自己愛性人格障害(024) なぜ被害が広がるのか?

人格障害者は、書いて字の如く人格に障害がある。これがただの障害と異質なのは、それが周りに伝播し、組織や関わった人の人格をも破壊する点にある。では、人格障害者の奇異な言動と破壊行動が、それとわかっても、なぜ被害が広がるのかを考察したい。

自己愛性人格障害者は否定されることが許せないため、それを極力避けようとする。そのため、直接言わずに、独り言を装い大声で聞こえるように要求なりをする。こちらは、対面ではなく、あくまで独り言のため、反応できない(しかし確実に脳裏に蓄積してストレスとなる)。薬を常用しているとか、離婚して生活が苦しいとか、同情をかうようなことを常日頃独りごちているため、多少のことは見逃してあげようという感覚になる。病気だから仕方ないと考えてしまう。そして感覚が麻痺する。

自己愛性人格障害者の「幼児性」を目の当たりにすると、それに対し普通に反論ないし怒ることが無意味に感じてしまう。良心がある普通の人は、人格障害者であることに気づかず、「なんとかしてあげよう」「助けになろう」と考え、いずれ改善されると期待してしまう。その結果、自己愛性人格障害者を野放しにし、助長してしまう。

被害を最小限に抑えるためには、同情などせずに、さっさと切ることである。人格障害の連中は、一生変わることなく人生を終える。変えようなどという幻想を抱いてはいけない。

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