自己愛性人格障害(281) やめられないとまらない虚言癖 2

虚言癖の連中とは、それと意識してじっくり話したことはないが、
自分を大きく見せようという虚言の数々は振り返ってみると笑えるものが多い。
最初は小さな嘘から始まり、へ~そういうものかと思いつつ、
だんだん嘘が大きくなっていくに従って、ちょいとおかしいぞと思うようになる。
その内にありえないだろうというレベルまで達して虚言癖だと気付くパターン。

おそらく人格障害者ウッキーも、
最初は「わたし看護師なのよ」というレベルだったのだろう。
それがいつの間にか「看護婦長」になり、
いつの間にか「大病院の」になり、
徐々に話が大きくなっていったのではと想像している。

佐村河内は虚言癖がある。
なにせ今までやってきた仕事のすべてがゴーストライターによるものだと暴露され、
作曲はおろか、譜面すら書けないということがバレてしまったのだから言い逃れはできない。
しかも、作曲していたという嘘から始まり、絶対音感があるとか、耳が聞こえないとか、
徐々に嘘の設定が大きく広がっていくところが面白いではないか。

まさに虚言癖の王道を歩んでいる。

虚言癖の特徴のまず最初は経歴詐称である。
人格障害者ウッキーの「大病院の看護婦長」はもちろんのこと、
野村沙知代の「コロンビア大学卒業」とか、
とにかく自分を大きく見せるための嘘をつく。
別にこちらから聞いたわけでもないのに、自分から言い出すのも変。

そして公式に発表されていた佐村河内の経歴としては、
4才で母親のピアノの英才教育を受け、10才でベートーベンやバッハを弾きこなしたとか、
中高生時代に楽式論、和声法、対位法、楽器法、管弦楽法などを学び、
その後は音楽大学には進まず、独学で作曲を学んだとのこと。
もちろん全部ウソである。

ゴーストライター新垣隆氏によると、
楽譜は書くことが出来ず、ピアノもほんの初歩程度とのこと。

*****

虚言癖の人たちが不思議なのは、
いずれバレると思わなかったのかと言うことだ。

佐村河内は自分の名前で楽曲を発表し、テレビまで出ちゃって、
怖くなかったんだろうか。
野村沙知代は嘘の学歴で選挙なんか出ちゃって、
怖くなかったんだろうか。

バレないわけないじゃないか。
そして、実際にバレているじゃないか。
STAP細胞なんてあるかないかだから、
いずれ白黒はっきりするのは時間の問題じゃないか。

嘘をついたときの後ろめたさが微塵も感じられない。
虚栄心を満たされ、それが快感だったのか、
むしろ、さらなる快感を求めるが如く、
さらに虚言が大きくなっていく。

度胸があるなあと思う。

(続く)

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