです。反撃が怖いからかもしれません。
    どこかで書いたかもしれませんが、あるとき、携帯を壊したからこれからの連絡は家電に頼む。と友人から電話がありました。
    別の日、友人宅に行くと携帯は水没させてしまったという。奥さん共々馬鹿だねーと談笑。
    後日、友人は奥さんが自己愛だと気付き、その際に教えてくれたことは、奥さんが逆上して実は買ったばかりの携帯を折ったのだと教えてくれました。
    もう一つ。
    この奥さん、友人が言うには「何故か」友人母と反りが悪い。
    友人母が孫たちにって送ってもらった物も中身を確認して、ゴミ箱へ直行させたあと、友人母に電話
    「お母さん!ありがとー。○○と△△、とっても喜んでいますよー。明日学校へ持ってゆくって聞かないんですよー。云々」と愛想よく電話。ごみ箱に即捨てたのに。
    コレに気をよくした友人母はいつも
    「××(友人)お前はいい奥さんもらったよ!」と評価するそうな。
    信じられますか?
    友人はこの時どんな返事をしたのでしょう・・・
    ここで、Yesと答えたら、自己愛を庇う行為なんです。
    洗脳された人が洗脳されていない。って答えるのはこの辺りにあるんじゃないかと私は思っています。
    彼はなぜ私にあの時に携帯を折った事を教えてくれなかったのでしょう?
    彼はなぜ、母親に本当のことを言えなかったのでしょう?
    たぶん、電話の横には自己愛奥さんがいて逆襲が怖かったから。
    彼も私もあの自己愛の王国を壊せなかった可哀想な洗脳された国民だったんです。
    最後に、最初に出した、100人のうちの1人は、唯一、私の親友の弟(コイツも親友)だけ。「チェンミン君、あの奥さんで可哀想だね」と私にポロっと20年前に言ったのが、100人中99人から外れた1人。
    私の両親とその親友の弟と私達夫妻で談笑をしていた時、彼女が何気無く放った言葉を捉えての事でした。私の両親はその言葉に気づかなかったのですが、ヤツだけ実は気づいていたのです。
    心理学で、人は言葉だけよりジェスチャーを交えた方が話がよく伝わり易いと聞いた事がありますが、この時、私の両親は自己愛元嫁の外面のよさというジェスチャーに魅了されスルーしたのか気づかなかった相反した内容の言葉が、親友の弟は言葉だけを捉えて何かに気づいたようでした。
    私はそう分析しています。
    何故気付かなかったのか?への答え。
    気付いてはいるんです。でも言えなかった。自分の価値感に自信がなかった。自分さえ我慢すれば丸く収まるとぐっと堪えていた。
    それがいつしか自己愛を増長させ、一つの自己愛支配下の王国を作らせる事になったのだと思います。

  6. チェンミン より:

    追伸。
    友人は当時の自己愛奥さんに携帯を折られたと書きましたが、理由を書かないと友人が浮気でもしたのかと皆さんに勘繰られるので、折られた理由も記します。まあ、書き忘れたんですが。
    理由は、友人が友人の母親と連絡を取ったから。
    友人の母は交通事故に遭い、独居であった為友人は心配して連絡を取ったのでした。
    上でも書いた通り、友人の実母を嫌う友人の元奥さんは、友人が実の母親に連絡を取る事を非常に嫌がっていたらしいのです。
    だから友人は極力母親に連絡をとらなかったし、取れなかった。連絡をとっても履歴は消すなどの努力をしていたらしい。
    人格障害はこうやって人を操作する。母親と連絡を取ろうが、人の人間関係は人格障害どもには関係がないのに。
    せんちさんのおっしゃる
    http://ikuwakai.net/dekopon/?p=4036
    (人格障害を捨て街へ出よう)から
    >外の世界を知ると、自国の状況が異常だということが
    >バレる。
    >だから外の世界を知らせないよう情報を遮断する。
    奴らは、自分だけの王国を作り独裁者になり傍若無人に振る舞う。どうやらそれが心地いいらしい。その自分だけの国が崩壊しない為に、自分のターゲットが外の世界に触れないように、過剰な努力をするのです。

  7. より:

    これね…(^_^;)
    前にも自分のブログで書きましたが…
    以前ブログで知り合った自己愛(40歳過ぎ)が、17〜18歳位のすぐに自殺をほのめかす女の子に、年長者ぶって色々と考え方を教え諭してたんです。
    そこまでは、仮に偽善だとしても自己愛の行動は人して間違ってはいなかったと思います。
    ただ、その女の子も思いのほか鼻っ柱が強いもんで、自己愛の説法の矛盾や痛い所を的確に突いて自己愛に反撃してくるんです。
    普通の人であれば、話が通用しないと分かれば、まあ身内ではないしその子の人生の責任も負えないし、少しずつフェードアウトするもんですが…
    自己愛の場合は、思い通りにならないと分かったら、一転してその子に口撃し始めました。色んなアカウントを駆使して、様々な人間になりすまして…(^_^;)
    当然その女の子も応戦してネット上で大バトルが繰り広げられます。17歳の女の子と40過ぎのオッサンがですよ(笑)
    しかもお互いに仕事も学校も行ってないから、延々と続くんですよ…(^_^;)
    自分はもうそれが嫌になって自己愛と縁を切ろうと思ったんですが、一応それまで付き合いがあった仲だったので、ひと言だけ「40過ぎて17歳の女の子と喧嘩するのは恥ずかしいからやめろ!」と教えてあげたんですね。
    そしたら「iœ!キミはあの小娘の味方になったのか!」となってしまいました(^_^;)
    言うまでもないと思いますが、自分はそんな女の子知り合いでもないしどうなっても構わなかったです。
    むしろそれまで交流があった自己愛の方を、少しでも真っ当な方に戻してあげたくて言ったんですが…
    結局、自己愛からしたら敵か味方かでしか物事の判断基準がなく…
    自分の耳に優しい事を言う者が味方で、反面、仮に自分の為に言ってくれてようが耳に厳しい事を言う者が敵なんです。
    「情けないからやめなさい」と、自己愛を心配して自分が言った言葉は、自己愛にとっては自分に対しての口撃でしかなく…
    「自己愛さん強いカッコイイ」と言ってくれる者こそ自己愛にとっての味方なんです。

  8. せんち より:

    *** チェンミンさん
    体験者ならではの詳細な描写で読んでいてタメ息が出ます。
    >もう逃げられないというシチュエーションになった時に態度が豹変
    これがポイントかなと思っています。
    自分の立場が安全になった時点で人格障害者っぷりを発揮しても大丈夫だと判断する。
    >付き合っている頃から結婚して別居するまで一貫して性格は最悪で、
    >何ゆえいつもいつも私が毎度毎度我慢しているのだろうと、心の底で感じていました。
    チェンミンさんは気付いていたということですよね。
    でも、第三者の評価が正反対なので、自分が間違っていると思っていた。。。
    結局、結婚するのは自分なので、
    第三者が何と言おうと自分の判断を信じるべきだったと思いますし、
    その人と最も身近で深く付き合っているのは自分なので、
    第三者より自分の判断、感覚の方が正しいはず。
    でも、実際にボクも結婚してみて、そこまで深く考えていなかったですし、
    結婚すれば何とかうまくいくだろう、くらいしか思っていなかったです。
    正直言って、結婚する前はボクも逡巡しました。
    愛情はもちろん確実に深くあったのですが、
    それとは別に、ある種の「責任」があったことも認めます。
    しかし、今は毎日、日が経つごとに嫁さんのことが好きになっています。
    結婚して5年経ちますが、昔よりも今の方が仲良しです。
    これは良い方に転んだ場合だと思います。
    たまたまボクはラッキーだったのかもしれません。
    人は誰しも完璧ではない(Nobody is perfect)。
    先に書いたボクの「逡巡」は誰しもが考えることで、
    結婚する際は誰しもが心に抱く不安だと思います。
    誰しもが抱くものだから、自分だけが特別ではない、
    そう考えて、結婚前の違和感を自分で納得させるのではないか。。。
    今までコメントをくれた方々は、
    結婚前に違和感を抱いていた人がほとんどです。
    つまり、結婚前に皆、気付いていた。
    しかし、それが誰しもが抱く不安なのか、
    それとも人格障害に起因するものであるのか。
    そこに気付くかどうかが人生を左右する、
    つまり、やはり人格障害の知識は必須だなと思います。

  9. せんち より:

    *** iœさん
    先日、リアルの友人から「困った人」の話を聞きました。
    ボクの友人はその「困った人」から相談を受けていたんですが、
    よくよく話を聞いてみると「相談」ではないんですね。
    「相談」という体裁をとっているものの、
    実は「同意して欲しい」「一緒に悪口を言って欲しい」「味方になって欲しい」
    そういう意図が透けて見える。
    もっと言うと「事態を打開するために貴方に骨を折って欲しい」ということを、
    暗にほのめかす印象がして、ボクはその旨を伝えました。
    もちろんその友人も「人格障害」については知っていて、
    だからこそボクに話をしたんでしょう。
    「困った人」に対し突き放すことを言ったら・・・
    iœさんが絡んだ40過ぎの無職のオッサンと同じ反応が(笑)

    1. より:

      せんちさん
      結局そう言うヤツらは、「人との距離感が理解出来ない」って部分が起因してるんじゃないかなって思うんですよね。
      敵か味方かでしか物事が判断できないところも、当たり前のようにストーカー出来てしまう事も、他人を平気で利用しようとする事も…
      まともな人間関係の中にいれば、そう言うのって絶対にまかり通らないと思うんですよね。
      もしそう言う考え方や言動してる人間がいれば、絶対周りから「お前おかしいぞ?やめろよ!」って言われる筈ですし、下手すりゃ人間関係を失って自分が損する筈なんですよね…
      それを何の躊躇もなくやってのけるのは、そいつがそれまでの人生の中で、まともに人間関係を築いて来なかった証拠だと思います。
      だからね…いい歳こいて一年以上無職のヤツとかは、ハッキリ言って警察がマークするようにした方がいいんじゃないかなって思ってます。
      人との交流がないヤツ・まともな人間関係を築けないヤツが一番危ないですね…

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