自己愛性人格障害(214) 豹変 1 「無視以外の反応」

自己愛性人格障害(088) 人格障害者だったのね ざっと概要を書くと、 仲間内に人格障害者と思しき男がいた。 この人格障害者を上原博之(仮名)とする。 当時、ボクも姉さんも人格障害者の知識は皆無だったが、 上原がおかしいヘンな奴だというのは感じていた。 話がホラまじりで大きい。 自慢話が多い。 他人の悪口が多い。 何でも他人のせいにする。 特別扱いを求める。 自己アピールがうざい。 今ならわかる。 人格障害者ウッキー同様、強度の人格障害者なのである。 案の定、ヘンだと気付かれたり、相手を怒らせたりと、 仲間内が次々に上原から離れて行った。 そして最後に残ったのが姉さんだったのである。 もちろん、離れて行った仲間の悪口をべらべらと姉さんに言っていた。 しかし姉さんも上原の異常さは感じており、 何年も一切の連絡を断ち、電話もメールも拒否設定にしていた。 ところがひとつ抜けがあった。facebookである。 人格障害者が嫌がることのひとつが無視されることである。 自分を見て欲しい、関心を持って欲しい、自分が中心でいたい。 そんな連中なので、自分の存在の軽さに耐えられない。 いろいろ手を尽くして連絡するが、あれもダメ、これもダメ、 共通の知人を通じて連絡が欲しいと言ってきたが、それも無視していた。 すると今度はfacebookのメッセージ機能で連絡が来た。 「何度連絡をしても無視される。 大切な友人だと思っているのに、 ずっと連絡をもらえないので人間不信になってしまった」 このような内容だったらしい。 facebookは既読かどうか相手に知られてしまう。 さすがに返事をしないわけにはいかなくなった。 「私のせいで人間不信になったとか、いつも他人のせいにするんですね。 そんな自分の言動を省みてみてはどうですか?」 姉さん、わずかひとこと、こう返したそうである。 上原にとっては何年ぶりかの、そして念願の、無視以外の反応である。 (続く)]]>

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