自己愛性人格障害(199) 裏言葉 その5

人格障害者がよく使う手口として「裏言葉」というものがある。実際に口にしている事と、本当の意図する事が違う点。「ほのめかし」と言い換えてもいい。いったい何が言いたいんだよ、とイラつく言動である。

自己愛性人格障害(195) 裏言葉 その1
ここでは、相手のことを心配するような事を言いながら、実際は相手のことなんかどうでもよくて、それすらも自己アピールにつなげる手口を、人格障害者ウッキーで具体例を挙げた。

自己愛性人格障害(197) 裏言葉 その2
ここでは、独り言を装って発言することで、どちらに転んでも言い訳が出来るよう責任逃れの手口を紹介した。

自己愛性人格障害(197) 裏言葉 その3
ここでは、直接言わないで、他の人に言いつつ、わざと聞こえるように言うという、人格障害者らしい嫌らしい手口を紹介した。

そして、再度この記事を読んでもらいたい。
自己愛性人格障害(046) 自分より出来る社員を退職に追い込む

この記事の概要をざっと書くと、自分より仕事ができ、結果を出している西村雪美という社員がいた。社長(つまりワシ)も、良い人が来てくれたと認めている。人格障害者ウッキーはそれが気に入らず、舌打ち混じりで嫌ぁな顔をしている。そこで人格障害者ウッキーは、次々に西村さんの悪口を吹聴し始めた。虚偽の横領話までデッチ上げ、さらには代わりの人まで連れて来た。そして、あの手この手で辞めさせるよう仕向けたにもかかわらず、最後は「自分は反対したのに社長が辞めさせた」と事実を正反対にひっくり返す、これまた人格障害者っぷりが存分に発揮されている凄まじい例である。

実はこの話には続きがあって、人格障害者ウッキーは、自分が嘘をついている自覚があったのだろう。当たり前だ。本当は社長(つまりワシ)が西村さんの更迭に反対していたのを、自分が辞めるよう強く働きかけたのだから。ワシがいないところで、いろんな人に、「わたし、西村さんと関係悪くないしね」と吹聴していたのである。

つまり、人格障害者ウッキーが言いたいことは、西村さんを辞めさせたのは私じゃないわよ、とアピールしているのである。直接的に言うと、ワシの耳に入ると困る。なぜならそれは嘘だからだ。「辞めさせたのは自分じゃない」と言うと嘘になるから、その代わりに「わたし西村さんと関係悪くないしね」と、暗に自分じゃないとアピール、ほのめかしているのである。これも「裏言葉」であろう。

そもそも、普通に考えれば、このようなアピールをわざわざすること自体、人格障害者ウッキーが犯人だと言ってるようなものだ。それでも人格障害者は言い訳をし続けなければ気が済まないのだろう。

*****

人格障害者ウッキーって、本当に人格障害者のエッセンスが凝縮されているんだな~。人格障害者の特徴がことごとく一致していて、こうしてブログで紹介するのに適した人格障害者の逸材だなと思う。上記の例だって、嘘、言い訳、責任逃れ、裏言葉、しゃべりまくり、独り言などなど、まさに人格障害者の特徴がフルコースで詰まっている。

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10 thoughts on “自己愛性人格障害(199) 裏言葉 その5

  1. 転落 より:

    私が追求したデブは仕事とは関わりのない立場だったから比較的実害は少なかったですが、今現在同じ職場にいる同僚の自己愛は仕事で関わらざるを得ない分、性質が悪いですね。
    身バレのリスクもあるからあまり具体的に書けないし・・・。
    そいつも嘘、言い訳、責任逃れ、裏言葉、独り言はありますね。
    最近はヤツの能力が極めて低く無責任なのが周りに露呈しているのでだんだんと化けの皮が剥がれてきていますが、「業務でかかわりのない」新人や転籍者は「誠実そうな人格者」と騙されます。
    人格者どころか救いようの無いクズなんですが。
    ちなみに実家は宗教関連のそれなりの名家(笑)らしいですが、奥さんには逃げられたそうですが。
    人のことは言えませんが、あの貧相なネズミ顔と何も自分から決断せずにいざ何か起きたら被害者面する嫌らしい根性だから恋愛結婚ではなくお見合い婚だろうと思います。
    たぶん、愛想つかされて三行半突きつけられたんだろうなと、ゲスパー。
    毎日、飽きもせず机の上を整理して、しかめっ面で書類を眺めていますよ、業務は何も進んでいないけど(笑)。
    仕事の進捗を追求したら被害者ぶって相手を悪者扱い、ああ、嫌だ嫌だ。
    今はヤツとの業務上の関わりはごく薄いですが、数年前にヤツの上司をやっていたころは胃に穴が開きました(会社には黙っていましたが)。
    いい加減、我慢できなくなったので、こっちも辞める覚悟で毎日スレスレの攻撃をし続けて、更に私の評価が悪くなるのも承知の上で「ヤツはクズだ!」アピールを外部にし続けたら、見かねた私の上司がヤツを部下から外してくれました。
    その代わりただでさえ悪い私の評判が更に悪くなって、おまけに私の代わりにヤツの上司になった人がストレスで大変そうです・・・。
    結局も誰も救いが無い。

  2. nikawa より:

    >嘘、言い訳、責任逃れ、裏言葉、しゃべりまくり、独り言などなど
    すごくわかります。断片的にかかわってるだけだと気がつかないので、つい、その場限りの対応をしてしまいますが、こうして、体系的につかんでから接するよう心がけると、かなりこちらが受ける損害は減るかもしれません。
    次はこうくるな、こういってるってことは、こうするんだろうけど、後からこういう風に話を作るだろうなとか、予想できますもんね。
    うちのトメの場合ですが、会社に勤めていたときは、社長や社長の奥さんに気に入られていたようなことを言ってるんですが、今思えば、それが社長さんたちの作戦だったのかなと思います。
    ちょっと高級な食材をあげたりとかして、日々特別扱いにしてるようにして、実際は昇進させるとか、重要な仕事に就けるとかはしていなかった。そういう人たちに危害を加えないように、「あなたは特別なのよ」とどうでもいいところでちやほやして、気をそらしていたように思えます。

  3. ぽんず より:

    転落さん
    わかります。「誠実そうに見える」。うちもそうですよ。
    お客さんや他部署で仕事の関わりのない人には
    人当たりがよくて誠実そうに思われます。
    今日も迷子っぽい子に優しげに話しかけていましたが、
    全てが自己アピールだと思うと気持ち悪い。子供受けもいい。
    まあ、お客さんには自己アピールだとか無能とわからなくても
    害がないからいいですけどね。
    自己愛の姿が見えるだけで虫酸が走ります。
    私ももうワーッ!と自己愛に言いたいです。
    奴はお決まりの人事やら弁護士に訴えると言うでしょうが、
    自己愛の本性を知っている人事には相手にされないでしょう。
    言わないのは、無視を通しているのに口を聞いたら負けな気がして嫌なのです。
    いつも言いたい衝動に駆られては我慢しています。

  4. 転落 より:

    >>ぽんずさん
    >>奴はお決まりの人事やら弁護士に訴えると言うでしょうが
    まさにそれです。
    私はもう一人の自己愛とのやり取りで、絶対あからさまな詰問や罵倒はヤツの思う壺になると痛感していました。
    私とは別の人間がそれにはまって痛い目に会いましたので。
    その経験(笑)はヤツを排除するときにずいぶんと役立ちました。
    ヤツを追求するときに心がけたのは、業務を納期までに完了できるか、という問いに対し、必ず回答を文章で要求するということです。
    ヤツらは追求されると「言った覚えが無い」とかしらばっくれます。
    私のメールでの回答要求に対し、猫なで声で口頭で「できます」と言って来ますが、必ず可否の回答は「メール」で明文化して回答させました。更にCCには上司や他の同僚も含めてです。
    悪あがきでメールに返答せずに知らなかったふりをしようとしますが、それも「~月~日までに回答無ければ対応可能と判断します」と、強制的にヤツがYes/Noを明文化せざるを得ない状況へ常に追い込みました。
    業務が出来ればよし(そんなことはまったくありませんでしたが)、逆切れさせるもよし、出来なければ関係者をCCに入れてフルボッコです。
    また、ヤツはいつも私の目に付かないようにさりげなく帰ろうとしましたが、ヤツがPCを切り鞄の準備ができたところで、わざと私は「そういえば、納期~日までのあの業務ってどうなってましたっけ?」と切り出します。
    ヤツは小声で「あの、その」と言い、またPCの電源を入れて仕事をしているふりをします。
    私がフェイクでトイレ行くふりをして席を立つとこれを幸いとばかりに帰ろうとするので、物陰からすっと現れ「さっきの回答聞いてないんですけど!」と問いかけたらあからさまにビビッていましたよ(笑)。
    こういうことを繰り返したらヤツが上司に泣きついたようで私の部下から外されました。
    上司は当初私のことを「ちょっと心が狭いのでは?」と言いたげでしたが、直接ヤツの面倒を自分が見るハメになったところでようやくヤツの人間性がわかったようです。
    自分も含めてですが、人間は自分に不利益が及ばないことに対しては無責任に論評できるものです。
    上記のような地道な理解活動のおかげでだいぶんとヤツの影響を排除できました。
    ただ気を抜くとまたまたしゃしゃり出てきますのでキッチリ叩き潰したいところです。

  5. まり より:

    すっごいわかります。読んでるとまるで同一人物であるかのように
    重なります。やはり共通する病状なのでしょうね。

  6. せんち より:

    *** 転落さん
    被害は少なくないですよ。
    少なくともブログを作って一部始終を書きたくなる程度には。
    自分にも、そして周囲にも、経済的なものよりも心理的な被害が大きい。
    転落さんたちの楽しい旅仲間に混入した異物がなければ、
    もっと楽しかったのではないでしょうか。
    *** まりさん
    実は同一人物だったりして(笑)
    いや、そういうこと実際にありましたから。
    これとか(笑)
    http://blog.livedoor.jp/tenraku_nikki/archives/67334686.html

  7. まり より:

    お返事
    すごい偶然??世間て狭いというかネット社会の醍醐味ね!犯罪者もつかまりやすいかもしません。こちらは同一人物ではないです。関東ではありますけども。。
    あー彼らに刑事的に罪状がつけばと思います。でもそんな事をしたら、働く人が減ってしまいますね。増税もありえます。(#^.^#)

  8. みそ より:

    いつも拝見させていただいております。
    私は、勉強や努力をしてこなかったせいで、40過ぎても賢くない、人格も出来ていない独身の女です。
    読み辛いのですがよろしくお願いします。
    10年お付き合いしている相手が人格障害だった事によりあなた様のブログに行き着きました。
    考えさせられること、自分にも当てはまり、反省して改善しなくてはならないことに気付かされたり、爆笑させられたりと、心の支えにさせていただいております。
    僭越かと思うのですが、西村さんのエピソードで気になるところがありまして、どういった経緯があって退職に追い込まれたのかは存じませんが、ウッキーさんの汚い謀略だった事に気付いたその後には謝罪などはなされましたでしょうか。
    私事ではございますが、一生懸命努力した事を自己愛に潰された苦しみより、周囲の人に信じてもらえなかった、ろくなことしない悪党の言う事の方が真実だと判断された事の方が辛かったのです。
    だから西村さんが気にかかってしまいます。

  9. せんち より:

    一生懸命努力した事を自己愛に潰された苦しみより、
    周囲の人に信じてもらえなかった、
    ろくなことしない悪党の言う事の方が真実だと判断された事の方が辛かったのです。
    まさにその通りです。
    ワシも両方の立場を経験して胸が痛いです。
    実際の退職と謀略だと気付いた時とタイムラグがあり、
    謝罪の機会はありません。
    そして、これが人格障害につけ入れられる要因だと思うのですが、
    ワシは社長なので、謀略を通した事もワシの責任だと認識しています。

  10. 逃亡成功者 より:

    またもやお邪魔します☆
    妙に遠回しで回りくどいので、その場では気付かず後で分かる悪意ですよね><
    他愛ない会話中にいきなり「ふ~ん・・・そうなんだ?(軽蔑した目)」と言われ、その後無言だったので「何かしたかな・・・」と気をつかいつつ行動。
    半日後「別に何も怒ってないよw」とニヤニヤされました。こっちが顔色伺うの見てホクホクしてたようです。
    動揺や怯えが大好物なんですね。ほんと蛇みたい。不快すぎて吐き気がします★

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