自己愛性人格障害(007)「良心をもたない人たち」

この本は、現在絶版だが、その筋では有名な著書らしい。ワシも読んでみた。副題は「25人に1人という恐怖」とある。これがどういう統計かは別として、ある一定の割合、少なくともワシがぶつかるくらいには、世の中に普通の顔をして存在することは確かだ。書名で検索してみると、この本にショックを受けた人、そして、そうだったのかと納得する人(これがワシ)、様々な反応がヒットするので、やはり一定の割合で世間に存在することは確実である。

いじめを苦にして少年が自殺した大津の事件。加害少年の母親は、その否を認めず、むしろ相手が悪いというビラを校門前で撒いた。加害少年の一人は、転校先でもいじめを繰り返しているとのこと。そこに一片の良心も感じられない。くどいようだが、これを自己愛性人格障害だからと擁護する気になれない。自殺まで追い込んでおきながら、いじめてないと否認するんですよ。暴力ではなくプロレスごっこだと主張してるんですよ。この責任逃れの詭弁、信じられますか?

絶対に自分の否を認めない。自殺に追い込んでも良心の呵責を感じない。相手が悪いと責任転嫁する。こういう奴こそ死ねばいいのにと思う。

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