自己愛性人格障害(203) 200回記念

こうして人格障害を考察するブログを書いている。ワシが書いている人格障害者ウッキーは他人であるし、まんま人格障害の典型でネタだらけの、ただの汚いババアである。だからこうしてネタにしてユーモア交えつつ書くことが出来る。しかし、世の中の人格障害の被害はこんなものではないはず。それは実際に家族であったり、配偶者であったり、離れるに離れられない関係の場合もあるかもしれない。人格障害者によって家庭が崩壊に至った人、仕事を失った人。周囲の環境を変えざるを得なかった人。このブログを読んでくれている方々の中には、語ること自体がつらい凄惨な環境にいる人も多い。いや、むしろそういう人の方が多いかもしれない。

ブログ読んでます。
勇気づけられました。
長年の疑念が氷解しました。

そんな声を頂くと、面映ゆく、恥ずかしい気持ちになる。ワシがいったい何をしたというのだろうか。そして、そういう声に対し、これから応えることができるだろうかと思う。人格障害者ウッキーなんぞはワシにとって過去のことで、ライトな感じで書くことができるけれども、他の方は、現在進行で人格障害者と対峙しているのである。そんな人にワシは何もしてあげることは出来ない。本当の意味で気持ちをわかることも出来ない。このブログが、せめてもの救いになってくれているのであれば、それは素直に嬉しい。

しかし、そう考えること自体が、ワシの思い上がりではないか。ワシが一体、何を与えられるというのだ、そもそも与えるとは上から目線な、とか、いつも自問自答してしまう。ワシは、単に、人格障害者ウッキーの生態を書いているだけ。どのように受け取るかは、読者の判断に委ねています。そこに何か、皆さんが対峙している人格障害者への対策の糸口が見いだせたなら、それは皆さん自身の経験と思考によるものであり、きっとワシはそこまで考えてないと思います。

今まで、人格障害者ウッキーの事を中心に書いてきたけれど、今後はもっと、一般的な人格障害者についても書くべきかなと思って、いろんな本を読んだり、他のブログを読んだりしています。今後は、そういう書き方をしなければいけないのかなと思っています。

いずれにせよ200回。こんなに書こうという動機もまた、人格障害者の被害なんだなと思う(笑)

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18 thoughts on “自己愛性人格障害(203) 200回記念

  1. baubau より:

    祝200回‼
    ですが、せんちさんのコメントにあったように、家族や配偶者が自己愛で大変な状況の方々がとても多い。私は他人だが自己愛の被害に疲れ切っているのに、家族だったら心休まる時間もないですものね。
    自己愛は今、かなり増加しているのではないかと思っています。せんちさんのブログは益々重要な役割になりそうですね。

  2. botchan より:

    200回おめでとうございます。
    姉が自己愛性でしたがようやく70%ぐらい治りました。暴れまくって大変でした。母は過労が原因で、医療ミスも重なり亡くなりました。ウッキーの例は’甘やかしすぎ’により発生したものと想像されます。意外に身体障碍者に多いです。甘やかせやすい環境なんだと思います。
    長崎の高1女子による殺人事件も反社会性人格障害のなせる業です。世の中で本当に増えていますが、知っている人は非常に少ないです。私も3年前までは全く知らず、家族も翻弄されました。
    このブログは多くの人に知ってもらうということで役に立っていると思います。自己愛も小さいうちに治せば治ります。親の考え方を治さないと無理ですが。。。
    電子書籍もありかなと思っています。

  3. ひさま より:

    せんちさんのブログにたどり着くまで、(まだまだブログという媒体もなかった)疲弊していました。ここを知るようになり、体験者でなければわからないことも皆さん、ご存じなのでかなり救われております。
    最近の疑問は、人格障害者が高齢になるとどうなるのか。
    人格障害や認知症でなくても、歳を数えるごとに、頑固や我がままになる人もいます。
    もう、これ以上迷惑をかけないでくれと思います。

  4. こゆきりん より:

    ひさまさん
    >人格障害者が高齢になるとどうなるのか
    更に酷くなるらしいです。
    今知ってる自己愛は今のうちに切っといた方がいいでしょうね。年月掛ければ変わるって事もないので、一日でも早くが鉄則です。
    その自己愛を切っても周りの人間も疎遠にしないと振り出しに戻るって事もありえます。
    家族であれ、職場の同僚であれ、近所の人であれ同じです。
    これは他サイトから仕入れた知識ですが、人格障害は建築に例えると基礎工事からして失敗している例だそうです。
    その上にどんな家を建てようが歪んで来たり、歪んで来たりでラチが明きません。
    もちろんそんな不良物件をつかまされたら即解約です。

  5. なみだ より:

    せんちさん。。。
    200回。お疲れ様でした。
    私は、200回全て自己愛に対するご自身の体幹が揺るぐことなく書き続けてこられた事に感動しています。
    先日、被告側から準備書面が届きました。
    私もブレる事なく、自己愛とたたかいます。
    皆さん。コメントありがとうございます。
    きちんと対応できずごめんなさい。
    感謝しています。
    これからも、このブログを大切に拝見していきます。

  6. のーきー より:

    200回おめでとうございます。

  7. こゆきりん より:

    200回おめでとうございます(^O^)
    ここの閲覧者がドンドンドンドン増えますように!!

  8. パンケーキ より:

    これは少しでも気を悪くしてしまったのなら削除して下さい。
    私の勝手な思い込みかも知れませんが、せんちさんがこのブログを続ける本当の原動力は、ウッキーと言うよりも弟さんなのではないかと私は感じています。
    つまり、家族の中に自己愛が存在するというのはそういうことなのだということです。
    せんちさんも、成長期に理不尽さやおかしさが溢れる毎日を送ってきたのではないですか?
    そして、時を経て、その謎を解く直接のきっかけになったのがウッキーだったのかなと思いました。

  9. せんち より:

    んー、どうでしょうね。
    ただウッキーを通して弟の正体が判明したのは確かです。
    どうでもいいですが、本当に不思議です。
    人格障害者が、普通にその辺に一般人と混じって生活している、
    それがどうしても不思議に思えてなりません。

  10. Mihoチャン より:

    せんちさん
    コメントを見て、漫画の寄生獣を思い起こしました。
    作中で、人間がどういうリアクションをするか練習するシーンがあったと思うんですけど、自己愛もあんな感じでちぐはぐだなと。 人のフリをしようとするんだけどどうしてもうまくいかない、みたいな感じ。
    どれほど見た目が人間らしくても、種が違うように思います。

  11. せんち より:

    寄生獣、映画が楽しみ!

  12. まり より:

    こんばんは、200回記念おめでとうございます。
    このサイトを支えにこれからも、病人との過ごし方を迷わずにやっていけます。ありがとうございます。
    まだまだ語りきれないほどのエピソードがあることでしょう。
    毎日毎日の何か事件は起きているのですから、勤務日数分の話があるのだと思います。ウッキーの勤務日数で、ブログの記事数が予測できますね(#^.^#)
    これからもよろしくお願いいます。

  13. はじめまして。気が楽になりました より:

    再婚した今の旦那が自己愛です。交際中から?言動が多かったのですが私の勘違いや思い込みだと思ってました。一緒に生活をするようになってから徐々に本性を発揮しだしました。暴力もありましたが、、主人の実家では私が加害者になっています。義母も自己愛なので、弁解も疲れるのでやめました。今は家庭内別居。主人の食事や洗濯はしていますが完全無視をしています。どれだけ無視をしても、構って欲しいのであろう会社で自分が可哀想な目にあってる等とひたすら独り言のように毎晩話してきます。勿論無視ですが。子供たちのこれからの為 今後のことを考え中です。
    こちらのブログを読んで、私の頭がおかしいのではなく、やっぱり主人がおかしいと確信をもてました。そして、対処法も勉強になりました!ありがとうございました!

  14. せんち より:

    そう言っていただけると嬉しいです。
    頭がおかしいのは奴らだ! LIVE & LET DIE!

  15. あおい より:

    はじめまして。
    弟の配偶者のおかしさを調べていて辿り着きました。
    全てを体験したのは自分だけで、あの何ともいえない感じを言葉だけでは人には分かってもらえずモヤモヤしておりましたが、こちらを読んでいて「そう、そうなのよ!!」と共感できかなりスッキリしました。
    今まで、お嫁さんの言動がおかしいなと思うことは時々ありましたが、ちょっと変わってる人程度に思っていました。
    しかし、私の弟が入院し、私とお嫁さん二人で行動することが増え、ちょっとどころではなく、かなりおかしい人だと気づきました。
    常識では考えられないような言動をし、他人に迷惑をかけるので、それを指摘したところ、私に敵意を向けるようになりました。
    それからは私が何を言っても否定しかしないし、逆のことをする。
    困り果て、他の人にも同じ話をしてもらうと「知ってます。私もそう思ってましたよ。」と言うんです。
    そして、自分の都合の悪いことは隠し、私が悪者かのように弟に告げ口をしていたようです。
    こちらは病人に心配をかけるのもどうかと思い黙っていたので、反論することもできずにいました。
    あまりにも堂々と自分こそが正しいという態度をとるため、最初は「あれっ?私がおかしいのかな?」と思うことも多々ありました。
    しかし、私以外の親戚もおかしいと感じていたようで「おかしいのは、お前じゃない」と言ってもらえ、ほっとしました。
    私一人じゃなかったのが救いです。
    ・他人への気遣いができず、自分のことばかり。
    ・人の話は聞かない。
    ・お金への執着心がすごい。
    ・自分は世界で一番可哀相だとアピール。でも、自分より格下だと思ってる人に心配されると「私はみじめじゃない」と逆上する。
    ・言ってることがコロコロ変わり一貫性がない。そこを突っ込まれると「私はそんなことは言ってない」と言い出す。
    ・都合の悪いことは忘れる。
    ・してもらったことへの感謝はない。
    ・他人に迷惑をかけても決して謝らない。
    ・以前から、常に誰かの悪口を言っており、働いているときは職場の人、そうじゃないときは娘の悪口を綴ったメールがよく届いていた。
    ・プライドが高く、「自分は頭がいい」「職場の人に綺麗だと言われた」「自分は字が上手」「自分は料理上手」と自分で言うが、どれも並程度。
    ・散々嫌味を言っていたにもかかわらず、自分が困ると泣きついてくる。それまでのことを謝ったりはしない。
    ・口を開けば、不愉快なことしか言わない。
    ・感じの悪い言動は私と二人だけのときにしか言わない。
    ・表面的なことでしか、物を評価できない。
    自己中心的な性格なんだと思ってましたが、あそこまで自分の非を認めることができず他人を攻撃するのには病的なものを感じ、病気を疑いました。
    おかげで対処法も分かったので、実践していきたいと思います。
    ありがとうございました。

  16. せんち より:

    *** あおいさん
    コメントありがとうございます。
    そりゃあ、また、典型的な例ですねえ。
    周囲が気付くくらいだから、
    きっと今まで人生でも皆に嫌われていたでしょう。
    肝心の弟さんは何も言ってないんですか?

  17. パンケーキ より:

    あおいさんへ
    ヨコヤリ失礼します。
    「言った言わない」を何度も、は典型的です。
    その内に、摩訶不思議な内容の長い手紙らしき物を出してきますよ、きっと。私も理由は分からないけど、なぜかみんなそうなんです。
    無駄に難しい単語が散りばめられていて、書いた本人ですら意味が分かっているとは思えないような文体がビッシリと並んでいるんですよね…。
    手紙の本来の目的である”相手に何かを伝える”と意図よりも、むしろ、自分の知識を見せ付けたいようなそんな不気味さが漂っています。

  18. あおい より:

    せんちさん
    お返事ありがとうございます。
    職場でのトラブルも彼女が可哀想だと言っていたくらいなので、弟は全く気づいてないんだと思います。
    自分で気づかない限り、人から指摘されても納得できないでしょうから、今回のことも、契機となった客観的な事実とそれに対しての私の気持ちだけ伝えました。
    それだけでも、おかしいのは伝わったと思いますが、天然な人で常識が多少欠如してるくらいの認識で、自分がフォローしてあげれば大丈夫だと考えているようです。
    今までは、出張ばかりで週末しかいない弟のフォローをするような形で、私が関わってきましたが、これからは、それら全てを弟が自分でやらなければならなくなるので、気づくのも時間の問題なのではないかと思っています。
    考えてみれば、どこの職場も長続きせず、実妹とも揉めて疎遠になって、どんどん周りから人が離れていってるのには理由があったんですよね。
    パンケーキさん
    コメントありがとうございます。
    こちらの記事を読めば読むほど、彼女に当てはまるので、驚きました。
    そんな内容のものが手紙で届くって恐怖ですね。
    的外れな内容の慇懃無礼なメールなら、既に何度かもらったことはあります。
    感じの悪い人だなと思ってました。

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