自己愛性人格障害(017) 責任逃れの言い訳

自己愛性人格障害は責任感が決定的に欠如している。自分のすることは間違ってないので、責任を負わねばならないことはしていない、仮に責任をとるべき事があるとしたら、それは他の人だという思考しかない。

【自己愛性人格障害の責任逃れの例 その1】
人格障害者「ねえ優子ちゃん、ここにある消しゴム使っていいかしら?」
優子ちゃん「誰のかわかんないけど、いいんじゃない」
そこへやって来たのは敦子ちゃん。
「あれ、私の消しゴム知らない?」ここで普通の人だったら、
「あら敦子ちゃんのだったの?ごめん、ちょっと借りちゃった。ありがとうね」 と言って返せば済む話である。
ところが自己愛性人格障害者は、面白い返答をする。
「だって優子ちゃんが使っていいって言ったから」

【自己愛性人格障害の責任逃れの例 その2】
人格障害者「大島先輩、次の企画は小嶋さんを抜擢してはいかがでしょうか。」
大島先輩「これは君の企画なのだから、君が決めたのなら、それで許可しよう」
人格障害者「小嶋さんは私の右腕ですから、信用してください。」

ところが小嶋さん、この企画で大失敗をしてしまう。
大島先輩「小嶋くんは仕事になってないじゃないか。これは責任問題だよ」

ここで普通の人だったら、
「小嶋さんを推薦した私の責任です。私がフォローにまわります」 と、
後輩を庇い、責任を感じるはずである。

ところが自己愛性人格障害者は、面白い返答をする。
「小嶋さんに任せるのを許可したのは大島先輩じゃないですか」

*****

とにかく誰々さんが言ったから~というのが、人格障害者がよく使う責任逃れの言い訳である。いろいろバリエーションがあるし、この手のエピソードには一冊の本が出来るくらい、無理に捻出した苦しい責任逃れの言い訳が数多くあるのだが、少しづつ小出しに紹介していこう。

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One thought on “自己愛性人格障害(017) 責任逃れの言い訳

  1. 松浦 より:

    うちの自己愛性人格障害と思わしき旦那も「お前が結婚を決めたんやろ」とよく言います。
    でも離婚も私が決めたからすると言うと「子供や親戚がいるから離婚なんてそう簡単にはできん」と言います。

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