自己愛性人格障害(162) ウソだって自分でわかってんじゃん

どうも、世の中、人格障害者だらけに思えてくる。特に理不尽な犯罪を見聞すると、昔は単なるキチガイかと思っていたが、ここ数年、人格障害者ウッキーが人格障害者だったと気付いてからは、なるほどー、だからかー、と納得できるようになった。「誰でもよかった」「人が死ぬところを見てみたかった」「自分を認めない世間に復讐したかった」。常人には理解出来ないこんな理由で犯罪が行なわれると被害者は浮かばれない。これならまだ、借金苦で銀行強盗!の方が理解できる。いつから、こんな事件が目につくようになったのだろう。

さて、最近の事件といえば、ベビーシッターに2歳児が殺害された事件である。犯人がどういう人間かは知らないが、トラブルが多い人物だったらしく、被害幼児の母親とは事件以前にもトラブルとなっている。そしてトラブルがあったにも関わらず同じ人物に幼児を預けたのは、なんと犯人が偽名を使って接触してきたため、同一人物だと気付かなかったからだというではないか。偽名を使うのは、やはり何かやましい事があるからだろう。偽名を使う時点で普通ではないことは確かだ。

それで、不謹慎にも笑ってしまったのが、この犯人、ホームページの宣伝文句では『保育士「として」7年間の経験があります』と謳っているが、実は保育士の資格を持っていなかったのである。資格ないのに「保育士です」逮捕時に物袋容疑者 「保育士をしていました」ではなく「保育士として働いていました」という微妙な表記である。なぜこういう書き方なのかというと、自分がその資格を持っていない自覚があるからだろう。保育士です、と書くとウソだけど、保育士「として」だからウソではありませんよ、と本人は言いたいのだろう。要するに「消防署の方からきました」と言っているのである。

いやらしいな。読み手には保育士であると勘違いさせる意識がミエミエで、かつ、ウソを指摘された時の言い訳も用意しているのがいやらしい。う~む、どうも既視感があるな。ああ、これだわ。自己愛性人格障害(055) そりゃ自称じゃなくて詐称だな 人格障害者ウッキーも、よく『看護師「として」働いてました』と言ってたな~。新聞の見出しは『資格ないのに「看護師です」人格障害者ウッキー』になるのかな。

人格障害者ウッキー、普段は「看護師やってたのよ~」と言うのだが、たまに『看護師「として」働いてた』というのを交えて、同じ話を繰り返し何度もアピールするのである。看護師の資格を持っていないのは自分が一番よく知っている。「看護師だ」と言うとウソになるという自覚はあるのだろう。だからこそ、たまに「として」をくっつけて、ウソを指摘された時の言い訳を作っているのだろう。

ただ、この犯人のベビーシッターは、人格障害者のレベル的には、まだまだ人格障害者ウッキーにはかなわない。なにせ、人格障害者ウッキーは、看護師の資格を持っていないにも関わらず、自慢アピールする場所と人によって、バレないと思ったら「大きい病院の看護婦長」にまで妄想が膨らんでいるのだから。このウソを聞かされていた人に、ワシが「ウッキーって看護師の資格持ってないよ」と言うと「え~っ!そうなの~!?」と驚いていたが、リアルで人格障害者ウッキーを知っている人は「イタイわ~」と笑っていた。

人格障害者ウッキーは、大きい病院の看護婦長、友人がいっぱいいて、同僚後輩皆に慕われていたと自称している。しかし実際は、町の個人クリニックで本当の看護師の下で働いていただけで、同僚からは嫌われてイジメられていた。人格障害者って、自分がそうありたいと思う人、物事を、まるで自分がそうであるかのように装うウソをつく。この犯人は保育士になりたかったのだろう。人格障害者ウッキーは看護師になりたかったのだろう。そして、二人とも「同じ種類」の人間なのだろう。

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8 thoughts on “自己愛性人格障害(162) ウソだって自分でわかってんじゃん

  1. より:

    しつこく持ち出して申し訳ありませんが、要は佐村河内と一緒(笑)
    何処となく嘘をついてる自覚はあれど、自己催眠を掛けてしまい、誇大妄想を「現実の自分」の錯覚してしまっているんですね。現実である「資格がない自分」を認識したくないが故の自己暗示なのですが…
    結果として問題が起きた時に、つじつまが合わない見苦しい言い訳して逃げなければならない状況に追いやられる訳です(笑)
    これぞまさに「自己愛性」パーソナリティ障害!
    だから物袋にしても佐村河内にしても、「悪い事してやりてーぜ!」「多くの人を騙くらかして困らせてーよ!」って言うのではなく、何が何でも「頭の中の理想の自分でいたい!」という欲求から、嘘をつかざるを得ない様になっちゃったんですよ。ばれた時に大恥かいて、めちゃくちゃな言い訳したくなる様な嘘をね(笑)
    う〜ん…絵に描いた様な自己愛だ…困ったもんだな。

  2. こゆきりん より:

    以前の職場の自己愛おばさんは、「私は以前スチュワーデスだったのよ」と言ってましたが英語はおろか日本語もおぼつかないくらい馬鹿で、ルー大柴のような話し方でした。
    「●●のディテール」というのを話に挟んでいかにもインテリぶってましたがちょっと複雑な仕事になるとさっぱりできなかったり、お付き合いしている同僚がやはり底辺臭のする云わば元ヤンの雰囲気の人ばかりでとてもそのような仕事をしてたハイレベルな人には見えなかったです。
    どこの航空会社とかどのくらい働いたとか一切聞いたこともなく、好きな航空会社はノースウエストとか言ってましたが好きな航空会社くらい誰でも言えると思います。
    とにかく知性なし、常識なし、嘘つきと人間の嫌なところすべて持ってるようなおばさんでした。
    読んでくれてありがとうございます!

  3. ぽんず より:

    私のいとこは女医なのですが、
    身分証明の必要がない限り医師とは言わないみたいです。
    何故なら面倒くさいから(笑)
    看護師も病気の相談などをされるので
    あまり自分の職業を言わないと聞いたことがあります。
    (合コンでは別でしょうが)
    なので、本物の、大病院の婦長にまでなる人が
    自慢気に話すとは思えません。
    「私ってほら、人がいいから」みたいに自分をよく言ったり
    同情を買うようなことを言う人は、信用ならないですね。
    ところで、ベビーシッターの事件、
    母親は偽名を使われ、わからなかったと言いますが、
    預ける際に顔を見るはずですよね。
    インタビューでの涙声も演技っぽく感じ、
    何かしっくりこないのです。

  4. まきこ43 より:

    初めまして。去年の暮れからの読者です。全記事読ませていただきました。
    夫の妹が自己愛です。もう20年の付き合いになりますが、
    現在は天に向かって吐いた唾が己にかかったようで、精神が瀕死です。
    初め、彼女の言動は胃液を吐くほど気持ち悪い嘘と言い訳と自己憐憫で、こちらが病みそうでしたが
    ここ最近のテレビで知るニュースのあれもこれも
    彼女とダブって笑えるくらいになりました。
    芸大を出た→女子短大のデザイン科卒
    某大手建設でOLだった→その孫受け会社の臨時事務員
    横浜に住んでいた→青森県の横浜町
    東京に住んでいる→「川口でしょ?埼玉よね?」と言われ
             「ほとんど東京なのあそこは!」
    笑ってやってください(笑) 
    それらが少しずつバレていき「私は今寝たきりなの。精神的に参っているの」
    と親戚中にしつこくメールと電話を繰り返し、結果総スカン。
    哀れです。

  5. せんち より:

    ボクの母校である新潟大学は総合大学で、
    ボクは経済学部ですが、医学部や歯学部もあれば、
    看護師のための医療短期学部も併設されていました。
    医学部の後輩の女の子が、自己紹介でわざと、
    「医療短期学部でーす」と言っていた。
    「そっちの方がモテるから」だと(笑)
    >横浜に住んでいた→青森県の横浜町
    なんだいこれは。ネタではないですか。
    (栃木県の)銀座で飲んできた~みたいな(笑)

  6. より:

    俺もキャバクラとか言った時に、年齢若干鯖読んだりしますよ…若く見られたいんで(笑)
    そう言うのは誰しも多少あるんですよ。けどもし仮に何らかの理由でそれがバレた場合、俺は言い訳はしませんよ。「ごめん鯖読んじった〜(笑)」って感じで認めますよ。もちろんそれによって問題が大きくなるならば、ちゃんとふざけないで謝りますし。
    自己愛の場合は、自分の大見栄をはる為の嘘のせいで大事になろうが、人を傷つけようが、それでも尚、なりふりかまず自分の大見栄に固執したり、めちゃくちゃな言い訳しますからね…
    要はそこが一般人の見栄張りとの違い…

  7. 明日夢 より:

    人格障害者の犯罪が続いてますね。
    なにを信じていいやら、わからなくなりそうです。
    話の流れを変えてしまうんですが、
    知っている方もいらっしゃると思いますが、死刑判決が出た木嶋佳苗被告、拘置所からブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」を開設していたんですね。私は最近知りましたが。
    人格障害者、サイコパスの死刑囚のリアルタイムの日記。
    こんな事したのは、彼女が初めてなんじゃないかな。
    ホリエモンは、本にして出してたけど。。
    亡くなられた被害者への想いや反省や謝罪の言葉はなく、男大好き、食べ物大好き、自分大好きな木嶋被告のサイコパスぶりがよくわかりますよ。
    興味深く読んでいますが、
    こんな奴に税金使って馬鹿らしいと腹が立ち、早く刑が執行されて欲しいとも思います。
    彼女は、こうして注目されて、また快楽を感じているんでしょう。その手助けみたいになって、嫌ですが、
    人格障害者を知るには面白いので、ついつい読んでしまいます。

  8. ぽんず より:

    明日夢さんの書かれているように、最近は人格障害者としか考えられない事件が頻発していますよね。
    今週は、元上司の自宅で元上司と妻を刺し、家に放火というのがありました。
    解雇の恨みから殺人と放火。
    犯行後、奪ったキャッシュカードでお金を引き出そうとする。
    スーパー銭湯にいるところを逮捕される。
    お金を引き出そうとしたり、強盗放火殺人という最悪な罪を犯しておきながら
    のうのうとスーパー銭湯にいる。
    このあたり、冷静というか、感情がないというか、人格障害だと感じました。
    ただ、犯罪に至るあたり、知的レベルの低い人格障害でしょうか。
    こちらに出てくる人格障害者たちはもっと狡猾ですよね。
    今日出社したら、上司のレターボックスに自己愛からの手紙が入っていたと報告されました。
    シフトが気にいらないらしく、「有り得ないシフトを組まれた。
    あんなシフトを作るなんて人間としておかしい。」と書かれていました。
    ”人間として”は最初、”社会人として”と書いてあり、線で消して書き直していました。
    上司がシフトを見ても何ら問題なしだし、こういう面倒があるから私的感情は抜きにして作っているのに
    向こうは「いじめ」だと捉えて騒いでいるようです。
    そもそも「気にいらない理由」も書かず、私を侮辱。
    自分が同じことを書かれたら「侮辱された!」と大騒ぎのくせに、自分は人を侮辱して許されるらしい。
    そのあたり、ツッコミたいところなのですが、
    上司が私に手紙を見せた事実は上司の立場がマズイので
    言うに言えず少々悔しいです。
    うちの自己愛も精神年齢だけでなく知的レベルも低く、
    特に最近は鬱気味なのか被害妄想が酷いので、私も刺されかねないかも、とちょっと怖いです。

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