自己愛性人格障害(243) 遺伝? その1

【性格の話】 元プロ野球選手の野村カツノリは、 ノムさん野村克也とサッチー野村サチヨの一人息子である。 けして親の権威を笠に着ることない好人物として知られている。 皮肉ばっかり言ってイヤミな父親と、 脱税犯で学歴詐称の強欲母ちゃん。 この二人の息子とは、とうてい思えないくらいだとのこと。 選手としての実績は三流である。 それでも引退試合で多くの若手選手が涙し、 引退後にコーチとしてお呼びがかかるのは、 ひとえにその性格、人格、理論が優れているからに他ならない。 【身体障害の話】名もなく貧しく美しく」という昭和36年の映画がある。 小林桂樹と高峰秀子が演じる聾唖の夫婦の物語である。 小さい赤ちゃんを夫婦がガラガラであやすシーンがある。 ここ、もう涙なくして見れない場面。 赤ちゃんは、ガラガラが鳴る方向へ左右に向いて笑う。 それを夫婦が幸福そうに何度も夢中になって繰り返す。 聾唖の自分たちから生まれてきた赤ちゃんだが、 耳がちゃんと聞こえているのが嬉しいのである。 あかん、書いてて今も泣けてきた。 ちなみに人格障害者ウッキーは足に障害があり、 いつもクネクネしながら歩いているが、 人格障害者ウッキーのカツラー父ちゃんと娘も、 人格は知らないが、身体は健常者である。 【人格障害の話】 ボクの友人で人格障害の両親を持つ女性がいる。 実際に会って話すと、いたって普通の女の子である。 頭が良い人で、話のツボが説明せずとも伝わり、 ポンポンと対話が弾む。 ユーモアのセンスもあり、同じツボで一緒に笑うことが出来る。 何より人格障害者特有の発するオーラ、違和感が皆無。 はっきり言って、 本人から言われなければ両親が人格障害などと気付かないだろう。 ***** 人格障害はけして治らない。 なぜならそれは「障害」だからである。 病気なら治ることもあろう。 風邪をひいたら風邪薬がある。 精神的な病、鬱病でも、抗鬱剤というのがある。 しかし、どんな薬を使っても、乙武くんに四肢は生えてこない。 治らないからこそ「障害」なのである。 そして同様に、 遺伝しないからこそ「障害」だとも思っている。 続く。      ]]>

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3 thoughts on “自己愛性人格障害(243) 遺伝? その1

  1. シークヮーサー より:

    すみません、
    久しぶりです。でもいつも見て、みんな頑張っているんだと励まされています‼ありがとうございます。
    ちょっとかなり自己愛姉に不愉快な思いを最近しました。
    投稿をしようと思ったら、『遺伝❓』とあり不安になりました。内容を読んでホッとしましたが…。
    自己愛姉、今回殺したいくらい不愉快でした。
    今までも妄想では叩きのめしていました。
    このような衝動、みなさんはどうされていますか
    思いついたときだけの投稿ですみません。なかなかコメントできないかもしれません。

  2. せんち より:

    *** シークヮーサーさん
    衝動は、どうにもならないですねえ。
    実力行使に及ぶわけにもいかないですし。
    たまに、正月久しぶりに帰郷して事件が!
    みたいなニュースがありますが、
    まあ、ボクの場合、関わらなくなって長いので、
    このままボクの人生に登場しなければいいかなと思ってます。

  3. SARA より:

    せんちさん、みなさん、はじめまして。
    ブログヘッダーに書かれている
    「虚言癖・責任逃れ・不可解な言い訳」
    自身の家族にピタリ当てはまります。
    私も数年前から家族との確執に苦しみ、
    そしてインターネットで調べていくうちに「自己愛性人格障害」を知り、
    家族に対してそれまで不可解だったことが、理解は出来ました・・・。
    理解は出来たが解決はぼ不可能ですが。
    一般的に人格障害者が自身のメンタルに不安を感じ
    自ら心療内科にかかる時は
    大きな挫折を味わい鬱病などになった時で、
    自らを保つターゲットを得ていれば
    その必要を感じることなどないと思えます。
    身内のような同じ環境にいた者を人格障害者と感じた時、
    それが自分にも当てはまるのではないかと考えると
    それもかなり苦痛です。
    また家族という閉じられた器の中の出来事は、
    オープンにしようとしても民事不介入のように扱われ、
    「ご家族の問題ですから」と、
    大きな刑事事件にでも発展しない限り、
    行政も役所もそうそう取り扱ってはくれません。
    ただただ負のスパイラルから身を守る事に必死になるのみです。
    そして精神的に疲弊します。
    ゆいさんの事、殆ど何も存じずに書くのもはばかられますが、
    ゆいさんもこの負のスパイラルでもがかれているとしたら、
    とうてい他人事とは思えませんでした。

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